見なくてもいいもの、聞かなくてもいいもの

エジプト考古学者 吉村作治氏
エジプト考古学者、吉村作治氏(81歳)といえば、
私は世界不思議発見(今は日立 世界不思議発見)というテレビで昔よくお見掛けしていました。
エジプトの特集などには必ず登場していました。
あれから40年近く立つようです。
吉村作治氏が先月TBS「クレイジージャーニー」に出演しネットのトレンド入りしています。
この日の放送は神回といわれるくらい反響があったようです。
何がって、吉村作治氏の生き様にです。

ピラミッドに興味を持って70年以上
ピラミッドに興味をもって70年以上、いまだに情熱を持ち続けているって凄くないですか!
エジプトに1000回以上も来ているそうです。
情熱をこんなにも傾けられるものがあるのは幸せなことですね。
素晴らしいとしか言いようがないです。
しかも、10年前に発掘作業中に左膝を複雑骨折し、ここ数年は自由な歩行が困難。
「足がすごく痛い」と言いながらも発掘作業の「隊長」として
立ち会うために懸命にリハビリをしている姿は感動を誘います。

まっすぐに見続けられるものがある
どうすればこんな風に生きられるのでしょうか。
確かに悠久の時を経ても尚、壮大に聳え立つピラミッド(紀元前2530年前建造)ですもの。魅了される気持ち分かります。
でもそれは本当に好きなものに出会えているからですよね。
けれども、、、もしかしたら、私たちもみな、好きなものに出会えているのかもしれない。。。
とふと思いました。
クフ王の墓を探し求めて、未だにあくなき探求心を持ち続けている吉村先生の真摯な姿をみていると、急にそう思えました。
なぜって、何十年も見つけられないものを追い求めるのには
私たちには計り知れない犠牲にしてきたものがいっぱいいっぱいあると思います。
ダメになったアイデアや一見無駄に見えるようななこともきっと山のようにあるはず。
それでもまっすぐに見続けるものがある。
逆にいうとそれ以外のことを見る時間はないのですよね。

そぎ落とす覚悟があれば
そこが肝心!だと思うのです。
私たちは見なくてもいいもの、聞かなくてもいいものをやたら
抱えすぎているのかもしれません。
吉村先生はピラミッドだけを見続けていた。
ピラミッドだけ探し続けている。
もちろん生活のこと、体のこと、ピラミッドに関係しないことも
やらなければいけませんが、
最低限のことだけやって、残りはピラミッドに集中しているのではないかと思います。
それだけそぎ落とすものをきちんとそぎ落とせているということですよね。
もし、私たちが吉村先生のように、大好きなものをずっと追い続けるような幸せを味わいたいなら、
何かをたくさん捨てなければならないのだと思います。
現実問題、捨てられないから、吉村先生のように生きられない人が私を含めて多いですよね。
そぎ落としていくって大変だなあと思います。
そぎ落とすには覚悟が必要です。
でも吉村先生を見ていると、夢中になれるものを探し、探求していくことが案外できるのかもしれない!
なんてことも考えたりしてしまうこのころです。
吉村先生から希望のエネルギーを頂いたのかもしれません。
時代のエネルギーがそうなってきているのもあります。
あきらめなければ。。
宝はすぐそばにある。
宝は考えを、気持ちを変えると急に現れるのかもしれない。
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