自分らしくいるということ

ジャニー北川氏をドキュメンタリーとして取り上げた番組の話を
友人としていました。

わたしは見ていなかったのですが、その番組の中で、フォーリーブスの
江木敏夫さんが出てきて、性加害は本当に良くないことですが、
ジャニー北川さんがいて今の自分がいるということを話していたそうです。

友人は、性加害は本当にあってはならないことですし、
被害者の方のことを思うと、胸が痛くなりますと言っていました。

わたしも同感です。

でもジャニー北川だけが悪いかと言うと、ジャニーズを押し上げてきた人たち、
はたまたグッズを買う人たち、みんなにも罪はないのでしょうか。。

ということを友人は言っていました。

功罪、功績と罪のことを言っていました。

功は経済効果やジャニーズの存在に救われた人たち、
罪は性加害でたくさんの人を苦しめている事。

確かにとわたしも思いました。

罪を容認するわけではけしてありません。
性加害の罪は罪、謝罪しても謝罪しきれない課題を残しています。

ただ、わたしはこの話を聞いて、ペット業界のことと似ていると思ったのです。

売らんかな商売で、どれだけの犬猫が犠牲になったかわかりません。

無理くり、どんどん妊娠させられ、出産時の手術等の処置もいい加減な
まま、次から次へと出産させられ、ボロボロになって死んでいったワンちゃん達。

犬収容センターでは、死を待つ犬たちのなんと多いことか。

ペットを販売しているホームセンターでもデパートでも、売れ残ったらどうなるのでしょうか。

なんとか購入してもらっても、いい加減な飼い主も多いです。

犬猫は物のように扱われています。

この功罪は、功は経済効果、癒しで救われる人たちでしょうか。
罪は動物を簡単に殺すことです。

これも私腹をこやすペット業界が悪いに決まっていますが、
販売している人たち、見に行く人たちにも罪があります。

「ペットショップに見に行かない」というのを
投げかける運動があちこちで起きていますね。

見に行くから、もっともっと販売され、残った子たちは処分されるのです。

自分は犯罪に加担していないと思っていると思いますが、
社会がもうこの仕組みなので、知らず知らずに加担しています。

でも気づいたときから変えればよいと思います。

ペット販売所に簡単に見に行かないようにして

欲しいなら、犬収容センターや保護犬猫団体から引き取ってあげてください。
もちろんきちんと散歩もご飯もあげる責任は全うしてくださいね。

このように考えると、みな、知らず知らずのうちに犯罪にも加担しているのです。

ジャニー北川が一番悪いし、いけないが、ジャニー北川だけではないということです。

ペット業界が悪いが、それを欲してしまう人たちも、何かしら罪に加担してしまっているのです。

これは社会と言うか、世界の仕組みがそうなっているからです。

だから反対運動を起こすのはokですし、文句を言うのもokですが
この社会のことを、この世界のことをよく知っておいたほうがいいとも思います。

そして。。。

気づいたのですが、このような仕組みの縮図はあちこちで繰り広げられています。

友人も言っていましたが、程度の差はあれ、

ジャニー北川やメリー氏のような人がいて、

その人に対してどう抗おうか、それとも迎合、融合しようか、
会社単位や部署単位でかんかんがくがく、やっているというのです。

そんな話をしていたら、私も見えてきました。

あーーー！
これって、台本じゃん・・・と。

あちこちでいろいろな、でも似たようなお芝居が繰り広げられていて、
悪役、正義の役、逃げる役、いろいろな役どころをしっかり演じているんだ。

そんなグループがいっぱいあるんだ。

と俯瞰して、やっている姿まで見えてきたのです。

そう思うと

やっぱり。。。

わたし達は、この世界でいろいろなことを学ばされている。

いろいろなことを経験させられているんだ。。。

それしかないことに気づきます。

良い悪いもいろいろな角度からみたら、別のこともたくさん見えてきますね。

魂は広がりたいから、経験はたくさんするけれど、
そのどんな時も

自分らしくいることが大事です。
自分らしくいることしかないです。

自分らしくいるということは、

わたしは、自分が大切だと思うものを
大切にしていくことではないかなと思います。

自分らしくいないと、自分を見失います。

自分らしくいると、自分の本当のやりたいことが見えてくるはずと
思って、１日１日大切にベストを尽くしていきましょう。

自分らしくいると幸せになれますね。

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