進化の立役者、植物のオーラは大きい

地球の健康と愛

植物に感情はないの?

オーラという言葉をきくと思いますが、植物はオーラが大きいです。

人間よりもずっと。

それは植物には感情がないからだと言う人もいますが。。

ですが、2023年3月にテルアビブ大学での研究で植物の叫びが録音されました。

トマトの苗は茎を切られたり、水の供給を断たれたりと言った刺激に
ある特定の周波数を発していることがわかったというのです。

トマトの出していた音は、人間の耳には聞こえない50Hz~60Hzの超音波だそうです。

感情なのかわかりませんが、何かしらの反応があるのは間違いないと思います。

でももっと次元の高いような反応。
勝手にそんな風に思ったりしています。

植物は鋭敏かつ感度の良い「陸の王者」

そもそも植物は、人間よりもずっと古くて、地球上で大きな比率を占めています。
重さでみると、陸上の生物の総重量は470ギガトン。

そのうち、人間・すべての動物・微生物の重さを合わせても、たった4.5%に過ぎないそうです。

残るはすべて植物。圧倒的なボリュームを誇っています。

NHKスペシャルでやっていましたが、植物はまさに「陸の王者」です。

番組の中で、植物生理学者である埼玉大学の豊田正嗣氏は、
「植物は動物と変わらないぐらい、すごく鋭敏かつ、感度よくさまざまなことを
感じているということが明らかになってきました」と伝えています。

植物の凄い機能、システム、コミュニケーション

植物は人間が優しく触っていても何かいるなと感じると、それは危険だと感じ、
人間がいなくなる(触らなくなる)まで成長を止めたりします。

虫に葉っぱをかじられたりしたら、すぐさま全身に伝えます。

そのシステムは、植物は虫に食べられると、傷ついた細胞から
「グルタミン酸」という物質を放出します。

これを葉の細胞が受け取ることで、信号を伝える「カルシウムイオン」が発生。
その信号が、細胞から細胞へ伝わっていきます。
そして信号を受け取った葉で、なんと毒物質が作られるそうです。

更には虫にかじられると、かじられていない他の葉っぱにも伝えます。
するとかじられていない葉っぱも毒物をつくり出して防御します。

また植物は虫にかじられると、その虫を好む虫や鳥を呼びます。
そして虫や鳥が葉っぱをかじっているものを食べてくれるというから驚きです!

雨にも植物は、その一粒一粒の圧力を鋭敏に感じるそうです。
雨粒の中のカビや細菌などの病原体が含まれる場合があるので、
感染から身を守るため、いち早く抗菌物質を作り出す準備を始めるというから
びっくりです。

すごい機能です。素晴らしいシステムです。
凄いコミュニケーションツールを持っています。
なんとも賢いです。

それはそうですよね。
私達よりもずっと古くからいて、進化してきたわけですから。

植物、花があったからこそ、生命力あふれる地球になった

ただ植物も最初からこうではなかったらしく、4億5000万年前、
水辺から上陸を果たした植物の祖先が、ある革命を起こしたからだと言います。

革命前までは、陸に乗り出した植物は、陸上を覆い尽くしましたが、
それでも今の10分の1の種数だったそうです。

それが発的に増えるのは、白亜紀の中頃、
なんと「花」が誕生した時からだと言います。

花が凄いのはメッセージ物質を飛ばすことができたからだそうです。

「私はここにいるよ。花粉を運んで!」と虫を呼び寄せることができるように
なったことで、虫に花粉を運んでもらえ、爆発的に植物が増えていったそうです。

植物は、それまで一方的に動物に食べられる、
特に虫に食べられるということを、上陸以来、3億5000万年続けてきました。

それが花ができたことで、害を及ぼす虫を逆に利用するという大転換があったわけです。

緑多い地球の何とも素敵なロマンです。

その後、花や草木に集まる虫を食べる哺乳類が多様化したそうです。
花からできる栄養豊富な果実は、私たちの祖先、霊長類の進化も加速させました。

花が発するメッセージがなければ、鮮やかで命豊かな今の地球は、
存在しなかったかもしれませんとNHKスペシャルは言っています。

それを今、私達人間が緑を壊していく。何とも罰当たりです。

植物は物を言いませんが、これほど古く、これほど大きな存在だから
オーラが大きいのでしょうね。

でもきっと感情みたいなものはあるのだと思います。

それは人間のような欲にまみれた感情ではなく、もっと静かな深い愛のような
ものを持っているのではないかと思うのです。

危険を感じても、別の葉っぱにも危険を知らせるコミュニケーション、
危険を感じたら、自らの成長を止めるシステム。

敵だった虫をも繫栄のために仲良くしていく能力。

何かもっと次元の高いものを持っているように感じられてしまいます。

花は優しい。見る人を慰めて何も見返りを求めないと言ったのは、美輪明宏さん。

確かに見返りなど求めず、ただひたすらまっすぐに生きて、この地球で生命を
溢れさせているその姿勢に、パワーに私は感動します。

「念ずれば花開く」と言ったのは、瀬戸内寂聴さん。

花はいつもいいイメージ。
花は人の心を慰めてくれる。
植物や花はエネルギーをくれる。

植物や花はこの地球を生命力あふれさせてくれる存在。

ただただ畏敬の念を抱いて、私達人間はもっと謙虚に
植物も動物も畏敬の念で愛し、人間同士もいたわり合いながら、
地球を愛していくべき存在になりたいですね。

私のお伝えする、ヒーリングや健康情報を詳しくお知りになりたい方はこちらまでお問合せお願いします。

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