感情のコントロールに大事なのは気づきと「間」

わたし渡邉登代美は25年前に4度の手術後、半分寝たきりになった時に栄養不足と毒の溜まりすぎが病気の原因だったことを知りました。
その後元気になり、健康アドバイザーとして24年、たくさんの人に関わっていく中で、健康に良いツールのサプリメント、抜けない水素水、波動療法、
運動療法、心理学療法、ヒーリングに出会いながら、時にはアメリカまで行って勉強しました。
そして健康は一つの角度からだけでなく、様々な角度からのアプローチが必要と気づきました。
真の健康は心の健康、体の健康、魂の健康が揃ってこそだと思い、その大切さ、そのことを伝えるべくブログを書いています。
ですのでわたしのブログは心の健康、体の健康、魂の健康をテーマに書いています。
感情とは何か
私たちは、毎日さまざまな感情と共に生きています。
嬉しい、悲しい、腹が立つ、不安にさいなまれる、
感情は目に見えませんが、確実に日々の行動や思考に影響を与えています。
50代60代ともなると、子育てや親の介護、仕事の責任、そしてこれからの人生
についての不安など、若い頃にはなかった重みを持った感情が押し寄せてくるものです。
いったい感情とは何でしょうか?
それは私たちの内側から湧き上がってくる「反応」なんです。
外側の出来事や人の言葉、状況に対して、自分の心がどう感じたか。
それが感情というものです。
しかし、その正体をしっかり理解している方は案外少ないのではないでしょうか。
感情は悪者ではありません。
むしろ、感情があるからこそ、私たちは人間として豊かに生きていけるのです。

わたし達は感情に支配されている
「感情的になってはいけない」と言われることがありますが、
実際には多くの人が感情に振り回されて生きています。
怒りにまかせて言わなくてもいいことを言ってしまったり、
寂しさを埋めるために過食してしまったり、
あるいは不安で眠れなかったり。
感情は私たちの行動に大きな影響を及ぼし、人生の質を左右すると言っても
過言ではありません。
50代60代はこれまでの経験が積み重なっている反面、
心の柔軟さが失われがちでもあります。
「私はこういう性格だから」
「今さら変われないわよ」
そんな思い込みに、自分自身の可能性を閉ざしてしまっていないでしょうか。
実は、感情のコントロールは年齢に関係なく、
誰でも身につけることができる技術なのです。

感情のコントロールのしかた
では、どうすれば感情をコントロールできるのでしょうか。
それは「感情を否定すること」ではなく、「感情を理解し、受け止めること」から始まります。
それにはまず、自分がどんな感情を感じているのかに気づくことが大事ですね。
たとえば、「今、私は怒っている」とはっきり自覚するだけで、感情の暴走を食い止める一歩になります。
つぎに、「その怒りはどこから来たのか?」と問いかけてみるのです。
もしかすると、相手の言葉ではなく、自分の中にある過去の傷が反応しているだけかもしれません。
感情をコントロールするとは、感情を抑えつけることではなく、感情と対話し、
上手に付き合っていくことなのです。
このプロセスを繰り返すことで、感情に振り回されることなく、
自分の人生を自分の手で舵取りできるようになっていきます。
その際に、瞑想や深呼吸も、感情を整える助けになります。
大事なのは、感情に気づく「間」を作ることが必要ですね。
この「間」を大切にすることが、より穏やかな人生をつくる鍵になります。

能面に見る感情の深さ
ところで能面をご覧になったことはありますか?
無表情に見えるあの顔。
ところが、光の加減や角度によって、喜怒哀楽が浮かび上がってくるのです。
実は、能面にはたくさんの感情がこめられています。
見る人の心によって、表情が変わって見えるのです。
つまり、「感情は表に出すだけがすべてではない」ということ。
心の中には、もっと複雑で繊細な感情が重なり合って存在しているのです。
私たち人間も同じです。
50代60代はとくに、感情の奥行きが深くなる年代。
若い頃には気づかなかった「自分の内側」に向き合う時期でもあります。
だからこそ、表に出る感情だけにとらわれず、自分の内なる声に耳をすませる
時間を持つことが大切なのです。
感情のコントロールとは、人生をより深く味わうための知恵であり、技術です。
能面のように、静かであっても豊かに感情を抱く。
その姿勢こそ、成熟した大人のたしなみと言えるのではないでしょうか。
50代からの感情のコントロールは、心のメンテナンスとも言えます。
これからの人生をより豊かに、よりしなやかに生きるために、自分の感情を知り、
整える術を身につけていきましょう。
整える技術を身に着けていくということは、
自分を深く見つめ直す絶好のチャンスともいえます。
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