大腸の砂漠化とは?──夏の便秘・腸の乾燥を防ぐ食物繊維と改善法

わたし渡邉登代美は25年前に4度の手術後、半分寝たきりになった時に栄養不足と毒の溜まりすぎが病気の原因だったことを知りました。
その後元気になり、健康アドバイザーとして24年、たくさんの人に関わっていく中で、健康に良いツールのサプリメント、抜けない水素水、波動療法、
運動療法、心理学療法、ヒーリングに出会いながら、時にはアメリカまで行って勉強しました。
そして健康は一つの角度からだけでなく、様々な角度からのアプローチが必要と気づきました。
真の健康は心の健康、体の健康、魂の健康が揃ってこそだと思い、その大切さ、そのことを伝えるべくブログを書いています。
ですのでわたしのブログは心の健康、体の健康、魂の健康をテーマに書いています。
大腸の砂漠化とは?夏に増える腸の乾燥
「お腹の中が“カラカラの砂漠”になっていませんか?
──水分不足が進む夏、大腸は静かにSOSを出しています。」
「大腸の砂漠化とは、汗や冷房で体内の水分が奪われる夏に、
腸の乾燥が進み、便秘や下痢といった夏の便秘の症状を引き起こす新しい健康リスクを指します。」
私たちの体は60%以上が水分でできていますが、
その水分は常に一定ではなく、季節や生活習慣によって大きく変動します。
特に夏は大量の汗をかき、さらに冷房による乾燥で体内の水分が奪われやすくなります。
実は、飲んだ水のほとんどは小腸で吸収されてしまい、大腸に届くのはわずか2%程度。
この限られた水分が減ってしまうと、大腸の中は「砂漠」のように乾ききってしまうのです。
そうなると、便の水分が失われて硬くなり、スムーズに排出できなくなります。
結果として、便秘やお腹の張りといった不快症状が現れるのです。
実際に、夏場にお腹の不調を訴える人は約6割(59%)にものぼり、
便秘39.8%、下痢33.7%、お腹の張り31%と、多くの人が腸の不調に悩まされています。
この「大腸の砂漠化」が厄介なのは、病院で検査をしても「異常なし」とされるケースが多い点です。
体の外からは見えないものの、腸の内側では確実に乾燥が進み、腸内環境のバランスを崩しています。
つまり、腸の砂漠化は“気づきにくい健康リスク”であり、知らないうちに進行してしまうのです。
これからの章では、なぜ夏に便秘や腸の乾燥が増えるのか、
そして放置したときにどのようなリスクがあるのかを掘り下げていきましょう。

夏の便秘の原因は水分不足と食物繊維不足
「冷たい飲み物で潤った気になっていませんか?
──実は、大腸にはほんのわずかな水しか届いていないのです。」
「夏の便秘の最大の原因は、汗による水分不足と、食欲低下による食物繊維不足です。
この二つが重なることで腸の乾燥が進み、便の停滞や不快な症状を引き起こします。」
夏になると「たくさん水を飲んでいるから大丈夫」と思いがちですが、
実はその多くは小腸で吸収されてしまい、大腸に届く水分はわずか2%ほど。
さらに、発汗で体内の水分は失われ、結果的に大腸はますます乾いた状態に追い込まれます。
こうした「見えない水分不足」が、夏の便秘を増やす大きな要因です。
もう一つの見逃せない要因は、食物繊維不足です。
暑さで食欲が落ち、麺類や冷たい飲み物ばかりに偏ると、
自然と野菜や海藻、豆類などに含まれる食物繊維が不足します。
食物繊維は便に水分を含ませ、
大腸での排出をスムーズにする“潤滑剤”のような役割を果たしています。
そのため、繊維不足が続くと、便が固くなりやすく、腸の砂漠化が加速してしまうのです。
さらに、冷房や冷たい飲み物で体を冷やし過ぎると、
腸の動きを支える自律神経の働きが低下し、蠕動運動が弱まります。
これも便秘や下痢を繰り返す腸の不調を招く一因となります。
実際に「夕方になるとお腹が張ってつらい」
「胃腸検査では異常なしと言われたけれど、便秘や下痢が治らない」と訴える人は少なくありません。
その背景には、こうした水分不足と食物繊維不足の二重苦があるのです。
つまり、夏の便秘対策の第一歩は、ただ水を飲むだけでは不十分。
大腸まで水分を届け、食物繊維で保持させることが欠かせません。
次の章では、この大腸の砂漠化が進むことで起きる深刻なリスクについて見ていきましょう。


便秘が高齢女性に多い理由と腸内環境の悪化
「かつて“若い女性の悩み”と言われた便秘。
いま増えているのは高齢女性──その背景には腸の老化と砂漠化が隠れています。」
「いまや便秘は高齢女性に多い健康問題となり、腸内環境の悪化や大腸の砂漠化によって、
免疫力の低下や全身の不調へとつながっています。」
便秘というと、かつては「若い女性に多い悩み」とされてきました。
しかし近年の調査では、
高齢女性の便秘患者が増加していることが明らかになっています。
実際、国内の便秘患者は439万人にのぼり、そのうち高齢者は287万人、
女性は277万人と報告されています。
つまり「便秘=若い女性の悩み」という図式はすでに過去のものなのです。
なぜ高齢女性に便秘が多いのでしょうか。
その理由の一つは、加齢に伴う腸の蠕動運動の低下です。
腸の筋肉は年齢とともに衰えやすく、便を送り出す力が弱まります。
また、加齢による水分摂取量の減少や、
咀嚼力・食欲の低下で食物繊維の摂取不足も進みやすいのです。
さらに、女性は閉経によるホルモンバランスの変化も加わり、自律神経が乱れやすくなります。
これによって腸の動きが鈍り、大腸の砂漠化が進行しやすくなります。
腸が乾燥して便が停滞すると、腸内では悪玉菌が優位になり、ガスやお腹の張りを引き起こします。
問題はそれだけにとどまりません。
腸内環境の悪化は全身の健康に直結します。
腸は「第二の脳」とも呼ばれ、免疫細胞の7割が集まる重要な臓器です。
ここが乱れると、免疫力の低下、肌荒れ、疲労感、
さらには認知機能の低下にも影響が及ぶといわれています。
つまり、便秘が高齢女性に多い理由は単なる加齢現象ではなく、
生活習慣やホルモン変化、そして「大腸の砂漠化」による腸内環境の悪化が重なった結果なのです。
次の章では、この大腸の砂漠化を改善し、
腸を“砂漠”から“オアシス”に変えるための具体的な方法を見ていきましょう。

腸内環境改善と水溶性食物繊維で砂漠化を防ぐ
「乾いた大地に雨が降るように
──食物繊維と発酵食品で、大腸を“砂漠”から“オアシス”へ変えていきましょう。」
「大腸の砂漠化を改善する方法は、こまめな水分補給と水溶性食物繊維の摂取、
そして発酵食品による腸内環境の改善で、“夏の便秘”を根本から解消することです。」
ここまで見てきたように、夏の便秘や腸の乾燥は「水分不足」と「食物繊維不足」が重なることで進行します。
では、どうすれば大腸を再び潤いのある環境に戻せるのでしょうか。
まず大切なのは水分補給の質です。
冷たい水を一度に大量に飲むよりも、
常温の水や麦茶を少しずつ、こまめに口にすることが腸に優しい習慣です。
冷たい飲み物は一時的な爽快感を与えますが、腸を冷やして蠕動運動を弱める原因にもなります。
次に欠かせないのが、水溶性食物繊維です。
海藻、果物、オートミール、里芋などに豊富に含まれる水溶性食物繊維は、
大腸の中で水分を保持し、便を柔らかくして排出を助けます。
加えて、不溶性食物繊維(野菜やきのこ類)とバランスよく摂ることで、腸を動かす力が高まります。
また、発酵食品やオリゴ糖を取り入れることも効果的です。
ヨーグルト、納豆、ぬか漬けなどは善玉菌を増やし、腸内環境を改善します。
またどうしても改善しない場合は、サプリメントも補強、助けてくれます。
野菜などのミネラルやその他の大事な栄養素が不足しているので、
サプリメントでの補強は必須だとわたしは思います。
クエスト・フォー・ライフの腸内環境を改善するサプリメントはお勧めです。
腸内フローラが整うことで便通がスムーズになり、免疫力や肌の状態も良くなっていきます。
さらに、軽い運動や腹式呼吸などで腸を揺さぶることも有効です。
ウォーキングやストレッチは腸の血流を良くし、蠕動運動をサポートします。
日常のちょっとした習慣が、腸を乾いた砂漠から潤ったオアシスへと変えていく力になるのです。
そして大事な水をわたしは、免疫力もアップする、
抜けないデータもある「ナノバブル水素水」をお勧めします。
「夏の便秘 改善方法」は決して特別なものではありません。
こまめな水分補給、水溶性食物繊維と発酵食品を意識した食生活、
そして体を軽く動かす習慣。
これらを日々の暮らしに取り入れることで、大腸の砂漠化を防ぎ、健康な腸を取り戻すことができます。
私がお伝えする、ヒーリングや健康情報を詳しくお知りになりたい方はこちらまでお問合せお願いします。

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