でも、物語があった

女性性の開放

本質を突いた言葉

とてもいい言葉を聞きました。
本質を突いている。

沢口靖子さん演じる「科捜研の女」の内容。
私は全体をちゃんと見ていなかったので、多少間違っていたり
きちんとした内容をかけませんが

親のネグレクトで小学校も行かずに育った男性が、人殺しをして
確か少年院に入ります。
文字も書けない男性が、出所してから支援員の男性から
字の勉強になるからともらった本が、児童向けの探偵団の話。

夢中になって読み始め、探偵団の物語の中にでてきた場所を
訪れたりする。
その男性があるとき殺されていた。

でも物語があった

ドラマはその犯人探しを展開していきます。

最後に、彼が一生懸命に文字の勉強していた時に
同僚3人にからかわられ、本を取り上げられたので、
本を返してもらうために
やりあっている最中に殺されたことが判明します。

私が感動したのは最後のところ。

探偵団の小説を書いた作家が
「なんて彼は辛い人生だったんだろう」と嘆きます。

そこに沢口靖子さんが言います。
ハッキリとした声で。

「でも。。。物語があった」

私はこの言葉に、全体をちゃんと見てもいないのに
涙が溢れてしまったのです。

物語が体験

なぜ、涙が溢れたかというと、本質を突いているから。
人生の、霊性の本質を突いているからです。

どんなに辛い人生で、意味がないように見えても
それは彼の魂にとっては意味ある体験なのです。

物語は体験なのです。
その人の物語は人生そのもので、体験なのです。

人はなぜ生まれてきたのか。

以前からブログには書いていますが、人生を体験するためです。

いろいろな人が言っていますが、私もそう信じています。

ですから、良い体験も、悪い体験もひっくるめて体験すれば
魂は向上していくのです。

魂は体験したい

魂は広がりたくて仕方ないのです。
魂は傷つかないのです。
だから魂はいろいろなことを体験したがっている。

この世に生まれたのは体験するため。
良くも悪くも体験するため。
そしてどこかの誰かに良い影響を与える。

あるいは、悪い影響だとしても、
その人が悪い影響を受けても、体験できることが魂の向上のためには
大事なことなのかもしれない。

なぜなら、人は体験しないとわからないから。
体験することで、これはしてはいけないことだとかわかったりするのかもしれません。

いくら親や周りがいっても、自分の中で体験しないことには、
わからないこともある。

昔の上司がよく言っていましたが、魂のレベルは人によって違う。

物語とは体験によって紡がれていきます。
自分の物語があってこそ、生きた証であり、魂の向上であり、
誰かの役に立ち、希望や体験をもたらせ、

人間はそうやって学び合っているのかもしれません。

私は沢口靖子さんの言葉に、そこまで思いを膨らましてしまい
思わず涙がでて感動したのでした。

そして昨日のブログのエピジェネティクスのところで書いたように
辛い人生を歩んでいたとしても、自分で食べ物を変え、飲み物を変え
考え方を変え、感情を変えていくことで、自分で自分の人生を
変えていくこともできます。

それも体験なのだと私は思います。

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