心の成長痛を乗り越えて進む
成長痛
子供が成長するとき「成長痛」と呼ばれるものがありますね。
成長痛とは、幼児2歳頃から思春期の14歳ころまでの、
成長期に起こる子どもの足(下肢)の「特有の症状や特徴をもつ痛み」の総称です。
背が急に伸びるとき骨が伸び、周りの筋肉も引っ張られ、当然神経も引っ張られて痛くなります。
でもこれも実際の骨の成長に伴って痛みが発生することは医学的にはない、
成長痛としないともいう意見もあります。
おそらくはっきりとわからないので、そう位置付けているのではないかしら。
そして、成長痛に代わる適切な名称がないため、「いわゆる成長痛」として使用されているようです。
45%は成長痛とする意見もあるようです。
成長と発達
私は成長痛を感じながら、体は成長していくと考えています。
成長とは身体の量的な増大と表現されています。
量的な増大なのですから、たくさんの細胞分裂が起き、
体は大きくなっていく中で、
痛みや歪みが起きるのがごく自然な感じがするからです。
ところで成長と発達の違いはなんでしょうか?
成長は身体の量的な増大のことで、動植物が育ち大きくなることや、
物事の規模が大きくなることを意味します。
発達は機能的な成熟を意味しています。
体や精神、社会などの機能が向上することを意味する言葉です。
発達と言う言葉は、完全に近づくという意味合いを持ちます。
心の成長痛
人間は成長しながら、発達しながら、生きていますね。
体の成長はある時点で止まりますが、心の成長は止まりがない気がします。
そして私は体の成長痛のように、心の成長痛もあると思います。
心の成長痛とは思ったようにうまくいかないと、
不安や疑問、不信というものが芽生えてくることです。
でも、その成長痛も体の成長痛と同様に、時間と共に消えていくのですが、
それを待てないと折角の成長も無駄足になります。
自分の未熟さに気が付かず
「自分は何やってもダメだ」とか、「こんなのやれるわけない」とか、
自暴自棄になったり、
短絡的に判断して自分の目的や目標を忘れてしまうのは勿体ないことです。
成長に伴う痛みは必要なことです。
人間が成長し、発達していくために、
進化していくために痛みは伴うのだと思います。
痛みを受け容れて成長、発達、進化する
発明王・エジソンは失敗の連続でした。
「失敗こそ成功の母」
失敗があるから成功があるというのは有名な話ですね。
ただ同じ失敗を2度繰り返さないこと、そうすれば最後の失敗の次に成功があるのです。
そこまで待てるよう、成長痛を受け容れることは大事ですね。
天然真珠は、偶然に自然の中で生まれますが
それは、貝に「異物」が入ることで、形成されていきます。
異物とは、砂粒や寄生虫などです。
それらが入ることで、貝は防御反応を示し、異物を覆い込むようにして真珠層を形成して、
美しい真珠ができるのです。
つまりは美しく成長するのにも、天然真珠のように、貝にとっては痛いもの、
出したいものを受け容れることが大事だったりするのです。
貝も最初は痛みでもがいているかもしれません。
それでも受け容れていく中で成長していくのですね。
心もそれと同じような気がします。
苦しみ、不安、心配、信じられないことを払拭しながら、
自分を信じて生きてこそ、真珠のような進化があるのだと思います。
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