97歳の杉内寿子八段の大活躍

女性の体の健康

97歳現役での勝利

思わず敬礼したくなります。
襟を正して、自分がシャキッとしなくてはならない気持ちになります。

私は囲碁の世界の知識には詳しくありませんが、ニュースで杉内寿子八段が
最年長勝利記録を更新したことを知りました。

97歳でも現役で活躍されていたことにも驚きましたが
年齢97歳での勝利、52歳の遠藤八段からの勝利に力漲ります。

97歳というと私の母、義父母よりも年上です。
素晴らしいです。

努力と経験の力

囲碁の世界は強制的な引退は無いそうです。

ですが、年齢を重ねると計算が鈍り次の展開を読む力が衰えてきます。
ですので自ら引退するのが一般的です。

杉内八段が活躍できるのは、それ以上の努力と
経験が力になっているのかもしれません。

なぜなら、杉内八段が生涯をかけて対局した数は1,599回にものぼります。
そのうちの勝利数は635勝。

長年をかけてコツコツ対局してきたことで、この経験を活かして継続しているのでしょう。

負けに不思議の負けなし

ここで別の方の登場です。

NPB(日本野球機構)の最高齢監督はあの野村克也氏。
73歳での監督業で、阪神・楽天の日本一の礎を築いた監督です。
その野村監督語録に

「負けに不思議の負けなし」

という名言があります。

「おかしいなあ。不思議だなあ。今回なんで負けたんだろう」はないということですね。

負けるのにはちゃんと理由があると言うことですね。

負けるときには何の理由もなく負けるわけではなく、
その試合中に必ず何か負ける要素がある。

また、勝ったときでも、すべてが良いと思って油断すべきではなく、
勝った試合でも、何か負けにつながったかもしれない要素があるという意味です。

押して行く判断もあれば引く事で勝つこともあります。
野村監督1,565勝1,563敗。
勝ちが2勝だけ上回っています。

負けた経験、勝った経験、どれもきちんと次への闘いに活かしていたのだと
思います。

これはきっと杉内寿子八段も同様のことだったと思います。

それが現在までへの活躍に繋がっているのかもしれません。

生涯をかけて遂行していくものに体つくりは欠かせない

そして体も大切です。
杉内さんの詳しい情報はあまり表にはでてこないですが、
大戦の中には83歳差もの差の対局もあったりしています。

囲碁の第35期女流名人戦の予選で、現役最年少の中学1年、
柳原咲輝(さき)初段(12)と、現役最年長の杉内寿子(かずこ)八段(96)
の対局が予定されていました。

ですが、この対局は柳原初段が、杉内八段に不戦勝ちしています。

杉内八段から「体調不良」を理由に欠場する旨の連絡があったということです。

この時の対局は年の差83歳で世間の注目を浴びていました。
相手は初段、八段の杉内さんにしたら勝てる可能性はあります。

ここからはあくまでも推測ですが、
体調が悪い時は、けして無理しなかった姿勢も伺えます。

それも長く続けられるコツなのかもしれませんね。

自分の人生を生涯をかけて続けていく、進んでいけるものがあるのは
幸せなことではないかなと思います。
それには体つくりは欠かせません。

そして多くの人に希望や勇気を与えてくださり、有難い限りです。

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