「膝の痛みは“膝だけ”の問題じゃない──体全体を整えて楽になる自宅エクササイズ」
わたし渡邉登代美は25年前に4度の手術後、半分寝たきりになった時に栄養不足と毒の溜まりすぎが病気の原因だったことを知りました。
その後元気になり、健康アドバイザーとして24年、たくさんの人に関わっていく中で、健康に良いツールのサプリメント、抜けない水素水、波動療法、
運動療法、心理学療法、ヒーリングに出会いながら、時にはアメリカまで行って勉強しました。
そして健康は一つの角度からだけでなく、様々な角度からのアプローチが必要と気づきました。
真の健康は心の健康、体の健康、魂の健康が揃ってこそだと思い、その大切さ、そのことを伝えるべくブログを書いています。
ですのでわたしのブログは心の健康、体の健康、魂の健康をテーマに書いています。
膝の痛みも膝だけを見ない
「痛みは、あなたの体が送る“静かなSOS”。その声を全身で聴いてあげましょう。」
膝の痛みの原因は、実は膝だけでなく
“骨格の歪み”や“重心のズレ”といった体全体のバランスの崩れから静かに始まっています。
膝というのは、思っている以上に多くの役割を担っています。
立ち上がるときの支えになり、歩行のたびに体重を受け止め、
階段の上り下りや座る・かがむといった細かな動作でも休むことなく働いてくれています。
けれど、膝は単独で頑張っているわけではありません。
腰、股関節、足首という“仲間”と力を合わせながら、体全体の動きを調整しているのです。
ですから、膝だけに注目すると、本当の原因が見えなくなってしまうことがあります。
腰のズレから重心が外れ、股関節の向きが変わり、その影響が膝へ流れ込む。
「膝は股関節の窓」とも言われるゆえんですね。
そんな連鎖が痛みにつながっているのです。
膝が痛むと、膝そのものを“悪者”にしがちですが、
実は膝はあなたを支えるために最後まで踏ん張ってくれている場所でもあります。
膝の痛みを改善する第一歩は、膝を単体で見るのではなく、体全体のつながりに目を向けること。
「膝よ、ありがとう」と優しく語りかけたくなるような視点が、回復への入り口になります。
体はバランスを取ろうとして膝に集中する時がある
「膝は責める場所ではなく、あなたの代わりに踏ん張ってくれている“小さなヒーロー”なのです。」
O脚やX脚が悪化して膝に負担が集まる背景には、
股関節の歪みや姿勢の崩れが連鎖して起こる“体の代償動作”があります。
体というのは、本当に健気です。
骨格が少しでも崩れると、そのままでは転んでしまうので、
なんとかバランスを保とうと必死に調整を始めます。
骨盤が前に傾けば股関節の向きが変わり、足が外側へ開くO脚や、内側へ寄るX脚が生まれます。
それらは決して“悪い脚”ではなく、あなたを守ろうとした体の精いっぱいの工夫なのです。
ただ、その代償動作によって重心が膝に集中してしまうと、膝は過重労働になってしまいます。
膝のお皿の向きが乱れたり、股関節の動きが偏ったりすることで、
膝は構造上の限界を超える負荷を抱えるようになります。
これが、膝の痛みが慢性化する大きな理由です。
本当にケアすべきは、膝そのものではなく、その痛みを生み出した“大元”の場所。
股関節の動き、足首の柔らかさ、姿勢のクセ。
これらを整えていくことで、膝は自然と軽くなっていきます。
「体はよくできている」——その言葉を実感できる瞬間が必ず訪れます。
膝の痛みを楽にする体のエクササイズ
「ほんの数分、自分の体に居場所をつくってあげるだけで、痛みはそっと緩んでいきます。」
膝痛を自宅で改善するには、
膝だけでなく股関節や膝裏を整える“全身連動型のエクササイズ”が驚くほど役立ちます。
今回ご紹介するのは、壁を背にして床に座るという、とてもシンプルなエクササイズです。
「え? 座るだけ?」と思われるかもしれませんが、これが侮れないのです。
重力を味方にしながら、体を本来の位置へ戻す力が働きます。
やり方は簡単です。冷えない床に座り、背中を壁に沿わせて姿勢を整えます。
両足をまっすぐ前へ伸ばし、つま先を自分の方に引くようにします。
このとき太ももの前側に軽く力を入れると、膝裏がじわりと伸びていくのが感じられるはずです。
肩甲骨は軽く寄せ、肩が上がらないようにして、手のひらを太ももの上にそっと置きます。
最初は3分でも十分です。
慣れてきたら5分へ。
更には、膝の間にクッション(幅15センチくらいの)、なければ風船を膨らまして入れ
ゆっくりと太腿で締めて、ゆっくりと緩める。
これを20回を3セット。初めは20回1セットからでも、10回1セットからでも良いです。
いずれ20回3セットできるよう目指しましょう。
続けるほどに、体の前面と背面のバランスが整い、膝への余計な負担が静かに減っていきます。
エクササイズは特別なことではなく、「体の位置を思い出させてあげる時間」。
それだけで膝はずいぶん楽になります。
心のエクササイズも忘れずに
「心がほどけると、体もほどける。痛みの出口は、案外“心の部屋”にあるものです。」
膝の痛みを改善するには、体だけでなく“心と体のつながり”を整える意識が、
回復をやさしく後押ししてくれます。
痛みを感じると、人はどうしてもその部分に意識を集中させてしまいます。
すると体は緊張し、呼吸も浅くなり、さらに痛みを強く感じるという悪循環が始まります。
心の状態は、膝の痛みの感じ方に深く関わっているのです。
胸を開き、肩甲骨を寄せ、背中で呼吸するように息を吸ってみるだけで、体の緊張はふっと緩みます。
「痛いけれど、よく頑張ってくれているね」と自分の体に語りかけるような気持ちで接すると、
体は安心し、本来の力を取り戻していきます。
心がほどけると、体は必ずそれに呼応します。
エクササイズで整えた体と、優しい気持ちで整えた心。
その2つが重なったとき、膝の痛みは出口を見つけ出します。
「私は大丈夫、少しずつ良くなる」——その小さな確信こそが、癒しのスイッチです。
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