顎関節症の痛みを楽にする心のエクササイズ

顎、痛み、楽にする、心のエクササイズ
心の痛みの開放

顎関節症とは

顎とは、上の顎、下の顎、その間にある歯全体をひっくるめて、顎といいます。

顎関節症とは、このあごが「あごが痛む(顎関節痛・咀嚼筋痛)」「口が開かない(開口障害)」「あごを動かすと音がする(顎関節雑音)」に分かれますが、顎を中心とした症状のことです。

私も25年前、30代はじめの頃になったことがありますが、口があかなくて痛くて困りました。
「カラオケの歌いすぎではないか?」と医師に全く覚えのないことを言われて困惑したのを覚えています。

その時私の体の変化としては、長女の妊娠がありました。
私としては、妊娠した途端に顎関節症になったので、ホルモンバランスのほうからも何かあったのかもしれないとも体の変化から感じていました。

その当時はそんなこと誰も言っていませんでしたが、今はちょっと調べると、いろいろでてきます。

北海道大学の研究などにも、「顎関節症は疫学的に女性に多く、一般的に患者層は2つのピークを持つと言われ、一つは思春期の15〜25歳、もう一つは閉経期の45〜55歳であると言われている。その原因の詳細は未だ不明であるが。。」と出てきます。

また体の痛みがその痛みを発している場所だけが原因ではないのも、私の運動療法のセラピスト経験の中からわかってきていましたので、そのようにも考えるのです。

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咀嚼を阻害するもの

では顎関節が訴えている、心の問題は何でしょうか?

顎には二つの役割がありますね。

一つは食べ物をかみ砕いて、体に摂り入れよとする役割。
もう一つは言葉を話す発話の役割。

ですから顎に問題があるとしたらそれは、先ずはこのどちらから来ているのかを見極める必要があります。

食べ物をかみ砕く役割に問題があるとしたら、変化を恐れている場合もあります。

また顎は歯を使って、異物を体に吸収させることで、体に必要なものを作りだしています。
それを止めるのは自分の人生に対して食らいつくのを恐れているのです。

自分の大事な人生です。
生きるために、使命を全うするために食らいつくくらいの覚悟を持たねばなりません。
そしてそれを特に問題なく通常は生きるためにやっているはずなんですが。

話すことを阻害するもの

言葉を話すのに問題があるとしたら、それはうまくしゃべれない、人に言いたいことを伝えられないということから来ています。

自由に自分を表現できずにいるということです。

そうさせてしまうものは一体なんでしょうか?

自由に表現できないのは他者への恐れから来ているはずです。
自分が何か話そうとすると他者にさえぎられてしまう。
何か言われてしまう。

その時に生じる感情は怒りかもしれません。
その怒りを解き放ち、自分自身をそこまで抑え込もうとしている気持ちを捨てなければなりません。

そして、自分自身を表現できない思いにまでさせてコントロールしなくてはならないことがいったい何なのか突き止める必要があります。

探してみるとそれは案外根拠のない、ただの思い込みだったりします。

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思い込みをはずす

私たちは生きていく中で、物凄くたくさんの数の思い込みの中で生きています。

小さいときに傷ついたこと。・
人に言われて簡単にあきらめたり手放してしまったこと。
勘違いもあるでしょう。

そうやって自分で思い込んでしまったことの中に体に変調をきたす、時には痛みまで生じさせてしまうものも潜んでいるのです。

体に不調をきたすような考えや思いは早く気づいてあげて手放しましょう。

手放し方がわからない方には個人レッスン致しますが、気づいただけでもかなり手放せるはずです。
人は気づくことで、新しい気を入れているのです。
気づいただけでいい線いきます。

心のエクササイズでは考え方を正しい位置に戻し、体のエクササイズでは骨格を正しい位置に戻すことをご提案しています。

次回は「顎関節症を楽にする体のエクササイズ」を書きます。

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