恐れの気持ちからから出た行動はうまくいかない
恐れや不安に意識が集中してしまう
恐れとはいろいろありますよね。
まだ起きてもいない将来への不安や、失敗してもいないことへの心配。
今回の群馬や大阪の地震に直面すると、東北の震災や、阪神淡路、熊本を思い出して、いつ自分のところに起きてもおかしくない。
確かに不安になり、怖いと思います。
そのための備えをするのはいいことだと思います。
でもあまりにも恐れや不安に集中しすぎると、それもそればかり考えてしまって却って良くないのです。
備えなどの防災の対策をしたら他のことを考えましょう。
エネルギーは高いころから低いところへ流れる
それは起きてもいないことを想像して、そうなるに決まっていると考えて行動すると、恐れや心配したことが起こりやすいのです。
これはエネルギーの法則から考えてもそうです。
安心、嬉しいなどの波動の高いエネルギーは、心配、不安、恐れなどの波動の低いエネルギーに流れやすいからです。
エネルギーとは高いところから低いところへ流れます。
また意識するとそれは拡大しやすいのです。
だから用心のための対策をしたら、そこから意識を少しは離しましょう。
恐れの気持ちから注意しない
子供のことでもそうです。
こういう失敗をするに決まっているからと、そうならないよう、そうならないようにしているつもりが、そうなったことに意識を向けすぎているので、逆にうまくいかないのです。
「悪い子になったら困る」という恐れの思いから注意すると、子供はわがままになってしまったりするのです。
お母さんは、電車の中で子供が騒がないように騒がないようにと心配していると、子供はどうして騒いでいけないかわからないので、お母さんの騒ぐに集中したエネルギーを受けて、逆に騒いでしまいます。
でも「人の迷惑になるから静かにしようね」とただ単に言うとわかったりします。
伝える側の意識が大事
その時に、そういえずに、怒ってしまったりすると、お母さんの怒りのエネルギーも混ざってしまい、より低いエネルギーになり、子供は騒ぎまくったり泣いたりして大変です。
ですから自分の恐れの思いは横に置いておいて、客観的に「それは良くないからやめようね」と親の私心からでない言葉を言うことが出来たら、子供には入っていったりします。
その時心を込めていえたらそれも良いです。
ポイントは恐れから言うのではなく、良くないから言う。
そこに集中できるといいですね。