あなたは自分も人に許されて生きているのを知っていますか?
自分が許されていることがよくわからない
あなたは人を許さないという感情を持ったことがありますか?
人を許さない気持ちにとらわれると、自分が苦しくて仕方がなくなるのを経験したことありますか?
その感情は怒りや悲しみの感情から起きてくるでしょうけれど、ずっとそのことに縛られていると一番傷つくのは自分です。
だからそこから離れて、どれだけ自分も許されているかを知った方がいいですよと以前ブログに書きました。
ですが、そのことに納得がいかないというか、よくわからないという方からの質問があり、今回「自分も許されている」ということに焦点をあてて書いてみます。
生まれる前から私たちは許されている
自分も許されていることがよくわからない人は、自分は人に迷惑をかけないよう、迷惑をかけないようにしようと、頑張って頑張って、生きてきた人に見られます。
でもこの世は一人では成り立たないのです。
私達はみな、父がいて、母がいて生まれてきました。
その時から、あるいはお腹にいる時から、私たちは人に許してもらっているのです。
お母さんの悪阻は、自分以外の別の生命体をを受け容れることによって、その受け容れるのがうまくいかないと起こりやすいです。
それでも母は耐えます。
自分と生まれてくる赤ちゃんのために。。
既にここでも、あなたが生まれてくるために母は苦痛を伴わされても、あなたという存在を受け容れて、あなたは許されているのです。
生きていくことは常に周りから許されている
生まれてすぐの赤ちゃんは、自分の力だけでは生きてはいけないのです。
お医者さん、看護師さん、父母に祖母に家族に守られて生きていきます。
いっぱい迷惑をかけています。
でも愛というものにくるまれて、家族の中では迷惑に思わない人が多いのです。
中には生まれてすぐに捨てられたり、生まれる前におろされたりすることもある中、生き延びていくのです。
だから生きていくことは当たり前のことではないのです。
そこには周りの愛とその人のもつ運や使命があると思います。
生まれてすぐに3時間おきの授乳などノイローゼになる母もいます。
産後の肥立ちが悪く、亡くなるお母さんも稀にいます。
後進国では多いです。
そんな中、思いっきり泣いて、迷惑をかけながら大方の赤ちゃんは愛情に守られていくのです。
自分は人に許され、愛されている
生まれてから社会人になるまで、社会人になっても、もう数えきれない迷惑をかけています。
それでも許し、愛してくれる人がいるから、今の自分がいます。
そのことがわかると、しっかり入ると、自分もどれだけ多くの人に多くのことを許されて生きてきたかがわかるのではないでしょうか?
そう思えば、ある程度は迷惑をかけてもいいように思えませんか?
人を許せない人は、本当は自分を許せていないのです。
だからまずは自分で自分を許しましょう。
自分を受け容れましょう!
既に多くの人に許されている自分に気が付いて、自分を解放してあげましょう。
そうすれば他人が迷惑をかけていても許せる気持ちになりませんか?
裁かなくなりませんか?
人を裁く、ジャッジするという行為も、実は自分を許せていないから起きてきます。
まずは自分は人に許され、愛されている人間だったと気づきましょう。