ぎっくり腰に良い、体のエクササイズ

ぎっくり腰
体の歪み

ぎっくり腰は突然やってくるのではない

「ぎっくり腰に良い、心のエクササイズ」にも書きましたが、ぎっくり腰は、突然、不意にやってきます。
しかもヨーロッパで言われている「魔女の一撃」という表現がぴったりのような一撃です。

しかし、ぎっくり腰は、本当は不意にやってくるのではありません。
そこに至るまでの間に、ストレスがかかったり、運動不足、栄養不足があったりします。

いずれも筋肉が関わってきます。

筋肉に良い栄養や良い水を与え、筋肉にとって正しい動き(運動)をしていけば、筋肉の機能は落ちずにすみます。

ぎっくり腰

実際に私が良くなったエクササイズ

私が実際に、ぎっくり腰になった際にやって快復の早かったものをご紹介します。

私は10年くらい前のお盆の時に実家帰省していた際に、ぎっくり腰をやりました。
布団をたたんで押し入れにしまおうと、布団を持ち上げた際に、ぎくっときて、もう動けませんでした。

これから娘と夫と姪っ子とで海に行こうとしていた矢先です。
娘たちのがっかりした顔は今でも忘れられません。

その時は習いたてのエクササイズをやって1日で治りました。
でも、翌日には家に帰らなくてならず、海には行けませんでしたが。

それでも1日で動けるようになり、助かりました。

あともう1回、ぎっくり腰の方が目の前で良くなられたことがあります。
2つのエクササイズ終了後、あっという間にスタスタ歩かれ、ステージにもぴょんと飛び上がりました。

私がアメリカでこの運動療法のエクササイズを教える資格を取得した後
日本に戻って何年かした時のことです。

その日は上野で、そのエクササイズの本場からアメリカ人の講師を呼んで、イベントを開催していた会場内でです。

椅子に座って講義を聴いていた方が、その場でぎっくり腰になられ、動けなくなりました。

そして私がアメリカ人講師に指示されたいくつかのエクササイズをその場でやって快復されたものです。
その方は椅子に座ったまま動けなくなられたのですが、また別の機会に書きたいと思います。

今日は私が1日で快復したものを書いてみます。

ぎっくり腰に良いエクササイズ

私が治ったエクササイズのやり方を書いてみます。

床に寝られるような場所と椅子を用意します。
椅子の上に両足を乗せて寝るだけです。
両手は手のひらを上に向けます。

椅子の高さが大事です。
乗せた足の膝の角度が直角=90度になるように高さを調整します。

お尻も浮かないような高さです。
椅子が高すぎるなら、お尻から背中にマットなど敷く。
あるいは低い椅子を探します。

椅子が低すぎるなら、椅子の上に座布団など乗せて調整します。

大事なのは、横から見た膝と太ももの膝の角度と、太ももと背中の角度が90度になるようにすることです。

寝ている姿勢から、両足を見た時に、両足が開きすぎていたら、それは90度になっていないので、高さを調整してみてください。

潰れない強度なら、段ボール箱だって良いのです。

ぎっくり腰も予防が大切

そして、乗せた両足の、膝の間に、15センチくらいの幅のクッションをはさみます。
それをゆっくり締めて、ゆっくり緩めます。
緩めるときにゆっくりやるのがポイントです。

20回を3セットやります。
1セットごとに、一呼吸入れて、深呼吸をしましょう。
腹筋を使わないようにしましょう。

クッションの代わりに、2ℓの空のペットボトルをはさんでもいいです。

そしてそのまま、太ももにベルト(ひも)をまいて、外側に開くようにします。
開いて、緩めます。
20回を3セットやります。

ベルト(ひも)は100円均一に売っているようなトラベルスーツケースのようなもので良いです。
ズボンのベルトでもいいのですが、多少伸縮性があるとやりやすいです。

両足を乗せた際に、太ももの位置が左右平行になるように足を置き、
ベルト(ひも)は外側に開くときに、多少負荷がかかるような長さが良いです。

最後にベルト(ひも)もとり、そのままリラックスします。
5分~10分、深呼吸をしながらリラックスします。
寒くないようにしてください。

ぎっくり腰には予防が大事です。

普段から、きちんとした栄養を摂り、水も飲み、エクササイズを続けていくことが大切です。

私はお一人お一人にあわせたエクササイズもメニューを作ることができます。
関東なら伺います。
遠い場合はズームでのセラピーも検討中です。

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