大人になるということ
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ある児童施設での話
成人式は過ぎてしまいましたが、今日は
大人になれた事を心からありがとうと言えるお話しを聞きました。
ある児童施設で働く女性は、50才過ぎて老眼鏡が必要となり、
ショックを受けていました。
ある日のこと、その施設の子どもが声をかけてきました。
「先生メガネかけているの? 」彼女は腹立たしさから
「眼鏡でも老眼鏡よ!」って言い放ったそうです。
すると子どもは意外な返事をしてきました。
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成人まで生きるのが難しい
意外な返事とは
「先生、良かったね」の言葉でした。
「何が良かったの?」と聞き返すと
「老眼鏡をかけられるまで生きられてよかったね」
というのでした。
その施設の子どもたちは、成人まで生きるのが難しい
病気や障害を負った子どもたちのいる施設だったのです。
先生は「はっ」としました。
涙をこらえました。
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大人になりたい
限られた命の子供達の夢は
『大人になりたい』ということだそうです。
大人になった私達は、今日もその子供達が憧れる
夢のような1日を過ごしています。
果たして、その子供たちが天国から私達の
様子を見ることが出来たなら
胸を張って、イキイキと、愛溢れる日々を
過ごしているのを子供たちに見せられるでしょうか。
私もこの話を聞いて、心にじんとくるものが
ありました。
ある人(水素の会社の副社長)が教えてくれましたが
松田聖子の「マリオットの涙」の歌詞の中で
「まるで幸せは失ったボタン。失って気付く大事なもの。」
というフレーズがあるそうです。
幸せは失う前に気づきたいですね。
児童施設の子供は大切なことを教えてくれています。
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人生を全うする
私達は、もっと真剣に自分の人生と向き合わなければ
なりませんね。
ただ大人になるだけではなく、
自分の人生の役割をまっとうできるなら、
それが本当の最高の幸せかもしれません。
「とりあえずやるかな」ばかりでは1日が過ぎて行きます。
「また今度やろう」ばかりでは1ヶ月が過ぎて行き、
「いつかやろう」ばかりではあっという間に1年が過ぎていくのです。
自分の人生、あきらめずに、チャレンジしていきたいですね。
大人になれなかった子供たちに輝いている自分を見せて
あげたいですね。
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