女性に対する暴力廃絶のための国際デーに思う

心、体、魂の健康

女性に対する暴力廃絶のための国際デー

今日は何の日?シリーズが続きますが、今日11月25日は

「いい笑顔の日」 「先生ありがとうの日」」 「OLの日」 「ランジェリー文化の日」
「女性に対する暴力廃絶のための国際デー」だそうです。

どれも気になりますが、
「女性に対する暴力廃絶のための国際デー」について書いてみます。

それはアントニオ・グテーレス国連事務総長の
「女性に対する暴力廃絶のための国際デー」に寄せたメッセージを読んだからです。

一部抜粋しますと

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女性と女児に対する暴力の蔓延は、人類の恥です。

毎日、平均で140人の女性や女児が、自身の家族の誰かによって殺害されています。

およそ3人に1人の女性が、いまだに身体的または性的な暴力を経験しています。

影響を受けない国やコミュニティーはありません。
そして、状況は悪化しています。

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わたしは読んで驚きました。

140人もの女性か女児が自分の家族の誰かによって殺害されているなんて。。。

毎日ですよ。

それほど世界は深刻なんですね。

アントニオ・グテーレス国連事務総長のメッセージ

その理由のような言葉が続きます。

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紛争、気候、飢餓の危機が不平等を煽っています。

恐ろしい性的暴力が戦争の武器として利用されています。

そして、女性や女児たちはネット上にあふれる女性蔑視に直面しています。

女性と女児の権利に対する反発が高まり、状況はさらに深刻化しています。

法的保護が後退し、人権が踏みにじられ、女性の人権擁護活動家が声を上げたために脅迫され、

嫌がらせを受け、殺害されることがあまりにも多すぎます。

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メッセージを読んで、わたしはしばらく呆然としました。

一番変えなければならないのは戦争だとわたしは思います。

人と人との争いがなくなれば、飢えも気候変動もみんなで協力して努力して

助け合って生きていけるのではないかと思うからです。

ミラバル3姉妹

「女性に対する暴力廃絶のための国際デー」は

1999(平成11)年12月17日の国連総会で制定されました。

国際デーの一つです。

1961(昭和36)年この日、ドミニカ共和国の政治活動家であったミラバル3姉妹が、

ドミニカの支配者ラファエル・トルヒジョの命令により惨殺されたことに起因しています。

ミラバル姉妹はドミニカ共和国の200ペソ紙幣に印刷されている女性達です。

長女パトリア、三女ミネルバ、四女マリア・テレサさんです。

1950年代トルヒージョ大統領の独裁政権に反対した活動家として知られている。

彼女たち及びその夫達は幾度となく投獄され、拷問を受けたが、屈することがなかったそうです。

そこでトルヒージョは手下の男達に3姉妹を殺害させたのが1960年11月25日。

事件がきっかけで一般市民の怒りをかい、6ヶ月後に本人も暗殺されたという事件です。

これが切っ掛けとなり11月25日は「女性に対する暴力廃絶のための国際デー」となったのです。

昔からこんな素晴らしい強い女性たちがいたのですね。

笑顔が増える社会を願います

それから65年近く経ちますが、世界は一向に変わらないどころか、酷い状況になっているのが、

アントニオ・グテーレス国連事務総長のメッセージではっきりとわかります。

私たちは何ができるのでしょうか。

日本も昔の家父長制度の影響が残り続け、男性が優位社会です。

政治家は票集めの為に、企業はイメージ作りのために

「女性たちの活躍を」とか「女性の時代」とか
言い続けていますが、自分たちのためだから

実際は大したことは為されていませんね。

もちろん、政治や企業にも訴え続けていかねばなりませんが、
もっと身近なところから始めないとならないのかもしれません。

家庭や学校からです。

共働きが増えたのですから、家事を共同でやっていく気持ちを当たり前にできるようにしていかないとならないですね。

学校でもそのことを教えて欲しいです。

というか基本は、基本的人権の尊重であり、相手を思いやる愛の気持ちであり、
それらが育まれて行けば、本当はそういう平和な方向に行くはずなのですが。

日本も課題が多いですが、野放しにしていくと、酷い世界になってしまいます。

多くの人が、世界の人が笑顔になれることを願います。

今日は折しも、「いい笑顔の日」でもあります。
多くの人に笑顔で健康になってほしいという願いを込めて制定された日です。

「いい(11)」「笑顔=にっこり(25)」の語呂合わせからだそうです。

車で走っていると、2525のニコニコナンバーもよく見かけます。

運転中も笑顔でいられれば、事故も減るのではないでしょうか。

そして、女性への暴力も減るのではないでしょうか。

笑顔が増える社会を願います。

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