余生は良い智恵を伝えていく為に使いたい
テロメア
先日チラッと見たテレビで久しぶりに「テロメア」の話を聞きました。
私が初めて、テロメアの話を聞いたのは10年前。
今ではテロメアへの関心が健康産業において注目されています。
ご存知の方も多いと思いますが
テロメアは「細胞の時計」とも言われています。
テロメアは「若返りの鍵」と言われる染色体の末端を保護する物質で、
短くなると老化を引き起こします。
ですから様々な健康ツールが、
「これならテロメアが短くならないようにできる!」と言って
売り出していますね。
効き目は??ですが、
でもテロメアを短くしないこと自体、果たして良いことなのでしょうか。
死や老いはどうにもならないもの
テロメアは細胞の分裂を止める働きをしています。
確かに老いにあらがうのに良い気がします。
ただし、テロメアは、同時に細胞がガン化するのも止めているのです。
ですからテロメアを修復すると、細胞はガン化してしまうことにも
繋がるそうです。
老いたくないけれど、ガンにもなりたくない。
現実は厳しそうです。
番組に出ている科学者も、「不老不死を絶対させないぞ!」という作りになっていると
言っていました。
テロメアが短くならない唯一の場所
興味深いのは、そんなテロメアが短くならない場所があるそうです。
それは生殖細胞!
テロメアが短くならず、細胞分裂しても、限界がないそうです。
生殖のパワーは、なんて凄いのでしょう!
(生殖期間はあります)
生物は38億年前に誕生したときに、受け継いでいく為に、
生殖細胞が命のバトンを渡すシステムになっていったのではないでしょうか。
子孫を残すために私達は生殖細胞を運んでいる乗り物みたいなものですね。
番組でも、古い個体をいかすより、新しい個体をいかすと言っていました。
余生は良い智恵を伝えていく為に使うべき
鮭など、生き物として子孫を残したら死ぬ、そういう生物もいますが、
人間などは、病気にならなければ、かなり余生が出てきます。
寧ろ、生殖可能な時期を過ぎても長く生きています。
閉経後の余生は長いのです。
この余生ですが、何のために与えられているのかを考えられたら
いいですね。
私は、余生は良い智恵を伝えていく為に使ってほしいと願います。
人の余生が長いのは子孫に智恵を授ける為とも言われています。
野生の動物も生きるための智恵を子供に残していきますよね。
人間も、次世代に残していくものは
良い智恵、叡智でなくてはならないですね。
争いや暴力や、弱いものを虐げる気持ちは捨て去り、
絶対に伝えない。
そうあって欲しい。
愛や平和を歓び、尊び、伝えていけたらどんなに素晴らしいことか。
地球や地球に暮らす、全ての生物が共存共栄していけるような
そんな世界を、人間が先導して作っていくためにも、
人間はやるべきことがたくさんあると思います。
余生をそういう風に使う人が増えることを願っています。
それこそが幸せな死に方ではないかなと思うのです。
しかし今がいっぱいいっぱいだったり、不健康だとそのように思えないかもしれません。
そう思えるようになるためにも、私自身も4度の手術で半分寝たきりだった過去の経験から
私は心と体の健全な生き方をお勧めしています!
心と体が健全になれば、良いことをしたくなる、人間はそのようにできています。
私のお伝えする情報を詳しくお知りになりたい方はこちらまでお問合せお願いします。