不思議体験の関心の高さにびっくり！“見えない世界”の愉しみ

先日、朝の情報番組『あさイチ』で「不思議体験」や「超能力」にまつわる特集が

組まれていたのをご覧になった方も多いのではないでしょうか。

私も仕事の手を休めて、思わずテレビの前に座り込んでしまいました。

というのも、普段は1000件から2000件ほどのお問い合わせで

推移しているこの番組に、なんと1万9000件もの反響があったというのです。

そのことに嬉しくて目が釘付けになったわたし。

「えっ、そんなに？」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

でも、わかる気がするんです。

みんな何か感じているんですね。

あなたは科学で割り切れないこと、理屈では説明のつかない“なにか”を感じたこと、

ありませんか？

たとえば、亡くなった人の気配を感じたり、夢で見たことが現実になったり、

不思議としか言いようのない体験。

そうした「不思議体験は関心が高い」と言われるのも、無理はないと思います。

わたしは子どもの頃から、見えない世界に惹かれていました。

給食の好きなパンを残して、川の神様に世界平和を祈る不思議な子供でした。

ですので真面目人間とも言われますが、ヒーリングの勉強もしたり、見えない世界に

関心が高かったのです。

でも昔は、科学で証明できないものは信じない風潮も高く、

メディアなどは特そうでした。

たまに紹介される番組はオカルトなど、ちょっと小ばかにしたような

面白い方向に持っていかれていました。

現在、SNSの発達やYouTube等の発信で、不思議な世界を語る人が

たくさん増えてきて、皆さんの考えや関心も変わってきたのかなと思います。

あるいは持っていたけれど、世間に合わせて隠していた、引っ込めていたものを

自然に出せるようになってきたのかもしれません。

そうなってくると見えない世界はどんどん近づいてきます。

ふとした瞬間に“見えないけれど、たしかにあるもの”の存在に敏感になっていくのだ

と思います。

「不思議体験は関心が高い」ということは、裏を返せば、

多くの人が“見えないもの”に耳を澄ませているということ。

実際、誰もが多かれ少なかれ、

第六感と呼ばれるような感覚を持っていると私は思います。

ただ、忙しい日常の中でそのアンテナが鈍ってしまっているだけなのです。

ある人は、初めて会った人の“におい”で、その人が信頼できるかどうかがわかる

と言っていました。

香水や体臭ではなく、雰囲気というか、エネルギーのようなものだそうです。

笑ってしまいそうなお話ですが、直感が働いたときって、案外、外れないものです。

むしろ、「そんなものあるはずがない」と言って育てられてきた、

常識という名のまやかしのほうが、私たちを窮屈にしているのかもしれません。

そろそろ、その“常識”の殻を破って、自分なりの感覚や感性を信じる勇気を持つ

タイミングなのではないでしょうか。

不思議体験は、けっして「怖いもの」や「特殊な人だけが経験するもの」

ではありません。

それは、私たちが生きているこの世界の奥行きや、多層性を垣間見るきっかけ。

見えないけれど、確かにある世界との“接点”なのです。

そしてなにより、不思議体験には、心を柔らかくする力があります。

「そんなこともあるかもしれない」と思える余白が、人生を豊かにしてくれるのです。

正解や証明ばかりを求めるのではなく、説明がつかないことを「まあ、そういうこともある」

と笑って受け止められる。

それこそが、人生の後半をしなやかに生きるコツではないでしょうか。

だって「あるんだ」と気づくと、大いなる力に守られている自分を知り

勇気やエネルギーが湧きます。

もし最近、ちょっと不思議な出来事に遭遇したなら、

それはあなたが“世界の奥行き”に触れた証かもしれません。

どうか否定せずに、そっと心にとどめてみてください。

そうした感受性こそ、これからの人生を美しく彩るスパイスになるのですから。

この世界ばかりは、人生経験を積んだからとキャッチできるものではなく、

「ある」と決めることでしか進みません。

でもあなたが、

自分がなぜ生きているのか、

自分はどこからきたのか、

自分の使命は何だろう

と考えられるなら、

その時、扉はきっとあくことでしょう。

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