癌はゆるし、 魂の決めたこと

女性の心の健康

親に認められない

最近、大切な身近な方の死が続きます。
私が年令を重ねたからかもしれません。

でもその中のお一人は、まだお若い方です。
随分とお会いしていませんでしたが
その女性の生き様は心に深く響きます。

その方は、子供の頃からかなり優秀でした。
いつも100点をとるような少女で、
有名な進学高に行き、そこでも良い成績だったようです。

それでも父親に一度もほめられたことがないそうです。
認められたかった、ほめられたかったと思います。

彼女は大人になり、仕事でも活躍され、
たくさんの方に慕われ、貢献されていました。

しかし彼女のご両親は遠く離れた故郷に帰られ、
彼女は結局親に認めてもらう機会を失ったまま、
若くして癌になってしまうのです。
素敵な旦那様にも巡り合えたのに。

死をもって認められる

彼女の中では父親の存在が大きいのです。
彼女は父親に認めてもらいたかったのです。
でも、彼女は認めてもらう機会を失っていたのです。

そして、父親も彼女が亡くなってから気づくのです。

ご葬儀の時のお別れ会で、父親は
彼女が、彼女のご主人やたくさんの方に
それはそれは慕われ、感謝されていたことを知りました。

父親は「娘はこんなに多くの方のために
誠心誠意尽くして生きて、感謝されていたんだ」
とようやくわかり、号泣するのです。

ここで彼女は死をもって、
認めてもらいたい父親に認められたのです。

魂が決めてきたこと

私はこの話を聞いた時、ショックでした。

私の尊敬する友人は
「病気にも意味がある。理由のある人がいる。
それを妨げてはいけない時もある。彼女は魂の望んだこと、
親に認められるということを死をもってをやったんだよ」と
言っていました。

私も同感です。
それほど魂が決めてきたことは大事です。

彼女は死をもって、魂の決めたことを実行し、
多くの人に影響を与えました。
それは凄い事を成し遂げられたと思わずにはいられません。

多くの人に影響を与えたというのは、
彼女のことを知った人の中で、
自分の魂の決めたことをやることの重要さがわかり、
自分の道に進んでいく方が出てくる可能性があるからです。

癌はゆるし

ちなみに癌になる方の考え方の特徴としては、
許せない相手がいるということがあげられます。

全員にあてはまるとかではなく、一概には言えませんが、
癌は、細胞が歪み、細胞が新しく生まれ変わる機能に
異常が起き、うまく再生できていない状態にあたります。

癌になる方は、子供の頃に親から、何かしら傷つけられた
体験をしている場合が多いそうです。
私はまさに、この方がそうだったので、驚きました。

子供の時は傷ついたものを、親を恨んでしまったものを
どこにも吐き出す場所がないまま、小さな胸の心の奥にずっと
持ったままに成長します。

そして新たに傷つく経験をするたびに
古い傷がうずき、蓄積された恨みの感情はどんどん大きくなります。
それが我慢の限界に達した時に癌が出ます。

そしてこれは親との問題を解決した後でも出てくると言われています。

ではどうしたらいいのでしょうか?
大事なことは、ゆるしです。

親をゆるすのもそうですが、恨みなどを持った自分を
責めていることこそが癌の大きな根っこです。

自分をゆるすのです。

だって、子供ですよ。
何もわからず、他に相談できる人もいず。。。
子供の時に親を怨むなんて、絶対にやっちゃいけないと思っている。
だからそう思う自分は悪い子だと思ってしまいますよね。
相当、相当、苦しいと思います。

小さい時は親が全てで、親が言うことは正しいと皆思っている。
でも親を恨んでも当然の状況が子供の頃にはたくさんあると思います。
だから恨んでしまった自分は恥ずかしくも、ひどい奴でもないのです。
ただ、ただ、ある状況の中で、そういう自分もいたというだけなんです。

だからそういう自分がいたことを認めてゆるす。
自分をゆるすことで、自分に愛が少しずつ入っていくのです。
愛に満たされていくのです。
愛の波動は一番高いのです。

ゆるし方がうまくできない方は、よろしければご相談ください。

私のお伝えする情報を詳しくお知りになりたい方はこちらまでお問合せお願いします。

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