インフル花粉症には免疫力をアップする
インフルエンザと花粉症はセット
3月に入り、草花たちは春の準備に忙しいですが、私達はまだ重いコートを手放せませんね。
でも春はもうすぐそこ。
春と言えば、暖かくなって外出も楽になり、ウキウキする一方、「花粉症」の方にはピークがやってきて、特に辛い季節になります。
今年の「花粉症」はあるものとセットで重篤するかもしれないとテレビなどでも騒がれています。
そのあるものとは「インフルエンザ」です。
それが「インフル花粉症」です。
「インフル花粉症」は現時点では医学用語にはないようで、これは今年インフルエンザの流行が長引いていることに端を発し、次の2点から重篤化を心配して、メディアが作った造語であると思われます。
2点とは、合併することで症状がきつく出るという意見。
もう1点は片方にかかっていると、もう一方も併発しやすいという意見です。
確かに「花粉症」と「インフルエンザ」は別物なので、両者に一度にかかることはあり、かかったらきつそうです。
長引く可能性もあるそうです。
せめて一度にかからない方法はあるのか、解決法はあるのか、探ってみたいですよね。
インフルエンザも花粉症も原因は同じ
「花粉症」も「インフルエンザ」もその原因を探ってみましょう。
花粉症は、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、食物アレルギー、化学物質過敏症などと共に、「免疫反応」と呼ばれるアレルギー症状の一つです。
「免疫反応」とは異物に対し生体が持っている防御反応の一つです。
免疫反応では外から体内に侵入した異物を「抗原」、その抗原に対抗するために生体が作り出す物質を「抗体」と言います。
抗体を作り上げて体を守るために働く免疫反応のことを「抗原抗体反応」と言います。
簡単にいうと、花粉という異物から「私達の体を守る力」です。
この力を上げていくことで、「花粉症」に立ち向かえます。
実は「インフルエンザ」もインフルエンザウイルスによって起こる感染症です。
ですので、体内に細菌やウイルスという異物がが侵入した時に、自分自身が本来持っている細胞と、体外から入った異物を区別し戦うことで、体を守ってくれるのです。
「花粉症」も「インフルエンザ」も共に異物に対する体の防御反応が共通していますね。
要は体に異常をきたす物質と戦う力を上げておくことで、かかりにくくなったり、ひどくならなかったりします。
体の免疫力を上げておけばいいのですね。
インフル花粉症の改善には免疫力を上げるのがポイント
花粉症患者数はスギ花粉症だけで1500万人以上、日本の花粉症総人口は2000万人以上、5人に1人は花粉症ともいわれます。
インフルエンザ患者も2017年1月時点で100万人を超えています。
2018年も近いものがあるのではないかと思います。
これだけたくさんの方がかかるようになった原因はいろいろあると思いますが、私は免疫力を上げるのには、「排除」と「補強」がキーワードではないかと思います。
異物の排除と、体の補強です。
排除に必要なものは「毒出し」と「体にいれないこと」の2点です。
「体にいれないこと」とは、化学物質などは体に溜まると体の力を弱めます。
そういったものをなるべくいれない。
農薬まみれの野菜よりは無農薬の野菜を選ぶ。
肉類は動物が食べているものにまでこだわれたらいいですね。
最近は、産地がわかることも多いので、真面目で誠実な農家さんを見分けていくのも大事です。
毛染め、パーマ、シャンプー、リンス、化粧品、歯磨き剤から入ってくるものにも気を付ける。
なるべく避ける。
毒出しにはミネラルバランスのとれたサプリメントなどでの、毒出しを助けるものが必要になってきます。
体に入れないようにするには、また入れてきたものの毒出しは、おいおい詳しく書いていきたいと思います。
その他、水の重要性、運動によって免疫力を上げることもできます。
睡眠も心の持ち方も大切。
書き出すと止まりませんが、こういったものもブログに綴っていけたらと思います。
免疫力を上げると体がわかる!
免疫力を上げるのにはいろいろとたくさんの要素が絡んできます。一見大変そうに見えてしまうかもしれません。でも実はそんなに大変ではありません!それは面白いことに、免疫力を上げることをほんの少しでも続けていくことで、だんだん元気になってくるからです。すぐに100%元気に改善しなくても、例えば、目的は花粉症を良くしたいとして、免疫力を上げていくことをする途中で、まずは体が疲れにくくなってきたり、歯茎の出血がなくなってきたり、何かしらの良い変化が出てくるからです。体がどんどん楽になっていくのがわかってきます。そうなると、体は体にいいことをもっと続けたくなります。
人間は免疫力が落ちてしまうと、思考までおかしくなるのです。人によっては、それを「あなた怠け者ね」とか「あなた体のこと何も大事にしていないのね」とか言われだし、本人は助かりたいのに、良くなりたいのに、周りから責められるがごとく状況を創り出してしまうのです。バカバカしい循環この上ないです。
でも少しでも栄養が足り、少しでも毒が出ていき、免疫力が上がっていくと、健全な思考が出来てきて、もっと体を大事にしようという行動力が起きてきます。現代は、思考すら、毒物や栄養不足や睡眠不足、運動不足によって、麻痺させられているのです。もっと体を大事にしようと言う行動を起こす力が免疫力を上げるのに繋がります。そうなれば、いつの間にかいろいろなところが良くなり、良い循環が起き、インフル花粉症なんていうものも避けられたり、軽く過ごせたりします。そんな人生を手に入れていく先に、健康で美しく生きていく人生が待っているのだと思うのです。
そのために必要なことをこれから綴っていきたいと思います。