自分を開くことができる耳の能力も愛で活性化しよう!

心、体、魂の健康

3月3日は耳の日

3月3日の今日は「女の子の節句」「ひな祭り」。

そして「耳の日」でもあります。

この日は、日本耳鼻咽喉科学会が1956年に制定した記念日で、
「3(み)3(み)」の語呂合わせからきています。

人が死ぬとき、最後まで聴覚は機能している可能性が高いと言われています。

医学的な研究によると、心肺機能が低下し意識が消えた後でも、

耳は音を認識し、脳がそれに反応することが確認されています。

五感の中でも生まれたとき、一番早くスタートするのも聴覚と言われていますね。

耳は私たちが音を聞くために欠かせない器官ですが、

その大切さを意識する機会は意外と少ないのではないでしょうか。

耳は単に音を聞くためだけではなく、私たちの生活にさまざまな影響を与えています。

平衡感覚を保つ役割もあり、耳の健康が損なわれると、

めまいやふらつきを引き起こすこともあります。

50代になると、聴力の低下も始まりますね。

耳の能力とは

耳は単に音を拾うだけでなく、音の方向や距離を判断する能力も持っています。

たとえば、後ろから近づいてくる車の音を聞いて、

とっさに道を譲るといったことができるのも、耳の空間認識能力のおかげです。

また、人は無意識のうちに聞こえる音を取捨選択しています。

カフェで友人と話しているとき、周囲の雑音を聞き流しながら会話に集中できるのは、

「カクテルパーティー効果」と呼ばれる耳の能力によるものです。

さらに、耳は脳と密接に連携しており、聞いた音を瞬時に処理する役割も果たします。

たとえば、会話の中で相手の声のトーンや抑揚を感じ取り、

感情を推測することができるのも、耳と脳の連携のたまものです。

しかし、加齢とともにこの能力は衰えていきます。

特に高音域の音が聞き取りにくくなる傾向があり、人の話し声がぼやけて感じることもあります。

耳の機能をできるだけ長く保つためには、

日頃から耳を大切にし、定期的な聴力チェックを行うことが大切です。

耳のトラブル

年齢を重ねるにつれ、耳に関するさまざまな問題が生じることがあります。

その代表的なものが、難聴、耳鳴り、めまいです。

**難聴**は、加齢による「加齢性難聴」と、騒音や病気によるものがあります。

加齢性難聴は、高音域の音が聞こえにくくなるのが特徴で、

気づかないうちに進行することも少なくありません。

**耳鳴り**は、「キーン」「ジー」といった音が聞こえる症状で、心の雑音とも言われています。

ストレスや疲労とも関係があります。

耳鳴りは完全に治すのが難しい場合もありますが、

リラックスすることで症状が軽減することもあります。

耳鳴りに関しては過去に書いたブログこちらもご覧ください。

**めまい**は、耳の奥にある内耳の異常が原因で起こることが多く、

特に「良性発作性頭位めまい症(BPPV)」は50代以降の女性に多いと言われています。

急に立ち上がったときにくらっとするような症状が特徴です。

これらの耳の問題を防ぐためには、日常生活の中で耳を守ることが大切です。

例えば、大音量で音楽を聴かない、耳掃除をしすぎない、

適度な運動で血流をよくするなどの工夫が有効です。

ハートで聞く

耳があることでわたし達は聴覚を通して外部に自分を開くことが出きます。

したがって耳というものは、

外部で起こっていることを理解するために自分を開いているのです。

凄くないですか!!

自分を開いているのが耳の能力なんですね。

外部との橋渡しで開いている能力の一つが耳なんですね。

それは脳に伝わり、心にも伝わっているのです。

ですから耳の問題は心も大きく関係しています。

あるとき、セラピーをしているとき、左耳だけが聞こえない方がいて

何をしても良くならないと言っていました。

「もしかして左側にうるさいことばかりいる人がいるのではないですか?」と聞きました。

「え?なんでわかるのですか?テーブルに座ると、いつもわたしの左側にうるさい父がいるのです」

と言われました。

彼女は左耳を塞いでいたのですね。

耳の問題はその人がよく聞くことができなくなっているということです。

聞くというのは、人とのコミュニケーションでも最も大切なことの一つです。

相手が全て正しいわけではありませんが、相手の言葉を、はなから否定せずに

心で、ハートを開いて聞いていきましょう。

相手はあなたを害しようとは思っていない人がほとんどです。

それを信じて、自分をもっと、もっと自分を愛してあげましょう。

そして自分の心を開いて愛の言葉で相手と話しましょう。

耳は単なる音の受信装置ではなく、私たちの心や生活の質を左右する重要な器官です。

耳の健康を保ちつつ、心で聞く力も磨いていきましょう。

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