手を伸ばした3センチ先の希望

女性の心の健康

希望をはこぶ人

『希望をはこぶ人』という本をご存知ですか。

2009年にアメリカで刊行されると
あっという間に世界20カ国での翻訳が決まった話題作です。

その本作の中で「5羽のカモメ」と題された質問があります。

「5羽のカモメが防波堤にとまっていました。
そのうちの1羽が飛び立つことを決意しました。さて、残っているカモメは何羽でしょう?」

あなたは何羽だと思いますか?
4羽?

答えは「5羽」です。

なぜなら、そのカモメは飛び立つことを決意しただけで、
実際にはまだ飛び立っていなかったからです。

馬鹿にしているわけではないのです。

決意しただけ

これは、翼を広げて空を舞うまでは防波堤に止まったままで、
残りのカモメと何も違いがないのですよね。

そういうお話なんですが、

これは何が言いたいかと言うと、

わたし達人間も「何かをしようと決意した人」と「何も考えていない人」とでは
見た目には違いがそうそうないということです。

一緒に学校で勉強していた隣の席の友達が、
学校をやめて、海外に行って一旗あげてこようとか思っているとは
わからないのですね。

でも人間は、他人のことは行動で判断するのに、
自分のことは決意だけで判断することがあります。

しかし、行動を伴わない決意は、何の結果も生み出しません。

決意することはスタートラインに立っただけです。

白⇒羽⇒習う⇒異なる⇒翼

いつでも飛び立てるようにしっかりと準備をしておくことが大切だと思います。
そして行動しなければなりませんね。

水素の会社の大月さんは言います。

私達は真っ「白」な状態で生まれます。
辛いこと、悲しいこと、嬉しいこと、いろんな経験を重ねることで「羽」が生えてきます。

それが「習う」とう字です。

これから先どんなちっぽけなことでも、体験したことのすべては私達の羽の一部になる。

そして私達の「羽」はたくさんの「異なる」人と出会うことで「翼」に変わります。

そこから実際に行動して初めて決意を実現できる可能性が生まれるのです。

大月さん、さすが!

わたしは異なる人というのは、自分以外の全ての人だと思います。

自分だけでいることは大したことができません。

自分一人だけで生きるための何かを発見しながら生きていたら
人類の進化はものすごく遅れていたことでしょう。

異なる人間同士でもまれながら、

時には傷つけながらやってはいけないことを学んだり、
時には愛し合いながら優しさ、思いやりを学んだり、

お互いの知恵を出し合って、叡智を生みだしたり、

アイデアを出し合って、協力してきたものがあってこそ今があると思っています。
そう考えると自分以外のものに感謝しかありません。

3センチ先の希望

だから、「翼」は一人の人間だけのものではなく、大勢の愛と汗から
手に入れたものですね。

それを羽ばたかせるのには、いろいろな思いが詰まっている。

でも一人の人間の視点に戻ると、それら先人の知恵や叡智に感謝して
お借りして、自分なりの工夫を重ねて、自分の体験と経験の
ために使っていかねばなりません。

そうです、動くのですね。
飛び立つのですね。
はばたくのですね。

その動き出す、飛び立つのを支える
夢や希望に大切なことがあります。

あまり大きすぎる夢をもつと、人によっては冷めてしまいます。
小さい夢もつまらなくなってしまいます。

『手を伸ばした3cm先』

を語ると人は希望を見出すというのです。

頑張れるのですね。

そしてクリアしたら次の3cm先に希望を見出します。

そう、その繰り返しをしているうちに、
本当に欲しいものに辿りついているのです。

手を伸ばした3センチ先を大事にしてくださいね。
絶えず忘れずにいてくださいね。

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