脳卒中・脳梗塞の予防
脳卒中とは?脳梗塞とは?
急に寒くなってきました。
寒くなると体調を崩す方もいますが、怖いのは脳梗塞。
脳梗塞は6月~8月にも発症しやすいですが、脳内出血や心筋梗塞は
11月~12月にかけても急増しますので、寒くなり始めは要注意です。
改めて脳梗塞とは、動脈硬化によって血管が狭くなり、
最終的に閉塞する脳血栓と、
血液の塊によって突発的に血管が詰まる脳塞栓の2つがあります。
また脳梗塞は脳卒中に含まれます。
脳卒中には大きく分けて3種類あります。
○脳の血管が動脈硬化や心臓からの血栓によって閉塞する脳梗塞、
○高血圧などが原因で脳動脈が脆くなって破綻し脳内血腫を作る脳出血、
○脳動脈の分かれ目に瘤ができ、徐々に大きくなって破裂するくも膜下出血(脳動脈瘤破裂)
です。
脳梗塞は脳卒中全体の65%、脳出血は21%、くも膜下出血は13%を占めますが、
高齢化が進む日本では脳卒中の増加が大きな社会問題となっています。
植物状態や認知症の原因となるからです。
わたしの父も41年前、当時父は53歳で脳動脈瘤破裂で倒れ、
少しの間植物状態になり亡くなりましたので、
わたしは脳卒中、脳梗塞、くも膜下出血(脳動脈瘤破裂)など、
脳の病気にはちょっと敏感になっています。
というのもわたしの体質が子供の頃から、父に良く似ていたからです。
脳卒中、脳梗塞、くも膜下出血(脳動脈瘤破裂)の前兆
脳卒中は脳の血管に障害があり発症しますが、
脳血管には神経が届いていないため、発症前にはあまり症状がありません。
基本的に、前触れがないのがこの病気の特徴であり怖いことです。
それでも少しは前兆などがありますので明記します。
○脳梗塞の前兆は「しびれ感」です。
口の周りがしびれたり、言葉が出にくく舌がもつれたりするそうです。
しかし、すぐに改善するので安心してしまうことが多く、これが「危険」との事です。
その後24時間から48時間以内に脳梗塞を起こす事が多く、
こうした症状がある時は、ためらわずに救急車を呼んで受診して下さいとも言われています。
○くも膜下出血(脳動脈瘤破裂)の前兆は
血圧が激しく上昇・下降する
急な頭痛(頭痛はそれほど強くない場合もある)
視力低下、めまい
吐き気や嘔吐
意識低下や頭の違和感(モヤモヤしたりボーとする)
○脳内出血の前兆は、脳卒中の前兆に含まれます。
脳卒中の前兆として上記以外に下記も含めます。
呂律が回らない、言葉や人の名前が出てこない
片側の手や足に力が入らない、片足を引きずっている
顔面の左右どちらかに麻痺が起こる、顔が歪む
経験したことのないほどの突然の激しい頭痛
片目が見えない、視野が欠ける、物が二重に見える
急なめまい、真っすぐ歩けない
また、こんな時は急いで病院へという項目もあります。
「イー」と言うと、顔の片側が歪んでしまう
両手を上げると、片方の手が落ちてしまう
「今日は天気がよい」とはっきり言えない
上記あてはまったら、できるだけ早く受診をお勧めします。
予防の為の6か条
脳卒中の予防の為の6か条がありますので明記します。
①水分の補給で脱水防止
②ストレスと睡眠不足に注意
③就寝前の呼吸で自律神経調整
④夜のビールはほどほどに
⑤血圧を測ってみよう
⑥楽観バイアス禁止
わたしの父は夜中に帰ってくる仕事や夜勤もありましたので
かなり睡眠不足がありました。
ストレスも抱えているのがわたしには何か伝わっていました。
夜中に帰ってからはお酒を飲んでストレス発散させていました。
特に水を飲む習慣は昔はなく、父は夜中に帰ってきて、お酒を飲み
お酒の利尿作用で血液がドロドロになっているところに
夜寝るだけでコップ1杯分の水分を失います。
更に血液がドロドロです。
翌朝、水を父は飲んだのでしょうか?今となってはわかりませんが。
そのあと、父はジョギングに出かけるのです。
健康の為にです。
その途中で脳動脈瘤破裂をするのです。
父は倒れる1か月前に頭が痛いと言っていたそうです。
当時、今ほどいろいろなことがわかっていて、
わたしの健康業界に携わって24年の
経験と叡智があれば、父を助けられたのではないかと思います。
悔しく残念です。
41年も前のことなのです。
健康な心と体で過ごしましょう
脳卒中の予防のための6か条、父は1つもクリアできていなかったことが
今ならわかります。
水が断然大事なのです。
第1に水分補給だと思います。
先ずは朝起きた時と夜寝る時に250㏄~300ccの水を飲むことを多くの方にお勧めします。
そして1日に2ℓは水を飲んでほしいです。
わたしお勧めの抜けない水素水なら、温めて白湯で飲んでもいいですし、
とても浸透しやすく、体がちゃぽちゃぽしにくいです。
更には免疫力もあがります。
それがちゃんとデータでも出せます。
そして、血液脳関門の奥まで届き、そこにある大量活性酸素の中のヒドロキシラジカルを消してくれます。
ですので脳卒中予防にかなり繋がると思います。
脳梗塞後に言葉が出なくなった方などもしゃべれるようになったり、
かなり改善されています。
また骨を強化して筋肉をつくるマッサージ治療器もありますが
脳梗塞の後に耳がぼわんとして詰まったような感覚があった方が一度
やっただけでクリアになられたりの感想も頂いています。
また栄養も大切だと思います。
オーガニックの緑色の濃い野菜をたくさん摂ったり、
脳に必用な栄養がギュッと詰まったサプリメントでも脳の問題から
体の問題がいろいろと改善されています。
歪みをとるような体操も毎日したり、自分を大事にする楽しい時間を
作ったり、心の面からも血液を大事にしてあげたら、変わっていくのではないかな、
脳卒中も防げるのではないかと思います。
でもこれらのことはけして脳卒中の為だけではなく、健康においての基本であり
大切なことなのです。
急に寒くなっても、健康な心と体で、余裕をもって過ごしていきたいですね。
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