肩こりは心の使いすぎ──瞑想と血流でめぐりを整えるセルフケア

わたし渡邉登代美は25年前に4度の手術後、半分寝たきりになった時に栄養不足と毒の溜まりすぎが病気の原因だったことを知りました。
その後元気になり、健康アドバイザーとして24年、たくさんの人に関わっていく中で、健康に良いツールのサプリメント、抜けない水素水、波動療法、
運動療法、心理学療法、ヒーリングに出会いながら、時にはアメリカまで行って勉強しました。
そして健康は一つの角度からだけでなく、様々な角度からのアプローチが必要と気づきました。
真の健康は心の健康、体の健康、魂の健康が揃ってこそだと思い、その大切さ、そのことを伝えるべくブログを書いています。
ですのでわたしのブログは心の健康、体の健康、魂の健康をテーマに書いています。
肩はどこにあるのか?──意識の偏りが生む“現代型肩こり”
「肩こりは、体からのSOS。上がりすぎた“意識”を少しだけ下げるだけで、心も軽くなるのです。」
肩こりの原因は、単に筋肉の疲労ではなく、意識の上がりすぎにあるのかもしれません。
スマホを見つめる時間が長くなり、考えることも増えた現代人の多くは、頭に血流や気が集中しています。
本来、肩は首と腕をつなぐ“中継点”のような存在ですが、
上半身ばかりに意識が集まると、体のめぐりが滞り、自然と肩が重くなるのです。
昔は「肩こり」といえば、年配の方の代名詞のようでした。
ところが今では、小学生までが「肩が凝る」と訴える時代。
10年前に、私のエクササイズセラピスト仲間であり、友人である、
当時30代の彼女が放った言葉が衝撃的でした。
「私は小学生の頃から肩こりで、ランドセルを背負うのが大変だったのよ」
当時40代だった私は、自分の子供の頃を思い出しても、肩こりなんて無縁で、
肩こりは父母や祖父母の特権みたいなものだと思っていたからです。
母の日に「肩たたきチケット」をプレゼントして喜んでもらっている小学生は日本中にたくさんいた。
そんな時代に育った私は、小学生なのに肩こりだなんて。。。
そんな人いるんだと驚いていたわけです。
ですが、今は肩こりの小学生なんていっぱいいます。
彼女が先駆者のように思えてなりませんが、とにかく現代は大人も子供肩凝りは急増しています。
これは、筋肉もありますが“心の使い方”が変わったサインなのだと思います。
体のどこに力が入っているのか、どこに意識が偏っているのか──
それに気づくだけで、肩こりの根本原因が見えてくるのです。
もしあなたが「肩が重い」と感じたら、それは“頑張りすぎている証”かもしれません。
考えすぎ、責任を抱えすぎ、常に頭の中が忙しいとき、血流も意識も上半身にとどまりやすくなります。
そんな時は、深呼吸をして意識をゆっくりと下げてみましょう。
おへその下あたり──丹田に気を沈めるように。
それだけで、全身の流れがふっと変わり、肩の力が抜けていくのを感じられるはずです。
肩こりは、体が「もう少し心を休ませて」と教えてくれるサイン。
だからこそ、肩に優しく意識を向ける“心のエクササイズ”を、毎日の習慣にしてみませんか。
その小さな意識の変化が、滞っていた血流を動かし、心の余裕を取り戻す第一歩になるのです。

肩の役割を知る──“責任を背負う場所”が教えてくれること
「優しすぎる人ほど、肩が凝る。『誰かのために』が積もって、
あなたの肩がそっと泣いているのかもしれません。」
私たちの肩は、思っている以上に多くの“重み”を引き受けています。
頭の重さを支え、腕の動きを助け、そして、目に見えない“心の荷物”まで背負っているのです。
肩こりとストレスは、切っても切れない関係にあります。
「やらなきゃ」「期待に応えなきゃ」と思うたび、無意識に肩の筋肉が緊張し、血流が滞っていきます。
肩は、あなたの「責任感」が形になった場所でもあります。
誰かを守りたいと思う優しさや、失敗したくないという真面目さが、肩に“圧”として表れるのです。
だから、頑張り屋さんほど肩こりに悩むのは自然なこと。
それは弱さではなく、あなたの誠実さと愛情の証なのだと思います。
感情を押し込めると、体は必ずどこかで反応します。
怒りを我慢すると首がこり、不安を抱え込むと胸が詰まる。
そして「責任を背負いすぎる」と、肩が固くなる。
体は、心が言葉にできなかった思いを“こり”として表現しているのです。
では、どうすれば肩を軽くできるのでしょう。
それは、心をゆるめる勇気を持つこと。
「もう少し肩の力を抜いてもいい」と、自分に許可を出すことです。
深呼吸をして、肩を少し回してみてください。
動きとともに、心の緊張がほどけていく感覚があるはずです。
その瞬間、血流がふっと流れ出し、心の中にも“温かい余白”が生まれます。
肩こりの解放は、筋肉をほぐすことではなく、自分を責める心をほどくことから始まります。
あなたの肩は、ずっとあなたを守ってきたのです。
時にはその肩をいたわり、やさしく「ありがとう」と声をかけてあげましょう。

肩こりを解放する“瞑想エクササイズ”──頭を空っぽにする時間を
「考えごとを手放せた瞬間、ふっと肩が軽くなる。瞑想は“思考のデトックス”です。」
肩こりに悩む人の多くは、実は頭の中が休めていないのです。
考えごとが多すぎると、思考が頭に滞り、血流もエネルギーも上半身に集中します。
その結果、肩が固くなり、まるで“考えの重み”を背負っているような状態に。
心も体もオーバーヒートしたままでは、どんなマッサージも長続きしません。
そんなときこそ、瞑想という心のリセットボタンを押してみてください。
瞑想とは、特別な修行ではなく、「何も考えない時間を自分に許すこと」。
たった5分でも構いません。
目を閉じ、呼吸に意識を向けて、“今ここ”に戻るだけで、肩こりの根っこにある緊張がほどけていきます。
呼吸を深くするたびに、滞っていた血流が少しずつ全身にめぐり始めます。
その流れとともに、思考の渦も静まり、心に静かなスペースが生まれる。
最初のうちは、次々と考えが浮かんできますが、そこで焦らなくていいのです。
「キャンセル、キャンセル」と心の中で唱え、頭の中の雑音を消していく。
あるいは、浮かんだ考えを小さな気球に詰めて空へ飛ばすイメージでも構いません。
やがて、ふっと何も考えない瞬間が訪れます。
その一瞬、肩の力が抜け、呼吸が深くなり、体の内側から温かさが広がるのを感じるでしょう。
瞑想は、血流を整えるだけでなく、心の滞りを流すエクササイズでもあります。
肩こりを治したいとき、まずは“頭を休ませる”こと。
それが、心と体を軽くし、肩を本当の意味で解放する最短ルートなのです。

肩の声を聞く──血流を巡らせる全身運動と生活習慣
「肩は、動かすことで癒える。血流がめぐり始めたとき、体だけでなく人生の流れも変わりはじめます。」
肩こりを本当の意味で改善するには、肩そのものをほぐすだけでは足りません。
ポイントは、全身の血流を動かすこと。
肩のこりは、体の一部が滞っているサインにすぎないのです。
血が巡れば気も巡り、気が巡れば心も軽くなる。
これは昔から変わらない、人間の自然なリズムです。
下半身を使う運動は、まるで体のポンプのように血流を押し上げます。
ウォーキングやストレッチ、軽いスクワットでも十分。
足を動かすたびに全身が温まり、肩や首の緊張が自然にゆるんでいきます。
汗をかけば老廃物が流れ出し、冷えていた心まで解けていく。
そんな瞬間こそ、体と心の“めぐり”がひとつになっている証なのです。
もし運動が苦手でも大丈夫。
通勤で一駅歩く、寝る前に肩をゆっくり回す、深呼吸をしながら伸びをする──
その一つひとつが、肩の声を聞くための小さな習慣になります。
大切なのは、完璧に動くことではなく、「体を感じて動かすこと」。
今の自分に優しく寄り添う姿勢が、滞った血流を少しずつ整えてくれます。
そしてもう一つ意識したいのが、“冷やさない生活”。
冷房の風、冷たい飲み物、薄着のままの夜。
それらは血の流れを止め、肩こりを深くしてしまいます。
温かいお茶をゆっくり飲み、湯船に浸かる時間をもつ──
その静かな時間の中で、肩がほっと緩むのを感じてください。
肩こりは、あなたの体が「もっと流れたい」と訴えているだけ。
少し動けば、血流はすぐに応えてくれます。
心地よい循環を取り戻したとき、あなたの人生にも新しい風が吹くのです。

心と肩をゆるめて、めぐりを取り戻そう
「肩こりは、心の疲れのメッセージ。自分をいたわる時間を取り戻せば、人生の肩の荷もすっと降ります。」
肩は、体の一部でありながら、心の動きにとても敏感な場所です。
考えすぎて頭に意識が上がると固くなり、ストレスを抱えると重くなる。
けれど、それはあなたが誠実に、そして一生懸命に生きている証でもあります。
肩こりを改善する鍵は、まず心をゆるめることです。
瞑想で思考を静め、全身を動かして血流を巡らせる。
その小さな「心のエクササイズ」を続けるうちに、体の中に風が通りはじめます。
深呼吸をするたびに肩が下がり、目の前の景色まで柔らかく見えてくる。
まるで、長く張りつめていた糸が、自然にほどけていくように。
忙しい毎日の中で、自分の肩に触れる時間を持っていますか?
たった数秒でも、両手でそっと肩を包み、「今日もありがとう」と言葉をかけてみましょう。
すると不思議なことに、体だけでなく心の奥にも、あたたかな余裕が広がっていきます。
血流が整うと、感情も穏やかになり、人生の流れもやさしく変わっていきます。
肩こりとは、あなたの中にある“めぐり”を取り戻すチャンス。
心と体は常に対話をしていて、あなたが少し耳を傾けるだけで、両方が一緒に癒えていくのです。
どうか今日から、自分を緩める時間をもってください。
肩の力を抜き、ゆっくりと息を吐く。
それが、心と体、そして人生を軽くしていく──
いちばん自然で、いちばん確かな「癒し」の形なのです。
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