一人がいっぱいいる日本

女性の自立

一人の人がいっぱいいる

孤独死の話の中で、以前さだまさしさんが言ったのですが
ご友人が東京かな?に出てきたとき

「わあ、ここは人がいっぱいいるのではなく、一人の人がいっぱいいる!」と
言われたそうです。

ドキッとしませんか?

ああ、日本と言う国はどこか他を知っている人から見たら、一人で生きている
ように見える人たちが多い国なんだろうなと思いました。

実際、孤独死は今年の1月~3月に自宅で亡くなった一人暮らしの統計だけでも
全国で2万1716人(暫定値)と確認されているそうです。

そのうち65歳以上の高齢者が約1万7千人で8割近くを占める現状。

年間の死者数は約6万8千人と推計されています。

遺体が長期間発見されない国。

ちなみに孤独死の定義は
「死後1週間を超えて発見された人」や、
「65歳以上の一人暮らしで誰にも看取られずに亡くなり、2日以上たった人」
などを言うそうです。

海外ではあまりまだ問題視されていなくて日本が抱える大きな問題の一つですね。

車中泊も多いとか

その方たちの中には、配偶者に死なれてしまった。

親の介護があり、結婚せずに生きてきた。
仕事が忙しくて結婚を考えれなかった。

結婚したけれどうまくいかなかった。

状況で一人になっていくというような状況、
事情は様々ですね。

でも最近は一人になるのを好む人も増えているようです。

車中泊等が増えているそうで、ちょっと大きめの車の中に
寝床のキットを買ってゴロゴロするのを楽しみにしている人も
いますね。

人と話さない時間も時には必要です。

一人の時間は大事です。

ただ人間同士の絆つくりの時間を意識するのも
大事ですね。

何事もバランスだと思うのです。

人は一人では絶対に生きられないです。

絆までいかなくても心を交わせるような間柄を
作っていくのは大事だと思うのです。

白馬村の奇跡

白馬村の奇跡は有名ですね。

2014年に長野県では豪雪や土砂災害、火山噴火、そして地震と立て続けに自然の脅威を目の
当たりにする出来事がありました。

そのような中、11月22日の22時過ぎに発生した長野県神城断層地震。

被災集落では家屋の全壊が相次いだにもかかわらず、住
民同士の助け合いにより、人的被害を最小限に抑えたのです。

「白馬の奇跡」と報道され、目や耳にした人もいるのではないでしょうか。

被害が大きかった白馬村神城(堀之内地区)では、
26人が倒壊した民家の下敷きになるなどしましたが、
全員が救出されたというのは凄いことですね。

その救出の多くは近隣住民の手助けによるものだったというから心熱くなります。
素晴らしいです。

被災地に住む60代の女性は
「住民がかけつけ、チェーンソーやジャッキを使って救出にあたった」と当時の状況を振り返る
という内容もネットに残っています。

農村部ということもあり、農機具や山林整備に使う器具を持っている家が多かったことが
幸いだったとも言えるそうです。

でも普段から、隣を知り、
普段から助け合う「近助」があったと言います。

本当にそうだったんだろうと想像します。

助け合いはやっぱり大事だと思います。

人は人と繋がって生きていく

そして時代も、その方向に向かい始めているようなんです。

今までは、隣の人との線引きがしっかりあったのです。
個がしっかりあったのです。

それが薄くなってきています。

これはエネルギー的な側面からの話なのですが、実際に薄くなってきているのです。

エネルギー的にそうなっているということは
エネルギーが先なので、時代はそちらに向かうのだと思います。

自分がされたら嫌なことは絶対にしない。

でも自分がされたら嬉しいことを相手にしていく。

そうやって愛を渡していければ、エネルギーもそのように
動きますね。

人と人が一つになっていく時代。

あるいは繋がっていく時代。

そこでは孤独死もないでしょう。

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