丹田と肛門に力を入れるとエネルギーが強くなる

心、体、魂の健康

声の出方が全く違った

わたしが中村天風先生の、丹田呼吸、クンバハカに出会ったのは
23年も前のことです。

それまで丹田の場所さえもよくわかっていなかったですが、、

丹田と肛門を意識した呼吸をすることで、エネルギーアップに
繋がったのを感じました。

天風先生はなにせ「溺れて死ぬ人は皆肛門が開いている」と言っています。

肛門を締めることって大事なんです。

わたしは以前、ヒーリングを学んでいた時に、
スピリチュアルワークのある儀式(リチュアル)で、歌を担当することがありました。

歌を歌う人は4人くらいで、しかも一人ずつのパートがあって歌います。

他の方は、踊りを担当したり、それぞれいろいろ担当が細部にわたってあり、
一斉同時にやります。

全員で40人くらいで、ある目的のために真剣にヒーリングワークの儀式を行います。
zoomで参加する方もいました。

わたしはわたしの役割をするために、ざわざわした中で、大声で歌わなければなりません。
もちろんマイクなど無しです。

ところが練習やリハーサルの際に、「声が小さい、聞こえない」と言われていたわたし。

練習も40分くらいしかなく、4人で交互に何回か披露するだけです。

ということで焦りました。

どうしよう。。。

が、わたしはクンバハカを思い出しました。

そこで丹田と肛門を意識しただけで、声が大きく出るのがわかりました。

全く声の出方が違いました。

お陰で本番ではものすごく声が通り響いて歌うことができました。

丹田と肛門に力を入れると違うなあとその時感じました。

中村天風先生

クンバハカを世に広めた、中村天風先生の思想や活動に影響を受けた人々は、
有名な方たちがたくさんいますね。

東郷平八郎、原敬、北村西望、宇野千代、双葉山、広岡達朗、
実業界では松下幸之助、稲盛和夫、笹川良一、、、
書ききれないくらいのたくさんの方がいます。

また、近年では松岡修造や大谷翔平、柴咲コウなど著名人もたくさんいるそうです。

大谷翔平選手もなんですね。

わたしは天風先生のところで学んだ、清水榮一先生の「シルバメソッド」という
能力開発を学ぶために、
当時住んでいた福島県郡山市から、新幹線で東京まで通っていました。

そこで天風先生を知るところとなりました。

天風先生の教えは爽やかできりっとしていて、筋が通っていて、強く、
生きていく上での指針となる言葉も多く、励まされます。

私は天風手帳を買い求め、それを持ち、中村天風先生の言葉を時折眺めていました。

多数の著名人が学んだ天風会

中村天風先生は、学生時代に正当防衛ながら、喧嘩で相手を刺殺、
日清日露戦争当時は軍事探偵として活動するも
多くの軍事探偵が死んでいく中、僅かに生き残った一人でもあります。

これだけでも波乱万丈な人生です。
がもっと波乱万丈人生は続きます。

戦後結核にかかり、ニューソート作家の著作に感銘を受けて渡米し、
世界を遍歴。

インドでのカリアッパ師匠のもと、
ヨーガ修行を経て健康を回復し悟りを得たとされています。

日本に帰国後、一時は実業界で成功を収めるも、
自身の経験と悟りを伝えるために講演活動を開始。

その教えを学んだ各界の著名人は上記にあげた方たちだけでなく多数。

現在は公益財団法人天風会(中村天風財団)が著作などを管理しているそうです。

クンバハカ呼吸法と正心調息法

それでは血流も良くなり、エネルギーも湧くと言われている、丹田と肛門に力をいれる、
クンバカハという呼吸法を紹介します。

『クンバカ呼吸法』とは
1.背筋を伸ばして肩の力を抜き、浅く腰掛ける。
2.息を吐く。
 お腹をへこませ、10~15秒かけてゆっくりと。 汚れを出し切るイメージで。
 この時、丹田を意識します。
3.息を吐ききったら、肛門をキュッとしめる。
4.息を吸う。 スーッと早くしてもOK。 空気中の良いものを吸い込むイメージで。
5.息を吸いきったら、肛門をキュッとしめる。

いつでもどこでもできそうですね。

またこのクンバハカと似た呼吸で、「正心調息法」というのがあるそうです。
「正心調息法」とは息を吸い込むと同時に肛門を締め、
息をグッと臍下丹田に収めるそうです。

この呼吸法を独自に開発、体得されたのが医学博士の塩谷信男氏は105歳まで
長寿全うされたそうですから、

やはり丹田と肛門は大事ですし、ここを意識した呼吸法もぜひやってみてほしいと
思います。

丹田と肛門に力を入れると、声も生き方も考え方も変わると思います!

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