象は庭師、生命の種まき人!象の日に悠久の知恵に耳を澄ます

わたし渡邉登代美は25年前に4度の手術後、半分寝たきりになった時に栄養不足と毒の溜まりすぎが病気の原因だったことを知りました。
その後元気になり、健康アドバイザーとして24年、たくさんの人に関わっていく中で、健康に良いツールのサプリメント、抜けない水素水、波動療法、
運動療法、心理学療法、ヒーリングに出会いながら、時にはアメリカまで行って勉強しました。
そして健康は一つの角度からだけでなく、様々な角度からのアプローチが必要と気づきました。
真の健康は心の健康、体の健康、魂の健康が揃ってこそだと思い、その大切さ、そのことを伝えるべくブログを書いています。
ですのでわたしのブログは心の健康、体の健康、魂の健康をテーマに書いています。
4月28日「象の日」に寄せて
毎年4月28日は「象の日」ですね。
今からおよそ300年前、江戸時代の中頃に、長崎にやってきた一頭の象が、
将軍徳川吉宗のもとへと運ばれた出来事に由来する記念日です。
当時の日本人にとって、象は「生きた異国」とでも言うべき存在でした。
誰もが目をまるくして、その巨体と優雅な佇まいに見惚れたといいます。
令和のいま、私たちにとって象は、動物園で出会える身近な生き物かもしれません。
でも、その姿にただ癒されるだけではもったいない。
実は象は、私たち人間が学ぶべき、深い智慧を宿した存在なのです。
今日は「象は庭師、象の日」というテーマで、彼らの驚くべき生態と、
そこから見えてくる生命の繋がりについて考えてみたいと思います。

象は足の裏で音を聞く──静寂に耳を澄ます力
象は大きな耳を持っていますが、
じつは「足の裏」でも音を聞いていることをご存じでしょうか。
地面を伝ってくる微細な振動。
たとえば数十キロメートルも先で起きた雷鳴や、
仲間の発する低周波のうなり声を、彼らは足の裏で感じ取り、
情報を読み取っているのです。
人間はどちらかというと、目と耳ばかりに頼りがちですが、
象たちは大地そのものに触れ、自然の声に耳を澄ませています。
この「静けさに耳を傾ける力」は、現代の喧騒に疲れた私たちにとって、
学ぶべき叡智だと思わずにはいられません。
SNSの通知音に追い立てられ、スケジュールに追われる日々のなか、
ふと立ち止まって地面に手を当ててみる。
そんな小さな仕草に、私たちもまた象たちと同じ「静けさの感受性」を取り戻せるかもしれません。

「象は庭師」──命を育む大地の仕事人
そしてもうひとつ、あまり知られていない象の重要な役割が、
「庭師」としての働きです。
象はなんと!1日に100キロも移動します。
その途中で、象は果物を食べ、大量の糞を落としていきますが
その糞は消化率50%なので、食べたものの種とかも含まれ、
糞は栄養たっぷりの土となり、新しい命の土台を作ります。
象が通った後には芽が出て、木が育ち、やがて森にもなる可能性もあります。
アフリカのサバンナでは、象たちが樹木を倒したり枝を折ったりしながら
移動することで、草原と森のバランスが保たれているのです。
もし象がいなければ、森はうっそうと茂り、やがて草原は消え、
生態系は大きく変わってしまうでしょう。
つまり、象は「歩く庭師」であり、「生命の種まき人」でもあるのです。
私たち人間もまた、ただ自分たちの都合だけで自然を利用するのではなく、
象のように、大地とともに歩み、大地に貢献する存在でありたいものです。
50代60代になり、命を育む生き方を、象から学び直すこともできるのではないかと思います。

象への愛──共に生きる未来へ
象の日に思うのは、「象は庭師」であると同時に、
私たち人間にとっても「心の庭師」なのではないか、ということです。
彼らの大きな体、ゆったりとした仕草、家族を深く思いやる心──
そのすべてが、忘れかけていた何かを呼び覚ましてくれるように感じるのです。
ところが現実には、野生の象たちは生息地の減少や密猟によって、年々その数を減らしています。
私たちができることは、ほんの小さな支援かもしれません。
でも、知ること、想うこと、それがすべての始まりです。
象の日に、彼らのことを心に留め、
地球という庭を共に守り育てる未来へと思いを馳せてみませんか。
大地に耳を澄ませ、命をつなぐ庭師たちに感謝を込めて。
私たち自身もまた、大地の一部なのだということを、もう一度心に刻みたいものです。
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