90代女性の驚異のパワーに学ぶ、50代からの“老後が楽しみになる生き方”

6月5日は「老後の日」。

“ろう（6）ご（5）”の語呂合わせから生まれたこの日は、

「人生100年時代をどう生きるか？」を見つめなおす、よいきっかけになります。

そんな今日この日に、私たち50代が見習いたい女性がいます。

その名も、「筋肉ばばあ」の異名を持つフィットネスインストラクター、

瀧島未香さん（通称タキミカさん）。

なんと御年94歳。

驚くべきことに、現役でジムに立ち、

若い人たちと一緒に汗を流していらっしゃるのです。

90代でフィットネス？　しかもインストラクター？

私たちの「老後」のイメージを根底からくつがえすような存在に、

心がウキウキしませんか？

「自分もこうなれるかもしれない」と、勇気の芽が静かに膨らんできます。

またまた驚くべきことはタキミカさんがフィットネスを始めたのは、実は65歳のとき。

還暦を過ぎてから「健康のために」とジムに通い出したのが、すべての始まりでした。

それから30年。

今では立派なインストラクターとして、週に何度も人前でエクササイズを指導する立場に。

年齢を感じさせない美しい姿勢、引き締まったボディ、何よりもその明るい笑顔

に、誰もが魅了されます。

彼女のモットーは、「年齢はただの数字」。

カラダが変わると、心も変わる。心が変わると、人生が動き出す。

そんなことを、体現して見せてくれているように思います。

50代という年齢を「もう遅い」と思うのか、「ここからが本番」と捉えるのか。

その意識の違いが、10年後、20年後に大きな差となって現れるのでしょう。

実はタキミカさんのように、90歳を超えてもパワフルに活動されている女性たちは

意外と多く存在します。

先日もたまたま見たNHKののど自慢に90代のオシャレで上品で、素敵な女性が合格していました。

ケンタッキーの創業者・カーネルサンダースは、65才で起業して、

世界のケンタッキーの元を創りました。

潰れかかったトヨタを世界のトヨタにした石田退三氏も58才からスタートしています。

そうなるためには、次の3つが大事だと思います。

#### ① バランス重視の食生活

野菜を中心に、腹八分目を心がける。

体に負担の少ない食事が基本です。

野菜などは現在ビタミンやミネラルがかなり不足しているので、

サプリメントなどで補強する。

水も1日2ℓ、エネルギーの高い（波動の高い）良い水を飲む。

#### ② 無理のない運動習慣

スクワットやストレッチなど、自宅でできることをこつこつ続ける。

#### ③ いつも“誰かのため”に行動している

「孫の世話をしたいから元気でいたい」

「講演で話す予定がある」など、自分以外の存在に意識を向けることで、

生活にハリが生まれているのです。

こうした小さな積み重ねが、「老化」ではなく「進化」をつくっている。

見習いたい習慣ばかりです。

さて、私たち50代60代は、これからどんな「老後」を目指すのでしょう？

答えはシンプルです。

「今をどう過ごすか」で、老後は変わる。

たとえば、次のようなことから始めてみませんか？

* 毎朝5分だけ、ストレッチをする
* 白米を玄米や雑穀米にしてみる
*朝起きたら、水を250㏄飲む
* SNSで元気な90代女性をフォローして刺激を受ける
* 70代、80代になった自分を想像し、ワクワクする目標を持つ
*瞑想する

人生の後半を「おまけ」と考えるのではなく、「もうひとつの青春」として味わう。

それは、特別な誰かだけが手にできるものではありません。

94歳でも前向きに生きるタキミカさんのように、私たち50代60代にも、

その可能性は大いにあるのです。

老後の日に寄せて。

いつかの未来に「私、良い体験をたくさんしてくれてありがとう」と

言えるような、そんな“今日”を積み重ねていきたいものですね。

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