腸内フローラを良くする秘訣

腸内フローラ
女性の体の健康

腸内フローラは脳の機能や精神状態に影響する

「腸の力」でも書きましたが、「腸内フローラ」とは「腸内細菌叢」のことです。

ヒトや動物の腸内で一定のバランスを保ちながら共存している多種多様な腸内細菌の集まりを指します。
叢はくさむらを意味し、腸内細菌の集まりがお花畑にも見えることから、「腸内フローラ」とも呼ばれています。

この腸内フローラは、身体の健康だけでなく、脳の機能や精神状態にも影響を与えます。

「腸の力」にも書きましたような、ビフィドバクテリアム・ロンガムというプロバイオテクスは不安を軽減させます。
またあるプロバイオテクスは脳の領域の不安やストレスの感情を鎮める神経伝達物質(GABA)の量に顕著な効果を示したりします。

腸と脳

加工食品を避けることで腸内フローラも脳も改善する

食生活で怖いのは、加工食品や精製された食品です。
これらは健康な腸内フローラを壊し、悪玉菌や真菌のえさになります。

なぜ加工食品が良くないかというと、砂糖が多く含まれているからです。

砂糖は、病原性細菌が繁殖しやすい環境を提供することで、有益な腸内細菌を危険にさらします。
また脳を含む、体全体の慢性炎症にも関与しています。
うつ病の予防や治療においても砂糖を避けることは重要です。

加工食品の多くには、脳の健康に損傷を与える人工甘味料や他の合成添加物が含まれています。

人工甘味料のアスパルテームの副作用には、うつ病とパニック障害の2つが含まれています。
アスパルテームは、清涼飲料水、ガム、ゼリーやアイスにも含まれていますね。

そして、遺伝子組み換え作物や精製された穀物も良くないです。
この精製された穀物にはミネラル分など大事なものが抜け、糖質が多く含まれています。

加工食品の割合が多くなると、ミネラルなど基本の栄養が減るので、体が栄養失調になりやすいです。

また加工食品の大部分は、遺伝子的組み換え、あるいは遺伝子操作されています。
主にはコーンとダイズです。これらは有益な細菌にとって、特に有害ですので気をつけなければ
なりません。

農薬や抗生物質は超怖いので避けましょう

有益な腸内細菌は、除草剤であるグリホサートの影響をかなり受けます。

農薬は使えば使うほど、耐性が高まるため、毒性の高い除草剤の使用量は年々増えていき、びしょ濡れになるまで穀物には農薬がかけられます。
たとえ、微量であっても、残留した穀物を食べることは腸内フローラが壊れてしまうのです。

また腸内細菌は抗生物質にとても敏感であり、傷つけられます。
必要でない限り、抗生物質の服用は避けるべきです。

できれば、オーガニックではない通常の方法で育てられた肉やその他の動物性食品も避けられたらベストです。
その他、腸内フローラの破壊につながるので、抗菌石鹸、フッ素の使用もやめましょう。

腸内の善玉菌を増やすのにはどうしたらいいでしょうか?

上記の良くないものをなるべく避け、味噌、納豆、発酵野菜、ヨーグルトドリンク、ケフィア、など発酵食品を食べ、健康的な食事をするのがベストです。

発酵食品は、伝統的な製法の未殺菌のものが良いです。
発酵食品に含まれる有益な細菌のいくつかは、有害物質にくっついて、重金属や農薬を体から除去するのに役立ちます。
また発酵した野菜はビタミンk2の素晴らしい供給源となります。

抗生物質はどうしてもとらなければならない時は、必ず発酵食品を食べたり、プロバイオテクスのサプリメントで腸内に善玉を補給してください。
私はこのサプリメントは10年以上使っている良いものを知っています。
健康情報もそこの会社で学ばせて頂いています。

このサプリメントは、人体に良い影響を与える微生物のプロバイオテクスと、プロバイオテクスの働きを助ける、プレバイオティックスが入っています。
この2種類を一緒に摂ることで、相乗効果で腸内環境のバランスが整います。
両方摂ることが重要なのですが、両方入っているサプリメントです。

そしてストレスを少なくするように管理するのも重要ですね。

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