冬の隠れ脱水に注意

心、体、魂の健康

冬の脱水症

今年の夏も暑く、秋が短かったですが、12月に入り、しっかり冬の毎日ですね。

冬になると、寒いからかお水を飲まなくなりませんか?

夏は暑いので喉が渇き、どうしても自然と水に手が伸びます。
(ま、それも足らないから大変ですが)

また熱中症対策に国も、民間も力を入れていますので、テレビでもネットでも

うるさいくらいに「注意」するよう声かけていますよね。

冬は、夏のように暑くて汗もたくさん出るわけではないので、

気をつけないと自然と水分が足らなくなるようなことはないのでは?と思う人もいますね。

ところが冬こそ脱水に注意なのです。

暑さで汗をかくこともなくなり、喉もあまり渇かないからと

水分補給を怠ると、脱水症状に陥ることがあります。

体液の調節

どうして冬も水分が必要なの?

と思われる方は、そもそも、人間の体を思い出してほしいのです。

人間の体は5割~7割が水分でできています。

成人は6割。高齢者は5割。

赤ちゃんは8割近く水分です。みずみずしいわけですね。

体に含まれる水分のことを「体液」と呼びます。

体液には血液、リンパ液、消化液、細胞と細胞の間を満たす組織間液などがあります。

体液が全身を循環して、体に必要な酸素や栄養分が細胞に運ばれ、

不要な老廃物は尿として排泄されます。

また、体温が上がったときに汗を出して体温を一定に保つ体温調節もしています。

この体液は、汗や尿、便で体の外に出ていく水分と飲食によって

体の中に入る水分のバランスがとれることで、一定の量が保たれています。

この体液循環の調節に水分補給が大きく関わってくるのです。

水分は常に一定に保たれていなければなりません。

それが不足すると脱水症状になります。

また病気も招いてしまいます。

水分不足の原因

冬に水分不足に陥る原因としては、水を飲まなくなることが大きいですね。

冬は喉の渇きを感じにくいため、水分を積極的にとらなくなります。

そうすると、体の外へと出ていく水分は多く、

体の中に補給される水分は少なくなるため、体液が不足しやすくなるのです。

また冬は寒さ対策で暖房など部屋を暖める器具を使いますので

どうしても乾燥してしまいます。

乾燥は水分を失っていることに繋がっていますね。

冬の脱水も知らず知らずのうちに、気が付かぬうちに進行します。

これがいわゆる「隠れ脱水」です。

これが進行すると脱水症状を起こす危険があります。

脱水症の初期症状として、脳、消化器、筋肉に症状が表れます。

頭痛、集中力の低下、日中の強い眠気、食欲不振、腹部の不快感、

胃もたれ、体に力が入りにくい、筋肉痛、足がつる等です。

そこにサインが出ましたら、体液が不足しているので、

常に体液を循環させるためにも、水分補給が必須ですね。

更には下記の症状も出たら、要注意です。

喉が渇く、体重が短期間で減ってる、尿の色が濃くなっている
風邪など病気ではないのに37℃前後の微熱がある

更には65歳以上の高齢者の場合は、
皮膚が乾燥し、つやがない。皮膚がポロポロ落ちる
口の中が粘つく。つばが少なく、つばを飲み込めないことがある
便秘になった、あるいは以前よりひどくなっている
皮膚のハリがなくなり、手の甲をつまみ上げて離した後、跡が3秒以上残る
足のすねがむくみ、靴下のゴムの跡が10分以上残る

これらの場合は酷くなる前に水分補給をすることはもとより、病院等へ行きましょう。

隠れ脱水症対策

隠れ脱水にならないためには冬も水分補給が大切だということを

忘れないようにしましょう。

それには何といっても水分をとることです。

個人差はありますが、1日に1500㏄程度を目安に分けて飲みましょう。

これは習慣にしたほうがいいです。

朝250㏄、食事をしながら250㏄、午前中250㏄、昼食を摂りながら250㏄、
午後250㏄、夕食を摂りながら250㏄、お風呂入る前に250㏄、
入浴後か寝る前に250㏄で1日2000cc飲めます。

これはわたしのやり方ですが、

1時間ごとに100㏄で16時間起きているなら、1600㏄飲めます。

いろいろなやり方があって良いですね。

寒いときは白湯がお勧めです。

また加湿器を使ったり、洗濯物や濡らしたタオルを室内に干したり、

定期的に窓を開け、換気をするのも大事です。

冬は寒さ対策として気密性の高い素材を使った下着や衣類を身につけたりしますが、

これは熱がこもりやすく体が熱くなると発汗して、水分を奪う要因になり得るそうです。

そうしたものを着用しているときも、意識して水分をとるようにするとよいでしょう。

わたしは朝起きたら、必ず、250㏄の水を摂っています。

でかいワンコ散歩に行かなくてはならず、犬にせかされても、ちゃんと飲んでから出かけます。

わたしは父が41年前に脳動脈瘤破裂で倒れて亡くなったのは水分不足だとわかっています。

夜中まで仕事をしていた父は帰宅後、お酒を飲み、朝起きたら水も飲まずにジョギングに出かけ、倒れました。

お酒の利尿作用、寝るときの発汗、あの時代、水を飲む習慣がなかったことが要因だと思います。

中学の夏の運動の部活動でも水を飲ませない時代でしたね。今思うとびっくりです。

水は大事なのです。

どうせ飲むなら、免疫力も上がり、体に浸透しやすく、とても飲みやすく、

体に良い、世界初抜けない水素水を飲みませんか。

ご関心のある方はお知らせください。

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