小さな幸せが大きな幸運を呼ぶ
ポジティブ心理学の父
ポジティブ心理学の父または創始者として広く知られてい
るマーチン・セリグマン教授は、実験をしました。
精神的にひどい落ち込み症状が現れているグループに、
あることを15日間だけやってもらったんです。
それは「今日良かったことを、3つ思い出して書く」
今日良かったことに意識をフォーカスする訓練をわずか15日間するだけで、
ベッドからも離れられないくらい精神的にダウンしている人たちでも、
94%の人が安堵感を覚えたと言います。
単に、「朝の風が気持ち良かった」とか小さなことでいいんです。
だって真夏の暑いときなら、それはかなり大きな幸せですね。
秋なら小さな幸せかもしれないですが。
それでもいいのです。
小さな幸せに気づける人が、大きな幸せを引き寄せるのですから!!
ある心理学の実験で、
男性がジョークを言わずに女性の電話番号を尋ねると、
15.4%しか電話番号を教えてくれなかったそうです。
いつの時代なのかわかりませんが。
でもジョークを言ってから電話番号を尋ねると、
42.9%の女性が、簡単に教えてくれたそうです。
笑うと心も緩むのですね。
笑福亭鶴瓶さんは、
誰でもできるような「地味な努力」をして、笑いを作っているとか。
今日こんなおもしろいことがあったなというものを
毎日ノートに書いているそうです。
それを19年以上も続けている。
鶴瓶さんはそれを大切にして
「2005年の1年間に584 個もおもしろいことがあったんですよ。』と
インタビューで話していたそうです。
生活の中にたくさん、面白いことや幸せはあるということですよね。
見つける、意識するのが大事ですね。
見つける!意識する!が大事
人の心を開く3つの術
鶴瓶さんは、このノートというネタ帳を心の味方にして頑張っていたそうです。
前の晩にネタ帳を見ながら、明日はこれとこの話にしようとか
構成を考えることもあったようです。
ネタ帳大切にしていました。
その鶴瓶さん「人の心を開く3つの術」を身に付けているそう。
それは
『自分から挨拶する』
『自分の恥ずかしいことを話す』
『相手を笑わせる』
ある心理学実験では、「募金をお願いします」と言うよりも、
「こんにちは、募金をお願いします」と言ったほうが、
言わないより2.5倍も募金が増えたそうです。
たった一言の「こんにちは」でも相手の心を2.5倍も開けるのですね。
凄いことです。
小さな幸せが大きな幸運を呼ぶ
もし、一歩進んで、もっと大きな幸せを引き寄せたいなら
今度は、相手の幸せを自分のように思えることです。
更には相手のしてほしいことをする。
それは自立を奪うようなものではなく、
相手が本当に必要としていること。
相手が愛が枯渇していたなら、愛を渡せるようなそんな人になりたいです。
中村天風先生も言いました。
「人の喜びを我が喜びとできるような生き方が一番尊い」
ただ物を与えるのではなく、本当にその人が心の奥底が望むような
進化成長の手助けをできたらきっと嬉しいでしょうね。
それにはわたし自身も先ず進化成長しなくてはならないのですが。
話を戻しますが、小さな幸せはたくさんあります。
それをコツコツ少しでもいいからみつけましょう。
1986年ころ、テレビで「愛少女ポリアンナ物語」の「良かった探し」が話題になった時がありました。
ポリアンナは、父を亡くして孤児になりましたが、
貧しさや不幸に負けず、どれだけ苦しい状況でも父親の遺言である、
「どんなに苦しいときでも、楽しい部分を見つけて、明るく生きなさい。
そう!よかった探しをするんだよ」
ポリアンナは、その言葉を守りました。
やがて、明るく前向きに生きる姿は周りの人の心を打ち、
周りも「よかった探し」をすることで町全体が明るくなっていくのです。
現在ではこのような効果を、
『ポリアンナ効果』
と言われ、心理学の領域で使用される用語にまでなっています。
良かった探しをみんなができたら世界なんてすぐに明るく平和になりますね。
それができないから戦争のある世界なのです。
でも気づいた人からでも、小さな幸せを探して大きな幸運を呼び寄せていきましょう♪
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