健康に良い水の働き
水の人体での働き
人類の誕生から飲み続けて健康を守ってきたものと言えば水ですね。
誰もが浮かびます。
水は人間にとってなくてはならないものですね。
人体の水は、分泌、吸収、排泄に関わっています。
そして水は溶媒、運搬、体温調節の働きをしています。
溶媒とは、水が分泌、吸収、排泄に関与していることを言っています。
そして栄養素を吸収しやすくし、ミネラルを溶かし、体の中のpHや浸透圧を調節し、バランスを一定に保ちます。
運搬とは、血液によって栄養素や酸素を細胞一つ一つに運ぶのにも水の役割が重要です。
老廃物、二酸化炭素(CO₂)を運ぶのもそうです。
水が不足すると血液の濃度が濃くなり、流れが悪くなると細胞は機能を失います。
体温調節とは、発汗による体温調節です。1日に500㏄の発汗で体温上昇を防いでいるのです。
排泄量の関係からも水はたくさん飲んだほうがいい
水に関しては昔から、水を2ℓなど飲み過ぎると水毒になると考えられる方がいます。
またできるだけ2ℓ近く水を飲んだ方がいいと考えられる方もいて、論争されています。
私は水素水を1日1.5ℓくらいは飲んだ方がいいと考えていて、私自身は2ℓ飲んでいます。
水でもいいので、とにかくお水は飲んだ方がいいという派です。
以前仲間15人くらいで実験したことがあります。
毎日水を2ℓ飲んでみるのと、なるべく飲まないようにする実験をです。
私も参加して、体を張ってやったことがあります。
1週間くらいずつですが、全員、2ℓ近く飲んだ方が調子がよく、飲まないと疲れが増したり、集中力が落ちたりしました。
個人差もありますので、1.5ℓは飲むことを勧めています。
論理的に考えても、寝ているときは、500㏄の水分が出ると言われます。
その内訳は汗200㏄+呼吸です。
CMでも寝ている間にコップ1杯の水(200㏄)が布団に浸透すると言っていますね。
プラス呼吸でも出ます。
ということは、朝は特に血液がネバネバです。
人間の体が一番汚れているのは朝だと言われているのはこのためですね。
ですので、朝起きたらコップ1杯の水を飲む。
(私はうがいをしてから飲みます)
そして、朝食の後にもコップ1杯の水を飲むことは消化を助けます。
そうすれば、朝から調子がいいはずです。
また排泄の量に関しては、学者さんの見解で差がありますが、毎日2100㏄~3100㏄出ていくとあります。
尿や便だけで1100㏄~2100㏄、汗や呼吸、皮膚から不感蒸泄1000㏄出ていくというのが、学者さんの見解です。
食べ物に含まれている水が800㏄~1200㏄、体内で産生される水が300㏄は摂れます。
ですが、お酒を飲んでもたくさん水分が出ていくし、運動のし過ぎでも出ていくし、緊張して汗かくだけでも出ていきます。
ビールなど500㏄飲んでも、830㏄は排泄されてしまうので、残り330㏄は埋めなければなりませんね。
そういったことからも、2100㏄~3100㏄は排泄されているのだから、水を飲むのは必要だと思うのです。
亡き父がしっかりお水を飲んでいたら。
私は水の重要性を学んだり、水素水に出会ってから、水不足に関して、ある事柄に思いを馳せるようになりました。
それは、私の父の死の原因は水不足だったのではないかということです。
私の父は32年前の3月のある朝、館山の海岸にジョギングに出て、その途中で脳梗塞で倒れました。
それが原因で亡くなりました。
私の父は、私が物心ついた時から、仕事を遅くに終えて帰宅しては、毎晩お酒を飲んでいました。
かなり飲んでいるイメージでした。
アルコールというのは、上で書いたように、ビールを500㏄飲むと、平均で830㏄水分を排泄していることがわかっています。
体液を330㏄使うのです。
その後眠ることで、更に500㏄も排出していたら、合計で830㏄も水分を排泄することになります。
朝は完全に水分不足です。
32年前の父が、ジョギングに行く前に、コップ1杯の水でも飲んで出かけたのかは、その場にいなかった私には想像しかできません。
そんな状態で走って汗をかいていたのですから、血液は完全にドロドロです。
水不足が脳梗塞の原因になってしまったのではないかと、今では悔やむばかりです。
私の父はいつも人一倍健康を気にしていて、美味しいものでも我慢して、腹八分目にしたり、ジョギングや腕立てふせなどもよくやっていました。
そんな風に気を使っていたのに、肝心な水が足りていなかったのではないかと思います。
だから私は水を飲んだ方がいいと思うのです。
もちろん水素水でしたら、宇宙一小さく、脳幹の奥まで届いて、活性酸素を消すので、とてもいいのです。
当時は水素水はまだありませんでしたが。。。
水を飲んでもらうのと飲んでもらわないとではかなりの差が出る
水が重要なのは、ジャーナリストであり、評論家である、田原総一朗さんも本を出版されています。
「認知症は水で治る!」です。
国際医療福祉大学院教授の竹内孝仁さんという医学博士に質問しながら対話形式で、介護現場での認知症対策の内容を書いています。
その中で水の果たす役割の大切さを説いています。
人間の体の中で最も多い構成要素は水であると明記されています。
幼児は体重の70%、成人~65歳までは体重の60%が水。65歳以上は体重の50%が水です。
体重50キロの高齢者なら25キロ(=25,000㏄)の水分が体内には含まれているわけです。
その水分は尿や便としてだけでなく、汗や呼吸でも失われていて、毎日2100㏄~3100㏄が体外に排泄されているわけです。
本の中では、高齢者ではわずか500㏄の水分が足りないだけで、意識がぼんやりしてしまうとあります。
ちなみに、水分減少率による身体の状態を田原さんの本の95ページから抜粋し、書いてみます。
水分が1~2%減少すると、疲労感、イライラ、頭がぼんやりする、覚醒レベルが低下します。
水分が3%減少すると、血液循環が悪くなり、脳梗塞などが起こりやすくなる
水分が5%減少すると体の自由がきかなくなる
水分が7%減少すると、幻覚、幻聴、意識混濁が起こる
水分が10%減少すると死に至る
(他のドクターの見解によっては20%で死に至るとありますので上記はおおよその数字かとは思います)
本には、介護現場で高齢者に1日1500㏄の水をきちんと飲んでもらうことで、体験がたくさん出ていて、その内容も書かれています。
飲ませ方の工夫も出ていて、とても参考になる内容です。
また本の中には、水、運動、きちんとした食事、排泄も認知症に良いキーワードとして出てきます。
これは認知症の方ばかりでなく、健康な人でも、病気の人でもみんな必要な大切な項目ですね。
運動することで筋肉がついて、姿勢が良くなる。
内臓の位置もちゃんとしてきますと血流も良くなり、意識もしゃんとしてきます。
またきちんとした食事には栄養が入っているので、体の血となり肉となり、脳も活性化します。
高齢者は栄養不足とよく言われますが、栄養が足りることで活力が湧いてきて、前向きにもなります。
ビタミンやミネラル、蛋白質、栄養をきちんと摂るということも、とても大事ですね。
私はサプリメントも補強として重要だと思います。
よく塩分の摂りすぎは良くないよという話がありますが、塩分を控えめにと言われてるのはそれだけ水を飲んでないからだそうです。
塩分はやっぱり必要。
積極的に良質な塩分(ミネラル分の豊富な良質な塩分です)を適量摂取すれば、体は勝手に水を欲します。
無理しなくても水をたくさん飲めたりします。
ちなみに水素水はその構造が宇宙で一番小さいので、また私お勧めのものは、ナノバブルなので、体に浸透しやすく、飲んでもお腹いっぱいにならないという方がとても多いです。
たくさん飲もうという方には、活性酸素までも消してくれる水素水はやっぱりお勧めです。
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