背骨のS字カーブは重要

心、体、魂の健康

S字カーブがあるから人間は立てた

人間は脊椎動物ですが、これは背骨を持っている動物ということですね。

脊椎動物は哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類です。
みんな背骨がある。

でも人間と他の動物との背骨の点での違いは、

人間の場合

脊椎=背骨が、人間を立たせたことに、二足歩行をさせるために
大きな違いを生んでいますね。

つまりは、背骨が頭を支え、人間を立たせることに多大な役割をした
ということです。

人間の脳は成人で5キロあると言います。

それだけの重さ支えるのには、

支えて動くのには、

人類はそれが自然にできるように生理的カーブである『S字カーブ』の身体を手に入れたのです。

CからSまで

S字カーブとは、背骨(脊柱)の形のことを言います。
背骨は、横から見ると緩やかにS字を描くような形をしていることから、そう呼ばれています。

背骨が緩やかなカーブになっているのは、
重たい頭を支えるためのサスペンションの役割を果たしています。

仮に背骨が、もし真っ直ぐのままであれば、頭の重みで、動かすとすぐに折れてしまいます。

人間はこのS字カーブがあることで、姿勢のバランスを保ち、体を動かし、体への衝撃を
和らげることができるのですね。

生まれたばかりの赤ちゃんの背中はS字などできていないですね。

まるまっていて横からみたら、Cの形です。
『首が据わっていない』状態です。

それが、3か月ほどすると頸椎という体の前側に向かうカーブができてきて、
重力に逆らえるようになって、やっと首が据わります。

そして半年たつと胸椎という後ろ側に向かうカーブができてきて、
お座りができるようになり、

1年たつど、腰椎がせり出し、前側にカーブを作り、
背骨全体がS字形になって、
やっと立ち上がることができるようになります。

この赤ちゃんの生まれてからの歩みは、人類が背骨を手に入れた時と同じような歴史を
辿っているようにみえます。

ですから、ハイハイなどをしっかりやって、背骨を立たせるために、様々な筋肉を
作っていくことが大事なんだなと思います。

筋骨格系システム

筋骨格系(Musculoskeletal マスキュロスケレタル)システムは、
人間の「身体」という、きわめて高度に複雑な統合システムにおける、
非常に重要な『インフラ(基礎基盤)』と言われています。

わたし達が姿勢を保ち、安定して動けるのはこの働きによります。

このシステムは骨格を形作っている骨、筋肉、じん帯、腱、軟骨、
神経、関節、その他の結合組織で成り立っています。

でもこの中でも、背骨のS字が作られていくのに、筋骨格システムが
総動員して作られていったのだと思います。

背骨がCからSになっていくまでのでき方をみると、本当に順を追って
少しずつ成長していくのがわかります。

ですから、背骨一つとっても、痛みが出た場合、
その箇所、箇所で、心や魂が訴えてくるものがあるのが

納得いくと言ったら、あなたは
「何言っちゃっているの?」と思うでしょうか。

支えてくれる体に感謝

例えば背骨の一番下の仙椎あたりが痛む場合、自由を至上のものと
考えています。

自由を奪われることへの恐れから痛みに繋がることがあります。
生活の中でかもしれませんし、社会の中でかもしれませんし
それはその方の状況に置いてですが。

仙椎あたりは、背骨の成り立ちの中で、S字カーブの最後が出来上がって

やったあ!
これから立ち上がって自由を手に入れられそうだと言う時です。

そういう思いのある場所であります。

このことを、背中の下のほうが痛いというある人に伝えたら、
「納得いく」という答えが返ってきたこともあります。

その方は、「自分の自由は奪われない」と決め、
わたしお勧めの健康法やエクササイズもして、今ではすっかり元気です。

背中とは、全体的に、支えるという意識を持っています。

わたしたちは、どんな時も、自分のそういう体に感謝し、

体に必要な栄養を足し、毒を取り、良い水を飲み、
エクササイズ等で体を均等に満遍なく動かしていくのが大切だと
思います。

体はわたしたちがこの世界で、体験をたくさんできるように、
幸せになるように、応援している大事な自分なのですからね!!

私がお伝えする、ヒーリングや健康情報を詳しくお知りになりたい方はこちらまでお問合せお願いします。

関連記事一覧