他力を借りるなら
仏教用語の他力本願とは
他力本願という言葉は良く聞きますね。
他力本願は良くないよ~とかで聞きます。
ですが一方で、今、他力に任せるのが良いとも言われています。
それはまた別の機会で書きます。
ところで他力本願は全くの他人任せですが、仏教での本当の意味は違うようです。
他力の本来の意味は、仏教用語が語源です。
「他力」と言うは如来の本願力なり。
と親鸞聖人は言われます。
如来とは阿弥陀如来のことで
阿弥陀如来の本願力のことを「他力」とも「本願他力」とも「他力本願」ともいうそうです。
本願力とは、本当の望み、願いの事で
阿弥陀如来の本願力とは、すべての人が持っている暗い心=無明の闇を破り、
心からの満足、幸福を与えるお力です。
他力本願とは仏教的には、そういう意味だったのですね。
一般的に言われている意味と大きく違いますね(^^)
人の力を借りたい時
他力本願がわかったところで、
でも、自分一人の力って限りありますよね。
自分は努力して努力して、真剣に頑張ってきたが、どうしても
あと一歩及ばないと言う時、他人の力をお借りする時ってあります。
それが必要だったりもします。
ただ、単に人の力を借りるのではなく、
できれば強く正しい力(良質)を持っている人の力を借りたいし、その力を生かしたいものです。
世の中には「2・8の法則」というのがあって、
いわゆるパレートの法則ですね。
10人いれば、2の人と8の人に分かれるので、出来れば2の方の人の力を借りる努力をすべきですね。
誰でもいいという安易な考え方はしないことです。
「2・8」の法則を使いながら、他人の力借りる場合のヒントを探ると、割合と
上手に力を借りられると、ある成功者が言われましたのでご紹介します。
【2・8の法則】
○2割の人は目標を持って生きているが、8割の人は夢だけはあるが、何もしない。
○2割の人は、相手の生き方や考え方を重視して人を選ぶが、8割の人は学歴や地位を重視して人を選ぶ。
2割の人は、目標に対して継続して取り組むが、8割の人は途中であきらめる。
2割の人は、面倒くさいことでもやるが、8割の人は面倒くさいことは避ける。
2割の人は、成功体験に従う(真似ージング)が、8割の人は我流というか、自分の好みで判断する。
2割の人は首から上を使って稼ぐが、8割の人は首から下を使って稼ぐ、それの方が楽?だからね。
2割の人は明日のことを今日やるが、8割の人は今日やることを明日やる。
2割の人は人の時間を買うが、8割の人は自分の時間を売る。
2割の人は遠く(未来)を見るが、8割の人は目先(目の前)を見る。
2割の人はチャンスを自分のものにするが、8割の人は折角のチャンスも逃す。
まだまだありますが、いかがですか?
自分が使えそうなものはありましたか。
いつかは自分が貸してあげられるように
この法則のように、
世の中は2割の人が成功していて、8割の人が成功せずにいます。
また2割の人がお金持ちで、8割の人は貧乏なのです。
世の中の8割の富を2割の人の手の中にあって、世の中を動かしているのです。
そうであるなら、2割の人の力を借りるか、
今は8割の人でも、2割の人間になるよう自分もその人も
一緒に進化・成長する方法もありますね。
質に量が伴えば、鬼に金棒です。
また2割の人の力をお借りするなら、自分も2割の人になれるよう
努力進化しないとなりませんね。
そしていつか自分も力を貸してあげられるような人間になるよう
器を大きくして、自分を磨いていくのが、大事ですね。
それこそが他人の力を借りる、本当の意味かもしれません。
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