「媚びる女性」とは何が違う?50代から考える“誰かのため”と“自分のため”の境界線

わたし渡邉登代美は25年前に4度の手術後、半分寝たきりになった時に栄養不足と毒の溜まりすぎが病気の原因だったことを知りました。
その後元気になり、健康アドバイザーとして24年、たくさんの人に関わっていく中で、健康に良いツールのサプリメント、抜けない水素水、波動療法、
運動療法、心理学療法、ヒーリングに出会いながら、時にはアメリカまで行って勉強しました。
そして健康は一つの角度からだけでなく、様々な角度からのアプローチが必要と気づきました。
真の健康は心の健康、体の健康、魂の健康が揃ってこそだと思い、その大切さ、そのことを伝えるべくブログを書いています。
ですのでわたしのブログは心の健康、体の健康、魂の健康をテーマに書いています。
なぜ「日本の女性向け漫画」はパリで受けないのか?
自分のために輝く女性」と、「誰かのために飾る女性」──あなたはどちらに共感しますか?
「日本の少女漫画が、パリではあまり人気がないらしいよ」
そんな話を聞いたとき、私は内心、少し驚きました。
海外で日本の漫画がブームになっているというニュースはよく耳にしますし、
アニメフェスなどでは日本の作品が大絶賛されています。
でも、少女漫画となると話は別のようです。
とくにフランスでは、日本の少女漫画に対して
「なぜ女性が男性のためにここまで自分を磨くの?」という違和感があるのだそうです。
たしかに、日本の少女漫画には、ヒロインが恋する相手のために必死にダイエット
をしたり、自分を変えようと努力するシーンが頻繁に描かれていますよね。
それは一見、健気で一途な“かわいらしさ”として描かれているのですが──
その背景には、「女性は誰かのために美しくあるべき」という価値観が透けて見えます。
一方で、ヨーロッパでは、女性たちは「自分のために磨く」ことを当然のように選び
取っています。
パリの女性たちは年齢に関係なく、自分の心地よさやスタイルを最優先にして、
服や髪型を楽しんでいます。
50代だからって地味になる必要はない。
むしろ「自分らしくある」ことこそがエレガンス──
そんな空気が当たり前のように流れているのです。
さらに言えば、ヨーロッパでは女性がギルド(組合)のリーダーや政治の場に出る
ことも珍しくありません。
つまり「人のために動く女性像」も存在しながら、その出発点が“自分の意志”にあるのです。
こうした価値観の違いは、文化背景や教育制度に大きく関係していると私は思います。
日本では小学校の出席番号すら「男子が先・女子は後」。
この序列が当たり前のように刷り込まれるなかで、「誰かを立てる女性像」が無意
識に作られていくのです。
「自分らしくいる」ことが良しとされる欧米文化と、「空気を読む」「控えめが美徳」
とされる日本の文化。
どちらが良い悪いではありません。
でも、私たちは一度立ち止まって、自分の人生がどちらの影響を強く受けている
のかを振り返ってみてもいいのではないでしょうか。
あなたは、誰のために笑い、誰のために努力していますか?
その先に、自分自身の喜びや誇りがあるなら素晴らしい。
でももし、ただ“好かれるため”だけに自分を磨いているとしたら──
そこには少し、立ち止まる価値があるかもしれません。

「媚びる女性」と「誰かのために尽くす女性」の違いとは?
誰かの笑顔が自分の生きがい。でも、それは“自分を削って”までやることなのでしょうか?
誰かのために尽くすこと、それ自体は決して悪いことではありません。
むしろ、多くの女性がそうした行動から幸せや生きがいを感じています。
けれども、その尽くし方がいつの間にか「媚びる女性の特徴」に変わってしまってい
ることは、案外気づきにくいものです。
「媚びる女性」とは、簡単に言えば「自分の価値や存在意義を、他人の評価に
委ねてしまう女性」のことを指します。
例えば、相手の顔色をうかがって本当の気持ちを言えなかったり、相手に嫌われ
ないように自分を抑え続けたり。
そんな行動は、一見すると「優しさ」や「思いやり」のように見えますが、
実は自分を見失い、心の疲弊を招くことも少なくありません。
一方で、「誰かのために尽くす女性」は、自分の意志を大切にしながら、
相手を思いやることができます。
自分の感情や限界を理解しながら、
必要なときにはNOと言える強さを持っているのです。
ここで少し、皆さん自身に問いかけてみたいと思います。
あなたの優しさや尽くす気持ちは、誰のためのものでしょうか?
自分の心の声はちゃんと聴こえていますか?
もし、「相手の期待に応えなければ」とプレッシャーを感じていたり、
「嫌われたくない」と不安になっているなら、それは「媚びる女性の特徴」に当ては
まるかもしれません。
この違いをもっとわかりやすく感じていただけるように、
簡単なチェックリストをご紹介します。
* **媚びる女性の特徴**
・自分の意見を言わず、相手に合わせてばかりいる
・嫌われることを極端に恐れる
・いつも笑顔を作り、本心を隠す
・自分の欲求を後回しにしていることに気づかない
* **誰かのために尽くす女性の特徴**
・自分の感情を大切にしつつ、相手を思いやる
・必要な時には自分の意見をはっきり伝える
・自分の限界を理解し、無理はしない
・与えることに喜びを感じながらも、自分を大切にする
このチェックリストを通じて、あなたの中にある「優しさ」が本当に自分自身の喜び
や充足感につながっているのか、それとも「無意識の媚び」になっていないかを、
ぜひ振り返ってみてください。
50代を迎えた今こそ、自分の心の声を聴き、自分を見失わない生き方を選ぶこ
とがとても大切です。
誰かのために生きるのも素敵なこと。
でもそれが「自分を削ってまでの生き方」になってしまったら、
疲れ切ってしまいます。
次の章では、「自分を磨く理由」や「媚びずに生きる女性が社会を変える」
話もしていきますので、ぜひご自身の生き方を見つめ直すヒントにしてくださいね。

50代女性が見直すべき「自分を磨く理由」とは?
誰かの視線に揺れながら生きてきたあなたへ──これからは、自分のために輝くと決めませんか?
「ずっと頑張ってきたのに、なんだか報われない」
そんな気持ちがふとよぎることはありませんか?
子育てを終え、仕事もある程度の区切りを迎えた50代。
心にも時間にも少し余裕ができるこの時期に、ふと鏡の中の自分を見て、
「私は誰のために、ここまで頑張ったり、自分を磨いてきたのだろう」と立ち止まる
女性は少なくありません。
これまでの人生、多くの女性たちは“誰かのため”に生きてきました。
子どものため、夫のため、職場の空気のため──。
そうして日々を回す中で、メイクや服装、言葉遣いまでもが、
いつしか「他人の評価に応える」ためのものにすり替わっていくのです。
たとえば、若い頃に「痩せなきゃ」「可愛くしなきゃ」と頑張っていた自分。
あのときの努力は、果たして自分の喜びのためだったでしょうか?
あるいは、社会人になってからも「職場で浮かないように」「お局様と思われないよう
に」と、空気を読み、身なりに気を配り──
気づけば、自分よりも“まわりの目”ばかりを意識していたのではないでしょうか。
でも、ここから先は違います。
50代からの人生は、“他人軸”から“自分軸”への切り替えが何よりも大切です。
これからの「自分磨き」は、誰かのためではなく、自分の機嫌をとるためにしていい
のです。
美容もファッションも、体調管理も、すべて「自分が心地よくいるため」に
選び直せば、苦しみではなく喜びになります。
たとえば、好きな色のワンピースを選ぶ。
好きな音楽を聴きながら肌の手入れをする。
誰に見せるでもないけれど、ネイルを塗って気分を上げる。
そういった些細な“自分のための習慣”が、じつは自己肯定感を静かに育ててくれ
るのです。
ここで、簡単な問いをひとつ、ご紹介させてください。
**「私は誰の目を意識して、いまこれを選んでいるのか?」**
その問いを投げかけながら選んでいくと、自分の本音や欲求が少しずつ見えてき
ます。
誰かに「すごいね」と言われるためではなく、自分が「嬉しいな」「気分がいいな」と
思える生き方。それが、これからの“自分磨き”の目的であっていいのです。
「誰かの期待に応える人生」から、「自分の喜びに応える人生」へ。
その一歩を踏み出すのに、50代は遅すぎるどころか、ちょうどいいスタートラインな
のかもしれません。

媚びずに生きる女性こそ、未来を変える力になる
50代からの人生は“自分らしさ”の旗を掲げて。私たちにはまだ、社会を変える可能性があるのです。
「もう50代だし、今さら何かを変えるなんて無理」──そう思っている方がいたら、
私は心からこう言いたいのです。
「いえいえ、むしろ今こそが“変えられる”ときなのです」と。
なぜなら、50代というのは、人生の経験と知恵がもっとも豊かに積み上がってい
る時期。
若い頃よりも人を見る目が育ち、自分の感情や欲求にも正直になれる年齢だか
らこそ、“媚びずに生きる力”を発揮できるタイミングなのです。
これまでの人生、私たちは多くの「女性らしさ」という枠組みのなかで生きてきまし
た。
控えめでいなさい、空気を読みなさい、感情的になってはいけない──
そんな言葉に縛られながら、でも家庭も仕事も人間関係も、
どうにかこうにか乗り越えてきました。
だからこそ、今、私たち50代以上の女性たちが、
自分の人生を堂々と生きる姿を見せることには、大きな意味があるのです。
たとえば、若い世代の女性たちに、
「無理に笑わなくてもいい(愛想笑い)」
「誰かのために無理して尽くさなくていい」と伝えることもできますし、
職場で後輩たちに「自分の意見を堂々と言っていいんだよ」と
背中を押してあげることもできます。
媚びずに、でも優しく、しなやかに。
そんな生き方を実践することが、これからの社会を変える静かな革命につながる
のです。
そしてそのためには、まず“自分自身”が、自分の人生の主導権を取り戻すこと。
「こう生きたい」「私はこうありたい」という声を、自分で聴き取り、
それに従って行動することです。
たとえ周囲から「変わったね」と言われてもいいのです。
それは、あなたが「他人軸」から「自分軸」へと舵を切った証。
その姿勢は、きっと誰かの心にも火を灯します。
何より、50代はまだまだ“可能性”の途中です。
フランスやドイツでは、女性がギルド(職能組合)のトップとして活躍したり、
起業や学び直しに挑戦するのも珍しくありません。
「もう年だから」ではなく、「今だからこそ、自分らしく」──
そんな価値観に私たちも乗り換えていきましょう。
最後に、静かに、でも力強くお伝えしたいことがあります。
媚びない生き方は、あなた自身を自由にし、まわりの女性たちを勇気づける生き方です。
その一歩を、どうか今日から踏み出してみてください。
あなたの歩みは、誰かの未来にとって、きっと大きな光になるはずです。
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