女性の冷えは筋肉と腸
冷え対策していますか?
日本は四季があるのが素晴らしくて、春と夏は冷えは関係ないと思いたいですね。
ところがそうはいきません。
春は花冷えの季節。
暖かく、時には暑い日もあれば、すぐ、また寒い日がやってくる。
夏だって、外は暑いけれど、中はどこも冷房で寒いくらい。
電車だって、寒すぎますね。
ですから、常に冷えから守らないとなりません。
冷えは禁物。
特に女性にとっては、生理がより不順になったり、更年期障害だって重くなります。
女性のほうが冷えやすい理由
男性に比べて女性のほうが冷えやすいと言われていますよね。
実際に統計をとっても、男性より女性のほうが冷えを感じている割合が多いです。
電車などでクーラーが効いていても、男性は汗かいているけれど、女性は震えているなんて姿もよく見かけます。
なぜそうなのでしょうか?
それは筋肉量の違いが大きいのも要因です。
体の部位ごとの基礎代謝を分けると、筋肉が約38%、肝臓が約12%、胃腸と腎臓がそれぞれ約8%、脾臓が約6%、心臓が約4%、その他が約24%です。
心臓や胃、肝臓腎臓などの臓器の動きや呼吸、体温の維持など、人間が生きていくために常に使っているエネルギーが基礎代謝です。
体の部位ごとを見るとわかるように、基礎代謝の筋肉量の割合がダントツに大きいので、筋肉量が少ないと、生み出せる熱が少ないのです。
体重に対する筋肉量は、男性が約40%なのに対して女性は約36%といわれています。
だから女性のほうが冷えやすい要因の一つでもあります。
ですので、対策としては運動して筋肉を作るのもお勧めです。
そして食品添加物のない良い栄養を摂り、良いサプリメントを摂るのも筋肉を作りますので、こちらもお勧めです。
お腹が大事
ところで、体にとって一番温度が必要な部位ってどこか知っていますか?
それはお腹です。
体が極限状態まで冷やされると、最終的に血液は、お腹に集まるのです。
よく冬山で遭難して眠ってしまうのは(眠ってはいけないのですが)、体が脳よりもお腹のほうを優先して、血液を送るためです。
だから、お腹に充分に血液がいっていないと、体は末端から順に冷えて、お腹を守ろうとします。
逆に言えば、冷え症を改善するのには、お腹をきちんと温めてあげることも大切ですね。
冷えが良くないのはなぜでしょうか?
冷えはどうしてよくないのでしょうか?
それは冷えは、体温低下にもつながるからです。
体温が1度下がると、免疫力が30%以上低下するともいわれています。
また免疫力を決定するのは腸です。
ここでも腸が、おなかが大事ですね。
とにかくお腹を冷やさないようにしましょう。
それには外出時にも1枚スカーフをもち、冷えた電車などでは、お腹を温める。
私は家では厚手の靴下はいたり、手首、足首、首も冷やさないようにします。
シャワーではなく、湯船に入って体を温めます。
湯船にはその季節季節にあった、柚子だったり、しょうぶだったり入れます。
私は水素水風呂を作ります。
食べ物は体を温めるものを食べる。
ショウガなど使ったり、私はショウガ紅茶を飲んでいます。
もちろん添加物のない体に良い食べ物を摂るのも大事です。
それと毎日のエクササイズ、サプリメントなども大活用しています。