お香との対話の豊かな時間も人生には必要

わたし渡邉登代美は25年前に4度の手術後、半分寝たきりになった時に栄養不足と毒の溜まりすぎが病気の原因だったことを知りました。
その後元気になり、健康アドバイザーとして24年、たくさんの人に関わっていく中で、健康に良いツールのサプリメント、抜けない水素水、波動療法、
運動療法、心理学療法、ヒーリングに出会いながら、時にはアメリカまで行って勉強しました。
そして健康は一つの角度からだけでなく、様々な角度からのアプローチが必要と気づきました。
真の健康は心の健康、体の健康、魂の健康が揃ってこそだと思い、その大切さ、そのことを伝えるべくブログを書いています。
ですのでわたしのブログは心の健康、体の健康、魂の健康をテーマに書いています。
4月18日は「お香の日」
今日4月18日は「お香の日」だそうです。
なぜこの日かと申しますと、「香」という字を分解すると「一十八日」と読めることか
ら、香りにゆかりの深いこの日が制定されたそうです。
なぜ4月かはわかりませんが。
でもちょうど春の陽気が満ちてくる頃、花々の香りが風に乗って漂い始める
この季節に、お香の文化を思い出すというのも、なかなか風情がありますね。
お香というと、お仏壇やお寺のものといったイメージをお持ちの方も多いでしょう。
でも、実はもっと自由で身近なもの。
私たちの暮らしの中に静かに寄り添い、
気持ちを整えてくれる小さな存在なのです。
年齢を重ねると、感覚が少しずつ繊細になってくるもの。
香りに対しても、ただ「いい匂い」ではなく、その奥にある物語や意味を感じるようになるものです。
そういう意味で、年齢を重ねた今、お香を上手に活用するのに良い時かもしれませんね。

お香の良い点(+お香とアロマの違い)
お香の魅力は、何と言っても「香りによる癒し」
一本の細い線香に火をつけると、ゆっくりと立ちのぼる煙。
その中に含まれる天然の香木や漢方素材の香りが、
心と体をゆっくりとほぐしてくれるのです。
最近ではストレス社会などと騒がれますが、心がざわざわしたときや、
ちょっと気分が落ち込んだとき、お香を焚くと不思議と気持ちが落ち着くのです。
特に沈香(じんこう)や白檀(びゃくだん)などの香木の香りは、
深いリラクゼーション効果があるとされています。
神経を緩め、自律神経のバランスを整えてくれるとも言われています。
ここで少し、「お香」と「アロマ(精油)」の違いについても触れておきましょう。
似ているようで、実はまったく異なる背景と使い方を持つふたつなのです。
アロマは植物から抽出されたエッセンシャルオイル(精油)を使用し、
ディフューザーやアロマポットで香らせる方法が一般的です。
香りを空間に広げることでリラックス効果を得る点ではお香と似ていますが、
アロマは火を使わずに香りを楽しめるのが特徴です。
また、香りそのものもフレッシュで明るい印象のものが多く、
柑橘系やハーブ系の香りを好む方にはアロマが向いているかもしれません。
一方、お香は火を使って焚くため、香りの中に煙のニュアンスが加わります。
この煙と香木が混ざり合うことで、より深く、重厚な香りが生まれるのです。
その香りはどこか懐かしく、精神を静かに鎮めてくれる力を持っています。
あくまでも例えですが、
アロマが「光」の香りだとすれば、お香は「影」の香りと言えるかもしれません。
どちらが優れているということではなく、自分の気分やシーンに合わせて選び分ける
のが良いでしょう。
また、お香は香りだけでなく、「焚く」という行為そのものにも意味があります。
火を灯し、煙が立ちのぼる様子を静かに見つめていると、
それだけで心が整ってくるものです。
まるで小さな瞑想のような時間。
その“間”こそが、お香の最大の魅力ではないかと私は思うのです。
わたしはヒーリングをする時にはお香をたきます。
お香は四大元素の中の「風」を表しますので必要で重要なんです。
「火」も四大元素ですが火のキャンドルはアロマの香りがついたものを使用しています。
スピリチュアルな観点から見ると、お香の煙は目に見えない邪気や
ネガティブなエネルギーを取り除く媒介になるとされています。
また、場の波動を高める作用もあるからです。
ちなみに科学的にはお香の匂いによる脳内のα波やエンドルフィンといった成分の
分泌によるヒーリング効果やアドレナリンの分泌を抑えることで
興奮を鎮めることも期待されます。
現代の空間でも、ちょっとこもった空気をリフレッシュするには、お香がぴったりなのです。

お香を使う時の注意点
ですが、どんなに素晴らしいものであっても、
使い方には気をつけたいことがあります。
お香は火を使うものですから、まず第一に火の元には十分ご注意ください。
就寝前や外出前には焚かない、使用中はそばを離れない、
といった基本的なルールを守ることが大切です。
また、香りの好みは人それぞれ。
あまりに強い香りを好まない方もいますから、マンションや集合住宅では
特にご近所への配慮も必要ですね。
煙が多いタイプよりも、最近は煙の少ない「微煙タイプ」や「無煙タイプ」
もありますので、そういったものを選ぶのもおすすめです。
それから、香料はできるだけ
天然素材のみを使用したお香を選ぶとよいでしょう。
通販でも無添加のものがたくさんあります。
香りの成分表示などを確認して、安心して使えるものを選ぶのが良いですね。

暮らしに活かす「お香」の活用法
さて、ここからが本題かもしれません。
今の暮らしに、どんなふうにお香を取り入れればいいのか。
「お香の活用法」をいくつかご紹介しましょう。
まずは、一日の始まりにお香を焚くという習慣。
朝の静かな時間に、心地よい香りを漂わせながらコーヒーを飲んだり、
外の風景を眺めたり。
そんな時間が一日を丁寧に過ごすためのスイッチになります。
また、読書や趣味の時間に合わせる香りを選ぶのも楽しいものです。
たとえば、クラシック音楽を聴きながら白檀の香りに包まれると、
まるで異国のサロンにいるような気分になれます。
香りとともに時間を味わう、それはまさに大人の贅沢ですね。
さらに、来客時のおもてなしとしてのお香も素敵です。
玄関にほんのり香りが漂っているだけで、お客様に「この家、なんだか落ち着く」
と思っていただけますし、その印象は記憶にも残ります。
もちろん、就寝前のリラックス用としても活用できます。
微煙タイプのやさしい香りのお香を枕元で少しだけ焚いてみると、
心がほぐれ、深い眠りに誘われるような感覚になります。
ただ火の後始末にはくれぐれもご注意ください。
ちゃんと椅子にでも座って、起きていて、香りをしばらくかいだら、
きちんと消してからベッドに入ってください。
そして最近では、名刺や手紙に香りを移すためにお香を使う方も増えてきました。
和の香りをまとったお手紙、なんとも風流ですね。
香りは記憶に残るものですから、そうした演出も楽しいですね。
現代人は忙しく動いているので、いざ、自分の時間を大切にしましょうと言われて
も何をしたらいいのかわからない人もいると思います。
そんな時もお香を焚いて、自分と対話をしてみると、心が落ち着くだけでなく
自分の本当にしたいことなどがふと見つかったりするかもしれません。
お香というのは、ただ香りを楽しむだけでなく、
その背景にある日本文化の深さや、
静かな時間の大切さをも思い出させてくれるものです。
人生を豊かに味わうためにも、「香り」との対話を楽しむことは、きっと心を豊かにしてくれるはずです。
春の風に誘われて、お香を一本焚いてみませんか?
あなたの暮らしに、きっと新しい彩りが生まれることでしょう。
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