腰痛に良い体のエクササイズ
腰痛も腰だけの問題ではない
前回書きましたように腰は体の中でも肝心要な重要部分です。
腰は上半身と下半身を繋ぐ場所であり、重要な臓器もたくさんあります。
そこが痛むのは、頑張りすぎが原因ではないかと「腰痛に良い心のエクササイズ」としてはこうしたらいいのではないかとブログで提案しました。
肩こりがそうであったように、腰痛も、腰だけの問題ではありません。
ですが、腰はたくさんのものを支えていますので、腰への負担が増すとかなりの痛みを伴います。
筋肉は繋がっている
腰の痛みも、肩と同じように、腰だけの問題ではないのです。
なぜでしょうか?
それは筋肉が繋がって動いているからなのです。
例えばある筋肉は、頭の後ろから後ろの首を通り、背中、ふくらはぎまで繋がっていたりします。
ですから、固まっているところがどこなのか?
痛みの本当の原因を作っているのがどこなのかを知り、アプローチしていくのが大事だと思います。
まずは痛みを楽にする
それでは、まずは何をするかというと、肩こりに良い体のエクササイズと同じエクササイズをします。
床に寝られるような場所と椅子を用意します。
椅子の上に両足を乗せて寝るだけです。
両手は手のひらを上に向けます。
椅子の高さが大事です。
乗せた足の膝の角度が直角=90度になるように高さを調整します。
お尻も浮かないような高さです。
椅子が高すぎるなら、お尻から背中にマットなど敷く。
あるいは低い椅子を探します。
椅子が低すぎるなら、椅子の上に座布団など乗せて調整します。
大事なのは、横から見た膝と太ももの膝の角度と、太ももと背中の角度が90度になるようにすることです。
寝ている姿勢から、両足を見た時に、両足が開きすぎていたら、それは90度になっていないので、高さを調整してみてください。
潰れない強度なら、段ボール箱だって良いのです。
そしてゆっくりと呼吸をしながら5分くらい寝ます。
寒くないような場所で行ってください。
筋肉を目覚めさせます
次は椅子を用意します。
その椅子の高さは座った角度が横からみたら、膝の角度が90度であるのが望ましいです。
椅子が低すぎたら椅子に平らなクッションを敷きます。
椅子が高すぎたら足元に平らなものを置いてください。
そして、浅く座ります。
足先はまっすぐ前を向かせます。
目線はまっすぐ前を向きます。
姿勢もなるべく良くします。
膝と膝の間は握りこぶしが入るくらいあけ、そこに15センチくらいのクッションをはさみます。
そして太ももでゆっくり締めて、ゆっくりゆるめます。
クッションの代わりには、膨らませた風船でも良いです。
ゆっくり締めてゆっくりゆるめるのがポイントです。
これを15回ずつ3セットくらいやります。
本当はあともう一つエクササイズをやりたいのですが、それはまたの機会に。
そして、最後にもう一度、最初にやった椅子に足をあげて寝るのを5分やります。
良かったらお試しください。