女性性を受け入れる生き方──初潮・生理不順・婦人科トラブルから学んだ体への感謝
わたし渡邉登代美は25年前に4度の手術後、半分寝たきりになった時に栄養不足と毒の溜まりすぎが病気の原因だったことを知りました。
その後元気になり、健康アドバイザーとして24年、たくさんの人に関わっていく中で、健康に良いツールのサプリメント、抜けない水素水、波動療法、
運動療法、心理学療法、ヒーリングに出会いながら、時にはアメリカまで行って勉強しました。
そして健康は一つの角度からだけでなく、様々な角度からのアプローチが必要と気づきました。
真の健康は心の健康、体の健康、魂の健康が揃ってこそだと思い、その大切さ、そのことを伝えるべくブログを書いています。
ですのでわたしのブログは心の健康、体の健康、魂の健康をテーマに書いています。
衝撃的だった小学5年生の夏
初潮で突然変わった夏休み──生理が子ども時代の楽しみを奪い、
女性性を意識せざるを得なかった瞬間。
私が女性性を初めて強く意識したのは、小学5年生で迎えた初潮の夏でした。
生理によって水泳部の活動や夏休みの楽しみを失い、
子どもでいたい気持ちが打ち砕かれたのです。
小学5年生の夏、待ちに待った夏休みは本来なら輝かしい思い出になるはずでした。
前年の4年生のとき、私は水泳部に毎日欠かさず参加し、
一番頑張ったと先生にほめられた経験がありました。
その誇らしい思い出があったからこそ、
「今年もまた水泳で頑張るぞ!」と胸を躍らせていたのです。
ところが、その夏に突然やってきたのが 初潮 でした。
まわりの友達はまだ誰も経験していない中で、
「どうして私だけ?」という強い戸惑いと不安を抱えました。
生理という現実は、まだ子どもでいたかった私にとってあまりに重く、
受け入れがたい出来事だったのです。
しかも、楽しみにしていた水泳部にはほとんど参加できず、
プールや海でも思うように泳ぐことができませんでした。
さらに追い打ちをかけるように、担任の先生から「なぜ水泳部に参加しなかったんだ」と
問いただされ、まるで怠けているかのように見られたことも心に深く傷を残しました。
答える言葉を見つけられず、ただ泣きたい気持ちでいっぱいでした。
夏休みという大切な時間が、「生理」という理由で台無しになった悔しさ。
妹や家族と一緒に海に行っても、自分だけ泳げず浜辺で座っているしかなかった孤独感。
そのときの私は、女性になったことを素直に喜べるどころか、
「女性性」を嫌だと感じてしまったのです。
あの夏、私は「女性であること」を初めて強烈に意識しました。
それは決して憧れや希望ではなく、
「失うこと」と「制限されること」の象徴としての女性性だったのです。
生理不順の小学生
20日以上続いた「生理不順」──小学生の私にとって婦人科トラブルの始まりだった。
私の初潮は、普通の生理とは違って20日以上も続く生理不順でした。
この予想外の婦人科トラブルは、小学生だった私に大きな不安を与え、
初めて産婦人科を受診するきっかけになったのです。
通常、生理は4日から1週間ほどで終わるものとされています。
しかし私の場合、初めての生理は20日以上も止まらずに続きました。
毎日が憂うつで、夏休みは水泳も旅行も楽しめず、
まるで色を失ったような日々になってしまいました。
心配した母に連れられ、私は初めて産婦人科へ行くことになりました。
小学生にとって婦人科という場所はあまりにも異質で、
ドキドキしながら診察室の前に座っていたことを今でも鮮明に覚えています。
ただ、医師からは問診だけで「20日くらいなら問題ない」とあっさり言われ、
それが唯一の救いではありました。
けれども、「長引く生理=生理不順」 という現実を突きつけられた私は、
まだ子どもでありながら「自分の体は大丈夫なのだろうか?」と強い不安を抱えました。
さらに当時は、学校での性教育も十分ではなく、情報を得る場も限られていました。
先生からは修学旅行の時に「生理をずらせる薬がある」と軽く話されただけで、
生理や女性の体について真剣に学ぶ機会はほとんどありませんでした。
そのため、知識がないまま「生理=嫌なもの」「女性性=制限」と思い込んでしまったのです。
子どもにとって、体に起きる変化を理解できないことは大きな不安になります。
私にとっての生理不順は、
単なる身体のトラブル以上に「女性であること」への嫌悪感を深める原因となりました。
そしてその感覚は、後の人生にまで影を落とすことになったのです。
生理は嫌なものではない
否定してきた「女性性」に気づいたとき──体に感謝を伝えたくなった瞬間。
長い間、生理を嫌なものとして否定し続けてきたことが、
卵巣腫瘍などの婦人科トラブルへとつながったのではないか。
女性性を受け入れられなかった私の心が、体に大きな影響を与えていたと気づいたのです。
思春期を過ごす中で、私はどこかで「生理=嫌なもの」という思い込みを抱え続けていました。
月に一度訪れるはずの自然な体の働きを、
私は喜びではなく「制限」「不便」として捉えてしまったのです。
その否定的な感情が積み重なり、やがて体に影響を及ぼしていたのかもしれません。
20代の終わり、私は卵巣腫瘍を患い、手術を受けることになりました。
命にかかわる病ではなかったものの、婦人科トラブルとしては大きな転機となりました。
振り返れば、大学時代の生活はとても不規則でした。
新聞奨学生として住み込みで配達や集金をこなし、
睡眠不足や冷え、偏った食生活が当たり前になっていたのです。
体を酷使し、いたわる余裕などありませんでした。
しかし、生活習慣だけが原因だったとは思えません。
心の奥底では「女性性を拒否していたこと」が、体にストレスとなって表れていたのではないか。
そんな気づきが、私の中に芽生え始めました。
これまで「嫌なもの」として扱ってきた生理は、
本来、命をつなぐための尊い機能です。
その大切さに目を向けず、否定し続けてきたことを思うと、
体に対して「ごめんなさい」と謝りたい気持ちになりました。
そして同時に、「ありがとう」と感謝を伝えたい思いも湧き上がってきたのです。
生理や婦人科トラブルを通して学んだのは、体と心はつながっているということ。
女性性を否定することは、自分の存在を否定することにつながります。
だからこそ、女性性を受け入れ、体に感謝することが何よりも大切なのだと深く実感したのです。
自分が持っているものにすべて感謝!
女性性を否定しないで──感謝が女性の力を解き放ち、心と体を自由にする。
女性性を受け入れることは、婦人科トラブルを癒し、体への感謝を取り戻す第一歩です。
心と体のつながりを理解すれば、女性の力はもっと輝きを増していきます。
長い間、女性たちは「生理は汚いもの」「女性性は制約を生むもの」と言われ続けてきました。
母親世代の姿を見て、「女性は規律に縛られて苦しそう」と感じた人も少なくないでしょう。
私自身もどこかで母の姿に重ね合わせて、女性性を否定的に受け止めていました。
しかし、学びや経験を重ねる中で知ったのは、「規律」という言葉が
フランス語では「生理」と同じ意味を持つ という事実です。
女性性にまつわる文化的な刷り込みは深く、無意識のうちに
「女性であること=縛られること」と思い込んでしまっていたのかもしれません。
けれども現代は、その思い込みを手放すことができる時代です。
生理は汚れや病気ではなく、生命をつなぐための神秘的なリズム。
女性性は抑えるものではなく、むしろ人生を豊かにする力なのです。
私がかつて抱いた嫌悪感も、今では大切な学びに変わりました。
生理不順や卵巣腫瘍といった婦人科トラブルさえも、
体からの「女性性を受け入れて」というサインだったのではないかと思うのです。
だからこそ今、私は心から言いたいのです。
「女性性を否定せず、持っているものすべてに感謝を」。
感謝の心が芽生えると、体も心も軽やかになり、女性の力は自然に発揮されていきます。
女性たちが本来持っている輝きは、感謝を通して解き放たれます。
どうか、自分の中にある女性性を恐れず、
すべてに「ありがとう」を伝えながら生きてほしい──それが私の願いです。
私がお伝えする、ヒーリングや健康情報を詳しくお知りになりたい方はこちらまでお問合せお願いします。
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