ストレスエネルギーをなくす意外な方法!
ストレスってあいまい
以前にも書きましたが、ストレスという言葉は定義があいまいで、広い意味を伴います。
ストレスという用語は、物理学の分野で使われていたもので、物体の外側からかけられた圧力によって歪みが生じた状態を言います。
ストレスを風船だとすると、風船を指で押さえる力をストレッサーと言い、ストレッサーによって風船が歪んだ状態をストレス反応と言います。
脳でいえば、ニューロンの活動を引き起こすものは何でもストレスになります。
ストレスを嫌なものと必要なものに分ける
人間が成長していく中で、覚えていかなければならないことは多々あります。
例えば車にぶつからないように、横断歩道では青信号になるのを待って、飛び出さないようにしなくてはならい。
時には早く行かなくてはならないときなどはイライラして、青信号になるまではストレスに感じる。
そんな感情も全てストレスです。
ですが車に引かれては元も子もないので、ストレスは悪者のようになっていますが、ストレスは安全を確保したり、みんなが過ごしやすいようにするために社会のルールを守ったり、自分が成長するためには必要なものでもありますね。
ここでは必要なストレスと、本当に嫌で苦しいストレスとに分けていくことがストレスにつぶされないヒントになります。
プラス発想はコントロール
本当に嫌だと思うかが大事です。
本当に苦しいものはどうにかしたいですよね。
でも本当に苦しいストレスはどうして生じてくるのでしょうか?
それは、本当に苦しいものに直面したときに、「これは自分にとって必要で生じてきたんだ」などと、プラス発想しなければいけないと思うからより苦しくなっているということがあるのです。
私もこのことを知った時は目から鱗でした。
プラス発想は実はコントロールです。
ストレスのエネルギーがくるたびに、「嫌だな」と思う気持ちも味わってみてください。
その感情を味わずに方向転換だけしていると、ストレスエネルギーは永遠にくることになります。
嫌だなと味わうことが大事
今度ストレスを感じたら、無理に良い考えを浮かべてプラス発想に転換することなく、ただただ味わってみてください。
そのストレスエネルギーに意識を向けてみてください。
ただ感じてみてください。
そのほうが楽になりますし、つぎに同じようなストレスがくるのがめっきり減りますよ。
この世には体験しにきているので、逃げずに体験したら同じことは来ない可能性が大なのです。