自滅の負のパワーに注意
運の本がいっぱい
実母宅に行き、faxが必要で、コンビニに行きました。
すると今のブームなのか、年末だからなのか
本や冊子のコーナーに
「運」についての本や冊子が10冊近く並んでいました。
その中で麻雀もしたことがないわたしですが、なぜか惹かれて
手にした1冊。
雀鬼と呼ばれる、20年間無敗の、桜井章一さんと呼ばれる
伝説の麻雀師の言葉。
その人の言葉に、唸りました。
「勝負は強いから勝つのではない。99%の人は自滅することで
結果として相手に勝たせてしまうのだ」
的を得過ぎています。
本当にそうだな。。と思います。
負ける努力をしている
同時に、人間の弱さを感じます。
わざわざ負ける努力をしていると桜井さんは言います。
確かにそう。
人の心はそれほどに弱いです。
困難があるとすぐに逃げてしまうのです。
以前、ある組織で、トップセールスを誇っている女性がいました。
この方はわたしのずっと上の先輩でした。
当時72歳だったと思います。
華やかな顔立ち、上品だけれどあでやかな服装をして
颯爽と歩いていました。
セールスもトップで、社長とも仲が良く、
行事ではいつも壇上に上がって、希望のある言葉をみなに
投げかけ、明るく笑っていました。
素敵ねえと羨望のまなざしで見られていました。
でもあるとき、やってはいけないことを彼女はやってしまいました。
自滅していく
そして、、、彼女は、自分のしてしまったことを
みんなに知られてしまったと勘違いしました。
そして、ありもしない場面まで勝手にでっちあげたのです。
わたしに電話してきて、
「副社長がわたし(先輩)のことを先日の会議でみなの前で言ったのよね。
それをあなたが心配してくれていたんだって・・」
わたしにしたら、えー!えー!です。
だって会議で先輩の話なんて何も出なかったし、どうしてそんなことになっているの?
しかもわたしが心配していただなんて。。
先輩は続けます。
「でもわたし、何もやってはいけないことしてないから。
ごめんなさいね。心配かけて・・」
と涙ぐんでいます。
わたしは「そんな話、一つも出ていませんでした。何かの間違いではないですか。」
といくら言っても、涙声のままです。
心を鍛え整える
後から聞きましたが、社長と一部の人しか知らないことでしたが
先輩は一部の人の誰かから聞いたのだと思います。
そして動揺した。
後ろめたいことがあるから動揺してしまったのですね。
そして、わたしに自分の正当性を主張してきた。
しかもありもしない出来事付きで。
そしてどんどん自滅していき、結果、会社を辞めました。
社長は許そうと思っていたらしいです。
でも先輩は自分の心との戦いに負けてしまったのです。
まさに、自滅していきました。
桜井さんは言います。
欲にかられたり、恐怖心におびえていると、
心音は上がったリ下がったり、乱れてしまう。
心音とは心臓の音ですね。
下がったり上がったりすれば、自ら滅んでしまうことはあります。
先輩は反省して、修正すればよかったのです。
だって恐怖から勝手に作り上げた幻想にやられてしまったのです。
社長は許そうと思っていたなら、先輩さえ、強いメンタルがあれば
自滅しないで済んだのだと思います。
結局脳の賢さよりも、心の力の方が強いのだと思います。
心を鍛えましょう。
心を鍛え、心を整えることが、人生をベストな方向に持っていく
秘訣だと思います。
私がお伝えする、ヒーリングや健康情報を詳しくお知りになりたい方はこちらまでお問合せお願いします。