小学生もロコモチェックを受ける時代|子供に広がる運動器症候群の危険と予防法

心と身体のケア
「真の健康は、心、体、魂の健康が揃ってこそ!」の思いで発信しているブログにようこそ!
わたし渡邉登代美は25年前に4度の手術後、半分寝たきりになった時に栄養不足と毒の溜まりすぎが病気の原因だったことを知りました。

その後元気になり、健康アドバイザーとして24年、たくさんの人に関わっていく中で、健康に良いツールのサプリメント、抜けない水素水、波動療法、
運動療法、心理学療法、ヒーリングに出会いながら、時にはアメリカまで行って勉強しました。

そして健康は一つの角度からだけでなく、様々な角度からのアプローチが必要と気づきました。
真の健康は心の健康、体の健康、魂の健康が揃ってこそだと思い、その大切さ、そのことを伝えるべくブログを書いています。
ですのでわたしのブログは心の健康、体の健康、魂の健康をテーマに書いています。

ロコモティブシンドローム(運動器症候群)とは?

「それは“足腰の老化”が子供にも訪れるサイン──ロコモチェックが警告する未来」

ロコモティブシンドローム(運動器症候群)とは、
足腰や関節、筋肉など体を動かすための運動器に障害が起こり、
自力で移動する能力が低下する状態を指します。

本来は高齢者に多いとされていましたが、近年では小学生や子供のロコモも問題視され、
ロコモチェックの対象が低年齢化しています。

かつては「年齢を重ねると足腰が弱くなる」のが一般的な理解でした。

しかし、現代社会では生活習慣や運動環境の変化により、
成長期の子供たちにも筋力低下・柔軟性不足・姿勢悪化といったロコモの兆候が現れています。

日本整形外科学会は、2007年にこの概念を提唱し、厚生労働省は「第2次健康日本21」で
2022年までにロコモティブシンドロームの認知度を80%まで引き上げる目標を掲げ
つとめてきました。

認知は確実に広がってきましたが、実際の予防や改善行動はまだ十分ではありません。

ロコモは早期発見・早期対策が重要です。

特に子供の場合、今の状態が将来の健康寿命に直結します。

ロコモチェックが小学生の健康診断に導入された背景

「蟯虫検査の代わりに始まったのは、未来の足腰を守るための“危険信号”だった」

近年、小学生の健康診断項目にロコモチェックが加わるケースが全国で増えています。
これは、子供のロコモ(運動器症候群)が深刻化し、
従来の「高齢者の問題」という枠を超えて社会問題化していることが背景にあります。

かつては、健康診断で「蟯虫検査」が当たり前に行われていました。

しかし、衛生環境の改善により必要性が減少し、その代わりに注目されたのがロコモチェックです。

体育の授業中、特に跳び箱やマット運動で怪我が続出し、
整形外科医が「子供たちの体に異変が起きている」と指摘したことも導入を後押ししました。

体力テストの全国平均も低下傾向にあり、特に柔軟性・バランス能力・基礎筋力の低下が顕著です。

外遊びの減少、長時間のスマホやゲーム、姿勢の悪化など複合的要因が子供の運動器に負担をかけています。

ロコモチェックは、この危険信号を早期に見つけ、成長期の健康を守るための重要なツールとなっています。

小学生もするコロモチェック

運動していても油断できない!ロコモになる子供の特徴

「走れるのに、しゃがめない?──元気そうな子供たちの体に潜むアンバランス」

意外なことに、ロコモチェックで引っかかる子供の中には、
サッカーや陸上など日常的に運動をしている小学生も多く含まれます。

これは筋肉バランスの崩れや偏った動きの習慣によって、
柔軟性や基礎筋力が低下していることが原因です。

例えば、ロコモチェックでは以下のような項目が行われます。
– 片脚立ちが5秒以上できるか
– 腕を前に伸ばしたまましゃがみ込めるか
– 肩が垂直に上がるか
– 前屈で指が床に届くか

運動部で活躍していても、これらの基本動作ができない子供は少なくありません。

特定の競技でよく使う筋肉ばかり鍛え、他の筋肉が衰えることで、バランスが崩れやすくなります。

この状態は、怪我や転倒リスクの増加、姿勢の悪化につながり、
成長期の体に長期的な影響を与える可能性があります。

家庭でできる子供ロコモ予防法と改善エクササイズ

「赤ちゃんみたいに動くほど、体はしなやかに若返る」

子供のロコモ予防には、偏った筋肉の使い方を改善し、全身の連動性を高める運動が欠かせません。

その中でも効果的なのが、ハイハイ運動やずりばい、高這いといった赤ちゃん時代の動きです。

これらの動きは、腕・脚・体幹を同時に使い、
インナーマッスルの強化・バランス感覚の向上・柔軟性アップに効果的です。

家庭でも簡単に取り入れられ、親子で遊びながら行えるのも魅力です。

わたしは全身を動かす体操もお伝えできます。
ご関心のあるかたはこちらまでご連絡ください。

さらに、水分補給も重要です。

体内の水分量が不足すると筋肉や関節の動きが悪くなり、怪我のリスクが高まります。

運動前後だけでなく、日常的にこまめな水分補給を心がけましょう。

免疫力もアップする良質な、抜けない水素水もお勧めです。

また質の高いバランスの良い栄養も必須です。

ロコモは予防が可能な症状です。

毎日の生活に小さな運動習慣を組み込み、
成長期の子供たちの健康寿命を延ばすサポートをしていきましょう。

私がお伝えする、ヒーリングや健康情報を詳しくお知りになりたい方はこちらまでお問合せお願いします。

関連記事一覧