病気の原因に繋がる運動不足と解消法
体は動くように作られている
病気の原因、まだまだ続きます。
今日は「運動不足」。
運動不足に陥ると病気の原因に繋がっていくのはなぜでしょうか?
このあたりのことを書いていきたいと思います。
結論から言いますと、「体とはそもそも動くように作られている」からです。
痛みはなぜ生じるのか?
内臓からきていることもありますが、筋肉や骨に着目してみると、慢性の運動不足に陥ると、重力に対して自分の体が正しく支えられないからでもあります。
運動不足になると重力に負ける
人間に限らず、地球上の全ての物体は地球からの重力を受けています。
その重力に対して垂直に立つと、最小の力で地面に立つことができます。
少しでも角度をつけると、垂直に戻すために横方向に引っ張る力が働き、その分疲れやすくなります。
運動不足になると、使わない筋肉が増え、骨を支える筋肉としての働きにアンバランスが生じてきます。
すると骨格も変わってきて、内臓の位置だって変わってきます。
そうなると内臓の働きも本来の働きができなくなり、病気へ向かっていきます。
痛みも出てきます。
なぜ筋肉にアンバランスが生じるのか?
それは文明社会の中、使わない筋肉が増えてきてしまったからです。
例えば、両手を挙げる動きも、今は電車のつり革につかまるくらいで、その動きがなければ、ほとんど使わないのです。
両手を挙げるのに必要な筋肉も確実に衰えているはずです。
そのように使われなくなっている筋肉と、よく使う筋肉との間でのアンバランスが生じてくると、筋肉の位置も骨の位置も、内臓の位置も変わってきますね。
体をまんべんなく動かしましょう!
ではどうしたらいいかというと、取りも直さず動かせばいいのです。
人間は動くように作られているのですから。
決まったパターンの動きだけでなく、いろいろな動きをまんべんなくやるのが良いです。
全身を調整するような動きです。
そして動きを忘れてしまっている筋肉に新しい刺激を与えるのです。
そういったエクササイズを私は教えています。
眠っている筋肉は刺激を与えれば必ず目覚めてきます!
これも病気の予防に繋がります。