量子ポーズ呼吸法

女性の体の健康

呼吸法

呼吸法は世の中にたくさんありますよね。
腹式呼吸がいいとか、胸式呼吸だとか。
ヨガの数多ある呼吸法、方鼻呼吸法なんていうのも
ありますよね。

そして大概は吐いてから、吸う。
吐くのが先だよなんて言われて私もそうしています。

5秒吐いて、5秒吸う。それを増やしていくといいよとか。

最近亡くなられた、故・安倍晋三氏も健康法として行っていたという
「4-7-8呼吸法」も有名です。

世界的に有名な内科医のアンドルー・ワイル氏が発案したものらしく
私の仕事先の社長さんも取り入れています。
ちなみに、4 – 7 – 8 呼吸法は
① 息を完全に吐き切る
② 鼻から息を吸いながら4つ数える
③ 息を止めて7つ数える
④ 8つ数えながら息をゆっくり吐き出す

今を意識する

私お勧めの量子ポーズ呼吸法は、市川ゆうじさんが教えてくれたものです。

ゆうじさんは、人が死ぬときってポータル(玄関口、入り口)が開くと
いうが、人が死ぬ時ってどんな風な感覚か考えたそうです。

すると人が死ぬ時に、明日の事なんて考えていない。
死んだ瞬間は今しかない。
だから、今にいる、今ここが大事。

未来の事を考えるのも想像力。過去のことを考えるのも想像力。
想像力は神の声。自分の声だと思うと間違える。
そうだ、今しかいないんだ。今にいればいいんだと考えたそうです。
それを叶える呼吸法

今を意識するには呼吸が大切

呼吸を意識すると今にいられます。
それが大切なんだと。

4-7-8呼吸に似ていますが、以下の呼吸をご紹介します。

①息を吸い込んでから腹壁が適度に張るように、息を緩やかにおし下げる。
②そこでしばらくのあいだ息をぐっと止める。
③それから息をゆっくりと一様にはく。
④そして少し休んだのち、急に一息でまた空気を吸う。

これは、「弓と禅」で有名なオイゲン・ヘリゲル氏の本の中の1節。
アップルの創始者であるスティーブ・ジョブ氏の愛読書としても有名です。
私も読みましたが、なんというか、凄いの一言です。

戦前1930年代のお話です。
禅の世界に引かれた、哲学者でもある、ドイツ人オイゲン・ヘリゲル氏は
東北帝国大学の哲学史の講師として招かれ、夫人とともに来日しました。
その際に、禅を体得したいがために、弓道を選びます。

その時の師範が阿波研三氏。
毎日の稽古を重ねてもオイゲン・ヘリゲル氏はあまり上手にできなかったようです。

あるとき師範は
「あなたにそれができないのは、呼吸が正しくないからです。」と告げました。

そのとき教えてくれたのが、上記の呼吸。丹田呼吸とも言われていますね。

師範は言います。
「この呼吸法によって、あなたは全ての精神的な力の根源(丹田)を
発見するのみならず、力を抜けばそれだけ、この源泉から力がより豊かに流れ出し、
より容易にあなたの四肢に注がれるようになるでしょう」

といい終わると、師範は最も力の強い弓を引いた状態で、
師範の筋肉を触るようにヘリゲル氏に指示しました。
氏が師範の腕を触ると、全く力がはいっていない柔らかな状態でした。

量子もつれ、量子活動が止まる

この呼吸法は氏が慣れるまでしばらくの時間を要したようです。
師範は息を吐くときできるだけゆっくりと
連続的に吐き出して次第に消えていくようにすることに非常に重点を置きました。

ゆうじさんは言われます。
息をぐっと止める時に、量子もつれ、量子活動が止まる。
それは意識を止めると止まる。

阿波研三さんの呼吸法も、アンドルー・ワイル氏の呼吸法も
息を止めますね。
量子もつれも止まります。

自分が自分である他の量子との関係性。自分がいて、周りの世界を創っていく
量子もつれの状態が遮断されるので、その時自分しかいなくなる。
その時にポータルが開く。

呼吸を意識していくと、次なるステージが待っている。
それは新しいステージ、新しい段階のような気がします。

阿波研三氏は言われます。
弓の弦を引っ張るのに全身の力を働かすのではなく、
両手だけにその仕事をまかせ、腕と肩の力はどこまでも力を抜いて、
まるで関わりの無いようにじっと見ているのだということを学ばねばなりません。

これができて初めて引き絞っていることが“精神的に”なるための条件の一つを
満たすことができるのです。

という深い教えを読むと、ただただ静かな気持ちになります。
できるできないは別として、それが真理であることが不思議とわかります。

オイゲン・ヘリゲル氏は呼吸法について、呼吸法は単なる技術的なコツではなく、
心を自由にし、新しい可能性を開いていくということに気づいたとあります。
新しいステージは楽しそうです。

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