幸福のバケツ理論
バケツ理論
バケツ理論と言うと、バケツ穴理論、漏れバケツ理論なども有名ですよね。
バケツ穴理論は、
企業が新たな顧客を獲得するだけでなく、
既存顧客を逃さずに長期的な関係を築くことの重要性を強調する概念のことを差します。
バケツの穴から漏れ出る顧客をどのように抑えるかなどマーケティングなどでも使われます。
バケツを地域と見立てる理論もあります。
地域からのお金の漏れが小さければ、地元のパン屋に支払われたお金が、
地元のアルバイト店員の給料になり、
そのお金が地元の文房具屋で買い物をする時に使われるというように
地域内の多くの人の手に渡り、暮らしを潤すことができます。
この効果は、みんなが地元でお金を使い続けることによって、何倍にもなり得ます。
バケツ理論は、穴から漏れ出るものをどう防ぐかを思考するときに
使われますね。
人が欲しがる4つの水
水素の会社の社員の方((大月さん)が以下の話を教えてくれましたが
「強みに基づく心理学の父」として大統領表彰を受けた、
アメリカの著名な心理学者
ドン・クリフトンが提唱する「バケツ理論」というものもあります。
彼の「バケツ理論」とは、書籍「心の中の幸福のバケツ」にもありますが
1.子どもから大人まで、人は誰でも、心の中にバケツを持っている
2.バケツに水を注いであげると、相手は幸せになる
3.すると、相手もこちらのバケツに水を注いでくれる
4.ともに幸せになり、信頼関係が築かれる
では、バケツに注ぐ「水」とは、いったい何なのか?
水を大きく分けると、4つになります。
認知:覚えてもらう
肯定:考えを認めてもらう
関心:興味をもってもらう
称賛:褒めてもらう
人は誰でも、この「4つの水」を欲しがっています。
だから、水を注いであげられる人は、誰からも好かれるし、
相手からも水を注いでもらえる、というのが「バケツ理論」なのです。
認知の水 肯定の水
「認知の水」を効率よく注ぐ秘訣は相手の名前を呼ぶことだそうです。
「亮子さん、おはよう」「そういえば登代美さん…」「さすが和子さん!」
このように、会話の中に「相手の名前」をときどき挟む。
アメリカの研究は、学生たちに「クッキーを買ってきてくれないか?」
と一人ずつ頼んでまわったときは、55%の学生しか買ってきてくれませんでした。
次に、「ちはるさん、クッキーを買ってくれないか?」
とその人の名前をつけて頼んだときは、
なんと90%の学生がクッキーを買ってきてくれたそうです。
これを「バケツ理論」でいうと、「認知の水」を注いだら、
相手はお返しに「関心の水」を注いでくれたになるそうです。
その結果、少しだけ信頼関係が深まったということですね。
つづいて、「肯定の水」を効率よく注ぐ秘訣は、共感だそうです。
中でもおすすめなのは「○○よね」という「○○わかる?」活用です。
「そうだよね」「美味いよね」
「行ってみたいよね」「困るよね」
「ひどいよね」「がんばってるよね」
人は、自分の気持ちを分かってもらえると、嬉しくなります。
また、共感されたときに、愛のホルモン『オキシトシン』が分泌されます。
オキシトシンは「癒し」と「安心」のホルモンであると同時に、
「目のまえの人を好きになる」という効果もあります。
なので、「わかる?」と「よね」をつかって、「肯定の水」を、どんどん注いでいきましょう。
質問と相槌
続いて、「関心の水」を効率よく注ぐ秘訣は、
「質問と相づちで、相手の話を盛り上げる」こと。
明石家さんまさんの話法が分かりやすいと、水素の会社の
スタッフさんは言われます。
「うんうん」(相づち)
「なんでや?」(質問)
「ホンマかいな!」(相づち)
「いつからや?」(質問)
「すごいなァ」(相づち)
「ほいでほいで?」(質問)
このように、質問と相づちで、相手の話を盛り上げることができますね。
人は「自分の話に興味をもってくれる人」を好きになります。
また、「自分のことを話しているとき」は、
『美味しいものを食べているとき』や、
『お金をもらったとき』と同じくらい、脳は快感を感じているそうです。
凄い!だから、「この人ともっと話したい!
また会いたい」となるのですね。
バケツ理論は幸せをもたらす理論です。
是非実践していきたいですね。
私がお伝えする、ヒーリングや健康情報を詳しくお知りになりたい方はこちらまでお問合せお願いします。