何度も手術となる体の不思議|病気のサインが教えてくれた心と体のつながり

わたし渡邉登代美は25年前に4度の手術後、半分寝たきりになった時に栄養不足と毒の溜まりすぎが病気の原因だったことを知りました。
その後元気になり、健康アドバイザーとして24年、たくさんの人に関わっていく中で、健康に良いツールのサプリメント、抜けない水素水、波動療法、
運動療法、心理学療法、ヒーリングに出会いながら、時にはアメリカまで行って勉強しました。
そして健康は一つの角度からだけでなく、様々な角度からのアプローチが必要と気づきました。
真の健康は心の健康、体の健康、魂の健康が揃ってこそだと思い、その大切さ、そのことを伝えるべくブログを書いています。
ですのでわたしのブログは心の健康、体の健康、魂の健康をテーマに書いています。
体が発するサイン──見逃していた“助けて”の声
無理を重ねた体は、ある日そっと、あなたの代わりに涙を流す
「体の不思議」は、私たちが気づかないうちに現れる“病気のサイン”です。
冷えやストレス、乱れた生活リズム──それらはすべて「もう頑張りすぎないで」と
体が訴えているメッセージなのかもしれません。
若い頃の私は、体の声などまったく聞こうともせず、
ただ「やるしかない」と自分を追い込んでいました。
父が亡くなり、自分で大学に行く!と、大学時代、親元を離れ、
新聞配達の住み込みアルバイトをしていた4年間。
朝3時に起きて真っ暗な道を走り、雨の日も雪の日も、
びしょ濡れになりながら新聞を配り続けていました。
冷えきった体を温める暇もなく、食事もおざなりで、疲労と睡眠不足の中をただ突き進む日々。
いま思えば、「冷え 女性」の代表のような生活をしていたのです。
それでも若さにまかせて無理を続けるうちに、いつの間にか体は限界に近づいていました。
新聞配達の合間に食べた菓子パンやチョコレートが唯一の楽しみ。
「ここを配り終えたらあのパン屋でドカ食いしよう」
──そんな小さなご褒美だけを心の支えにしていたのです。
けれど、甘いものばかりの偏った食生活は、
やがて「ストレス 食べ過ぎ」となり、心のバランスも崩していきました。
体重は10キロ増え、無理なダイエットを繰り返してはリバウンド。
そのたびに、ホルモンバランスも崩れて、
生理の周期が乱れ、肌荒れやだるさにも悩まされるようになりました。
それでも私は、「大丈夫」と言い聞かせて頑張り続けてしまいました。
「若いから」「寝れば治る」と、無理を当然のように受け入れていたのです。
でも、体はちゃんと覚えているのですね。
冷え、ストレス、食生活の乱れ──それらはすべて、
「体の不思議」として、やがて“病気のサイン”として姿を現すことになります。
20代の私は、結果として3度の手術を受けました。
30代も入れれば4回の手術をしました。
虫垂炎、痔、そして卵巣腫瘍。
20代当時は「なんで3度も手術を・・・」と思っていましたが、
いま振り返ると、それは“体が必死に私を止めようとしてくれた”証だったのです。
もしあの頃の私に言葉をかけられるなら、
「もっと自分をいたわって」「体を責めないで」と伝えたい。
無理をして頑張り続けた分、体はそのツケを静かに引き受けてくれていたのです。
病気は敵ではなく、あなたを守るためのサインです。
体が出す小さな不調、違和感、痛み──それらは“助けて”というSOS。
それに気づけるかどうかが、その後の人生を大きく変えていくのだと、今は心から思います。

虫垂炎の意味──「逃げたい気持ち」を体が引き受けた
抑えこんだ感情は、体の奥で小さな火種になっていく。
「体と心の関係」は思っている以上に深く、虫垂炎のような“突然の痛み”も、
潜在意識が作り出す“病気のサイン”であることがあります。
手術の意味を探ることで、自分の内側に押し込めていた感情の正体が、静かに姿を現すのです。
社会人になって間もない頃、私はある中堅企業で社長秘書をしていました。
心配性の私は、いつも人の顔色を伺い、失敗を恐れ、
「迷惑をかけないように」と自分を律していました。
けれど心の奥では、ずっと“逃げたい”という思いを抱えていたのです。
忙しさと緊張の毎日の中、体が重く、体のどこかが張りつめているような感覚。
それでも私は、無理に笑顔を装って働き続けていました。
そんなある日、急にお腹の右下に鋭い痛みが走りました。
病院に行くと「虫垂炎」と診断され、そのまま緊急手術に。
そのとき初めて、私は無理をしていた自分の心に気づいたのです。
「これで少し休める」──入院のベッドの上で、ふとそんな安堵の感情がよぎりました。
体が「もう限界だよ」と代わりに声をあげてくれたのだと思います。
虫垂炎は、医学的には“炎症”ですが、心の側面から見れば、
“我慢し続けた感情が爆発したサイン”とも言えるのかもしれません。
ストレスやプレッシャーを抱え込む人ほど、
「ちゃんとしなければ」「頼られているから頑張らなくては」と自分を縛りつけます。
私もそうでした。
何かを失うことが怖くて、人に弱みを見せることができず、
「自分の気持ちはいつも後回し」にしてきたのです。
この「我慢体質」こそが、思い込みの温床です。
私はずっと「我慢するのが立派なこと」「辛抱すれば報われる」と信じていました。
でもそれは、父に何も言えず、母を助けられなかった少女時代の記憶がつくった信念でした。
あのときの“無力な私”を守るために作られた思考のパターンが、
大人になっても潜在意識の中に残り続けていたのです。
そして体は、その思い込みに忠実です。
“本当の気持ち”を押し込めると、体の奥で静かに炎がくすぶり始めます。
虫垂炎の痛みは、まるで「もう我慢はやめて」と言わんばかりの強烈なメッセージでした。
あのとき私は、手術という形で初めて“心のデトックス”をしたのかもしれません。
それから年月を経て、私は少し学びました。
病気の意味を恐れるのではなく、そこに「気づき」を見つけることが大切だということを。
体が不調を起こすとき、それはあなたを守るためのブレーキです。
頑張りすぎた心を、体が代わりに休ませてくれているのです。
「手術の意味」は、“体があなたを助けるための行動”でもあります。
心の奥で押し込めていた感情を、体が表に出してくれている──
そう考えると、少しだけ優しい気持ちで自分の体と向き合えるようになります。

卵巣腫瘍の前兆──“女性ホルモン”がくれた気づき
女性の体は、ホルモンという言葉で、心の揺れを語りかけてくる。
「卵巣腫瘍」や「女性ホルモン バランス」の乱れは、
冷えやストレス、無理な生活習慣など“心と体の不調和”から生まれることがあります。
女性の体はとても繊細で、バランスを崩すとすぐにSOSを出してくれるのです。
体からのメッセージを少しは学んだ私でしたが、
ある日を境に、今度は突然、腰のあたりに鈍い痛みを感じるようになりました。
それも決まって、朝起きてから3時間後。
通勤して、ちょうど仕事が始まったころに痛みがやってくるのです。
最初は「ただの腰痛だろう」と思い、市販の湿布や整体にも通いましたが、
どこに行っても原因がわからない。
それでも痛みは続き、泣きながら応接室のソファに横たわり、
痛みが引くのをただ待つ──そんな毎日を半年ほど続けていました。
ところが、午後になると嘘のように痛みが消えるのです。
午前中は激痛に耐え、午後はケロッとして仕事をこなす。
その不思議なリズムこそ、「体の不思議」そのものでした。
さまざまな検査を受けた結果、婦人科で小さな卵巣腫瘍が見つかりました。
医師は「このまま大きくなったら手術が必要です」と言いました。
けれど私は、そのときまだ実感がなく、
「自分がそんな大きな病気になるなんて」と信じられませんでした。
半年後、その腫瘍は見事に大きくなり、手術することになったのです。
──今思えば、あの腰痛は
「女性ホルモン バランス」の乱れが出していたサインだったのかもしれません。
ただ起きてから決まって3時間後というのは体を動かし始めてからの痛みなので
筋肉の何かだったのかもしれませんが。
ストレスや睡眠不足、そして慢性的な冷え。
新聞配達時代から続いていた冷えの影響は、私の体の芯まで染みついていたのでしょう。
さらに、私は「女性らしさ」や「母性」といった感情を、どこかで遠ざけていました。
それは、父の母に対する高圧的な関係を間近で感じていた
“女性であることへの戸惑い”が根底にあったのかもしれません。
女性ホルモンは、単に生理や更年期に関わるだけでなく、
「心のあり方」によっても大きく左右されます。
怒りや不安、悲しみといった感情を溜め込みすぎると、
自律神経のバランスが崩れ、ホルモンの分泌にも影響します。
つまり「体の不思議」とは、感情の波をそのまま映す鏡なのです。
手術を終えた後、腰痛はぴたりと消えました。
医師は「腫瘍のせいだったのですね」と言いましたが、
私はそれだけではないような気がしていました。
半年間、体の痛みを通して、私は“自分を見つめ直す時間”をもらっていたのだと思うのです。
病気のサインは、単なる不調ではありません。
それは、これまでの生き方を見つめ直すチャンスです。
女性ホルモンがくれたその“痛みのメッセージ”を通して、
私はようやく、自分の体を「敵」ではなく「味方」として感じられるようになりました。
「冷え 女性」「ホルモンの乱れ」「体の不思議」──
これらはすべて、心が自分に向き合うよう導いてくれる合図。
女性であることを受け入れ、自分を大切にするほどに、
体はやさしく、穏やかに応えてくれるようになるのです。

繰り返す手術からの学び──「思い込み」を手放すとき
体は、あなたが“まだ気づいていないこと”を、何度でも教えてくれる。
「手術の意味」や「思い込み 病気」という言葉の裏には、体からのメッセージが隠れています。
何度も同じ場所を手術することは、偶然ではなく、体と心の関係が教えてくれる“深い気づき”なのです。
卵巣腫瘍の手術を終え、「これでもう安心」と思ったのも束の間。
数年後、再び検査で「また腫瘍が見つかりました」と告げられました。
その瞬間、胸の奥がズシンと重くなったのを今でも覚えています。
「どうしてまた?」「もう手術なんて嫌」──そう心でつぶやきながらも、
どこかで“やっぱり”という感覚があったのです。
それは、体のどこかに「まだ癒えていない何か」があることを、うすうす感じていたから。
心の奥では、まだ過去の痛みや罪悪感、焦りを抱えていたのだと思います。
“治った”と思い込むことで、本当の意味で自分を癒すことを先送りにしていたのです。
病気は、不思議と「思考のパターン」を映します。
無理をする人は、また無理をして体を壊す。
我慢する人は、再び我慢して同じところに痛みを生む。
これはまるで、人生という舞台で、心の学びを繰り返しているかのようです。
今回の私は、医療ではなく、「自然療法」と、「意識の癒し」に目を向けるようになりました。
それは2度目の卵巣腫瘍後があまりに辛かったからです。
前回の手術は不謹慎ながら、痛みはあるものの、割合と元気で、
会社の上司や同僚、友人が毎日のようにお見舞いに来てくれて楽しささえ感じてしまいました。
ですが今回は子ども二人産んでいて、5歳と3歳の子供を抱えながら、年齢も重ねていました。
更には前回手術で残せた、左卵巣が癒着してしまっていて、今回は切除してとったと言われました。
その上、病院で出された中容量ピルはわたしの体に合わなかったです。
なにせその数十年後、その薬は使わないようになっているのです。
それらのせいで、ホルモンバランスが一段とおかしくなってしまったのかもしれません。
だるくてだるくてしかたない。
世界がぐるんぐるんとまわっているような激しい眩暈が何度も襲ってくる。
両肩が上がらない。
手が開かない。開いたら握れない。
微熱もしょっちゅうでる。
術後退院しても微熱以外は続き、寝てばかりいました。
半分寝たきりのわたしを心配して、5歳の長女はご飯迄炊いてくれたこともあるくらいでした。
ガチガチのご飯でしたが、その姿には涙が出ました。
ですから今回こそ!の思いで、わたしはやっと、真剣に心の底から
自分の体と向き合わざるを得なかったです。
その時大きな力になったのが、アメリカの友人が送ってくれた初めてのサプリメント。
そのサプリメントとその後取り組んだ解毒サプリメントで
わたしは元気を取り戻していくのです。
すごいパワーでした。
あーわたしは本物のちゃんとした栄養が不足していたんだ。。
あーわたしは毒がたくさん溜まっていたのだとはっきりと体でわかりました。
お菓子ばかり食べていた栄養不足のわたしは単に栄養をきちんと摂ることの
大切さに気付かされたのです。
そして心も、意識もとても重要です。
瞑想をして呼吸を整えること。
自然の中で心を解放すること。
誰かに弱さを見せること。
それらをやることで、「体からのメッセージ」に耳を傾ける練習をしました。
そして気づけば、
◎“体に対して申し訳ない”という気持ちから、“体にありがとう”という思いへと変わっていきました。
体は、私を苦しめるために病気を起こしていたのではなく、
「もっと自分を大切にして」と教えるために、わざわざ痛みを見せてくれていたのだと思います。
手術という経験は、確かに怖いものです。
でも、その体験を通してしか得られない“深い気づき”があります。
それは、自分の内側にある「思い込み」を手放し、
「治す」から「癒す」更には「自分で健康をつくる」へと生き方を変えるチャンスなのです。
体と心は、いつもひとつ。
どんな不調にも、必ず意味があります。
それを受け入れることができたとき、
体の痛みも、人生の痛みも、やがてやさしさへと変わっていくのだと思います。
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