犬も覚悟する

私が子供の頃、家にはワンコがずっといた。
私が赤ちゃんの時はスピッツのポンコ。
その後は雑種の耳の長いミンミイ。
次は雑種の毛足の短い白いポンコ。

最後は、マルチーズのポンコと柴犬のジロウを同時に飼っていた。
小学生の頃は、散歩によく私が行っていた。
雨でも傘さして行っていた。
でも中学生になると、部活を理由に行かなくなり。。

柴犬とマルチーズは可愛がっているつもりだったが
いつしか小学生の時ほどかまってあげなくて。。。

柴犬ジロウは部活から帰宅する私の姿を見て、とても喜んで
木を加えて、縁側を上ったり下りたりの仕草をしてくれる。
賢く可愛いワンコだった。

柴犬は亡くなる直前まで、病で重い身体を引きずりながら
頑張ってお帰りをしてくれたいた。

でも時折、私は挨拶を忘れてしまうことがあり。。
今でも、その時のことを思いだしては、心が痛む。

ジロウはいい子だったなあ。挨拶しない時があってごめんなさい。

大人になり、結婚してから、夫の会社が大変なことになって
福島県から戻り、千葉の夫の実家に入った時に出会ったのがシーズー。

このワンコはその後17年間生きてくれるのだが、
久々のペットちゃんだった。

夫の妹が連れてきてくれたシーズーは生後3ヶ月。
小さくてフワフワだった。
滅茶苦茶、かわいかった。

ブリーダーをしていた義妹の一家が、数匹面倒見ていて、そのうちの
一匹を、義母の運動の為に連れてきました。
カイという名前だった。

はじめて我が家に来た時に、みんなで可愛い！と触ったりして
１時間後、義妹が、「じゃあ帰るね」とそのシーズーのカイを
さりげなく置いて玄関に向かった。
義父母も夫も娘たちも、義妹一家を見送るために玄関へ。

その時、私は見たのだ。

あー、このワンコ、今日までの飼い主だと思っている
義妹一家を追いかけるのではないかな。。

と、思っていた私が目にしたのは

コテン

といきなりひっくり返って、お腹をみせたのだ。
そのままずっとお腹を見せているのだ。

赤ちゃん犬のシーズーのカイは、
元の飼い主を追いかけることなく

これからの飼い主への服従心をいきなり見せたのだ！

みな、玄関に行ってしまったので、それを目にしたのは
私だけ。

あまりの変わり身の早さと服従心に
私は驚き、たいそう、感激したのでした。

生きるってこうだよなあ～
赤ちゃん犬でも知っているんだあ。

きっと、カイは、我が家に来るまでに
義妹一家に、我が家のワンコになるんだよと
言い聞かせられていたに違いない。

ワンコはそれほどに賢い。
そういうことがわかるんだね。

今飼っているワンコは、保護犬のエル。
何歳かわからないし、おそらくボーダーコリーでは
ないかと思われるが、エルも賢い。

飼い主の気持ちを察知する。

動物もこんな風に、相手の気持ちを察知したり
自分の生きる道を覚悟できたりするのだから

人間もできるはずだなあとつくづく思う私です。

ちなみに我が家のニャンコも保護猫ちゃん。

我が家では、抜けない水素のナノバブル水素水があるので
ワンコもニャンコも、置いておけば、いつでも飲めるし、
時折、サプリメントをあげたりしています。
ヒーリングもやったり、パッチもあるので、動物の健康にも
心強いです。動物の健康も大事ですからね。
ジロウへの思いもあり、大切にしてあげたいと思います。

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