生きることで生まれ、死に直結する活性酸素

活性酸素、水素水
デトックス

活性酸素とは

活性酸素が良くないと言われてから久しいです。
でもまだ活性酸素のことをよくわからない方も多いですね。
先日「アンチエイジングに良い食べ物」を書いたブログで、糖化のことを書きましたので、今日は活性酸素のことを書いてみます。

体を錆びつかせると言われる「活性酸素」はどのように良くないのでしょうか?

酸素が活きると書くと、体に良い気がするって人もまだまだいます。

活性酸素が有害なのは、酸化力が強すぎて、細胞の中をその強い酸化力で傷つけてしまうからです。
悪玉の活性酸素は病気や老化の原因となると言われています。

私達が呼吸して、体に入った酸素の大部分はエネルギー代謝に使われ、水や二酸化炭素に変わります。
数パーセントの酸素はエネルギーにならず残ります。

その中のごく一部が使われないまま中途半端に加工され、強力な酸化力を持った「不安定な構造の酸素」になってしまいます。

この酸素こそが、私達の体をさびつかせる「活性酸素」と呼ばれる物質です。

私達は呼吸をしないとすぐ死んでしまいますね。
これは生きるために必要不可欠なエネルギーを細胞の中のミトコンドリアで作るために、酸素が必要だからです。

活性酸素、呼吸

活性酸素の中で怖いのはヒドロキシラジカル

活性酸素は、1956年、米国のD・ハーマン教授によって発見されました。
教授は人間の体内で発生するフリーラジカルによって体の老化が早まり、死に至るという「フリーラジカル理論」を世界で初めて提唱しました。

これが活性酸素です。

ハーマン教授は太陽光線を常に浴びている漁師が短命であることに関心をもって研究を進めました。
そして漁師の体にフリーラジカルが大量に発生していることがわかり、それが死の原因になっていることを突き止めました。

フリーラジカル=活性酸素は、非常に激しい性質を持っています。

でも活性酸素にも種類がいろいろあって、一般には4種類あると言われています。

スーパーオキサイドアニオンラジカル(O₂⁻)、過酸化水素(H₂O₂)、一重項酸素(¹O₂)、ヒドロキシラジカル(・OH)です。

この中で、スーパーオキサイドアニオンラジカル(O₂⁻)、過酸化水素(H₂O₂)、一重項酸素(¹O₂)は生体内に消去してくれる酵素が存在します。
あるいは生体分子と反応して破壊されたりします。

ただ一つ、ヒドロキシラジカル(・OH)が体内に除去する酵素がないので非常に危険な活性酸素と言われています。

別名、悪玉活性酸素ともいわれ、非常に酸化力が高く、老化や病気の原因ではないかと言われているのです。
ヒドロキシラジカルは、細胞膜を破壊し、たんぱく質やDNAを酸化させます。

活性酸素、日焼け

活性酸素をうむ原因

活性酸素は生きるために生まれ、全部が悪いわけでもないのです。

実は活性酸素は体内でなくてはならない働きもしています。

活性酸素は、細胞を酸化=老化させますが、異常に発生せずに適度であれば、身体は交感神経が活発に働き、リンパ球が増えすぎないようにしてくれます。
また新陳代謝も活発にしてくれます。
体内に入った菌なども無毒化してくれます。

どうして活性酸素が過剰になるのか?

その原因はストレス、電磁波、放射能、暴飲暴食、喫煙&飲酒、睡眠不足、紫外線、排気ガス、ケミカル(添加物)等に、身体が反応して大量に産み出され続けるからです。

ちなみにこの中では、偏った食べ物を食べすぎたり、添加物の多い食品の食べ過ぎなどによる、腸内異常発酵が一番、活性酸素を生むとも言われています。

また癌や放射能、電磁波が怖いのは、癌や放射能、電磁波を受けると、体の中で活性酸素が大量に作られ、細胞を傷つけるからです。

化学式上、悪玉の活性酸素を見つけると、水素原子はピュッと合体して水になるので、活性酸素に対して有効で安全と言われています。

38億年前に獲得した水素によって人類は活性酸素に対抗する

活性酸素を大量に消去できるのは水素なのです。
しかも水素原子であって、水素分子ではありません。
これは化学式を見れば明らかです。

生物は進化の歴史の過程でエネルギー代謝に酸素を選ぶことによって、結果、老化は始まりました。
ミトコンドリアがエネルギーを作る工場だとしたら、活性酸素はエネルギーを作る際に出てしまう有害な排水、排煙のようなものです。

下記はアムステルダム大学のR.P.Happe博士の論文を、林秀光先生が報告されたものの紹介です。

「水素分解酵素というものがあります。
これは水素分子を可逆的に分解して水素原子をつくることができる酵素のことです。
バクテリアの一種であるDesulfovibrio gigasの持っている<Ni(ニッケル)とFe(鉄)水素分解酵素)は38億年前のものであり、原始の生命体は、適度の温度およびphの下で、水素分を効率的に水素原子にしていたことがわかる」と述べています。

人類は38億年前に、強烈な紫外線のもと発生する活性酸素に、対抗するものとして、水素原子を獲得していたと言えます。
ですので、赤ちゃんのゲップの4分の1は水素だったりします。
腸の中でも人間は水素を作って活性酸素を消すために頑張っています。

でも現代は活性酸素がたくさん作られる環境にいるので、外からの補強は必要だと私は思います。

ちなみに水素分子でも、水素分子のHとHを体内で水素原子Hに変える酵素があれば活性酸素を消します。
しかしその酵素は、30代を過ぎたあたりから、年齢と共にどんどん減ります。

そのため、初めから水素原子の水素水であれば、大量の活性酸素を消すのにとても良いのです。
私お勧めの水素水はそういった点を全て網羅している、とても良いお水です。

栄養補強のサプリメントの吸収力もアップするので、私はサプリメントを飲むときも私お勧めの水素水で飲んでいます。

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