春ストレス対策で5月病にも備える!

人間関係

今から備えたい5月病

新社会人は社会人としてのスタートを切り3週間経ちました。
今年は「SNSを活用したパシュート型」と新社会人のことを呼んでいるようです。
売り手市場が続いているため、余裕や自己主張もあり、SNSで同業種を目指す仲間をすぐ作り、情報を交換し合って就職活動を潜り抜けてきたようです。

とはいえ、それまで学生生活を続けていた人たちが、通勤しながら自分の働きによってお金を頂くという180度ガラリと変わる生活になじんでいくまでには、ストレスなども抱えることでしょうね。
それこそ会社や仲間に支えられて潜り抜けて欲しいところです。

また学生たちも然り、新学期を迎え、新しいお友達とどうやって仲良くしていくか、勉強のこと、将来のこと、想像するだけでストレスに感じる人もいるでしょう。
5月のゴールデンウイーク明けは毎年5月病なんていうのも出てきますね。

今のうちにやっておくことがあれば、5月ゴールデンウイーク明けに会社に行けなくなる、学校に行けなくなる、朝起きたら死にたいなんていうのも避けられるかもしれません。

ストレスは必要!

ストレスという言葉は定義があいまいで、広い意味を伴います。

ストレスという用語は、物理学の分野で使われていたもので、物体の外側からかけられた圧力によって歪みが生じた状態を言います。
ストレスを風船だとすると、風船を指で押さえる力をストレッサーと言い、ストレッサーによって風船が歪んだ状態をストレス反応と言います。

脳でいえば、ニューロンの活動を引き起こすものは何でもストレスになる。
でも人間が成長していく中で、覚えていかなければならないことは多々あります。
例えば車にぶつからないように、横断歩道では青信号になるのを待って、飛び出さないようにしなくてはならい。時には早く行かなくてはならないときなどはイライラして、青信号になるまではストレスに感じる。そんな感情も全てストレスです。

ですが車に引かれては元も子もないので、ストレスは悪者のようになっていますが、ストレスは安全を確保したり、みんなが過ごしやすいようにするために社会のルールを守ったり、自分が成長するためには必要なものでもありますね。

ストレスを理解する

ではなぜストレスは辛くなるかというと、その程度が問題なのだと思います。

失業するかもしれないというストレスと、弁護士になるために勉強を続けるストレスと、信号を守らなければならないというストレスは大きく違います。
ある動作は、ニューロンの活動を促し、ニューロンは感情を送りあいます。

脳としてみれば、この一連の動きは、失業するかもしれない不安と、弁護士になるための前向きなプレッシャーと、信号を守るためイライラした感情は同じものととらえます。

その程度をどのように対処するかが、ストレスへの対策ではないかと私は思います。

今からのストレス対策、準備!

ストレスに備えるのには、私は免疫力をつけることだと思います。
要は外からの圧がかかった時に、耐えうる体、耐えうる脳の思考、感情が大事だと思います。
環境が変わる要因にどのように体力をつけておくかが重要だと思うのです。

きちんとした栄養補強をしたり、春は毒出しの季節なので毒出しもしておく、良い水をたくさん飲み、運動も大事です。
体を動かしておくことはかなり重要です。
そして不規則な生活をしないように心掛け、睡眠もしっかりとる。
これを守っておくことでストレスに少しでも立ち向かえます。

しかし、もしストレスを受けてしまった時は、立ち直れないときは、無理に前向き!と思っても逆効果の場合もあります。
その時はその不安の苦しい海にどっぷりとつかるようにするのも意外と早めに立ち直れたりします。
失恋した時に失恋の曲をたくさん聞いて、涙を流せるとそれがすごくいいのと同じように。

また不安は自分で制御できない過去や未来の状況に対する恐怖から起きます。
失業への恐れなどは、浮かぶたびにキャンセルキャンセル!と唱えたり、今に集中していると、外的状況は変わらないのになぜか大丈夫になってきたりするという話もよく聞きます。

そして普段から小さなイライラはこまめに水に流しましょう。毎日毎日リセットして眠る工夫として、「今日1日ありがとう」と言葉に出して寝るなど、言葉一つでいい気持ちになれるのでお勧めです。

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