夢追うのに早い遅いはない。追うかどうか!

女性の自立

夢は追うかどうか

タイトルの言葉は千葉県出身の天文学者であり、測量家でもある
伊能忠敬さんの言葉。

伊能忠敬さんと言えば、日本の隅から隅まで歩いて、測量し、
日本地図を作った凄い功績のある人と歴史で習いました。

でもその生き様もかなり凄いです。

夢を追うのに早いも遅いもない。追うかどうかだ。
人間は夢を持ち前へ歩き続ける限り、余生はいらない。

と言う名言を残されています。

余生は要らないとの言葉、じんときます。
前へ前へと前進しながら歩き続けたのだと想像します。

また伊能忠敬さんは「スーパーボランティア」とか
「中高年の希望の星」とかたくさんの異名があります。
知れば知るほど、凄い方なんだなあと思います。

夢のために名誉も地位も捨てて動く

伊能忠敬さんと言えば、立川志輔さんの創作落語で映画化もされましたよね。

伊能忠敬さんの若い頃は、測量士や天文学者ではなく、優秀な商人だったそうです。
飢饉の時には村人に食べ物を配り、人と村を何度も救い、
商人でありながら刀を持つことを許されるほどの功績を残していたと言うから驚きです。
スーパーボランティアと呼ばれる所以でもあります。

そんな彼が商人を引退する時、現在で言うところの、60億円の資産があり、
悠々自適に余生を過ごすこともできたのですが、
築き上げたものや、生まれ育った場所を捨て、
夢である宇宙や星について天文学を学びに江戸に行きました。

気概のある方です。

違う人生へと動いたのは50歳から

その時の彼は50歳、社会的地位も高かったのに、
19歳も年下の人に教えを請うことに躊躇なく頭を下げました。
50歳から、ガラリと違う人生への方向転換できる姿勢にも感動します。

そこから誰よりも熱心に学び、ある時、地球の大きさについて知りたいと思うようになりました。
地球の大きさを知るには遠くに行かなければ測れない。

しかし幕府や藩の許可なく日本を行き来することができなかったため、
正確な地図を作るという名目で幕府から許可をもらい55歳で旅に出ました。

はじめは地図を作るのが目的ではなかったのですね。

しかし、そこからなんと17年の歳月をかけ日本を回り、
地図を作ることに尽力を尽くされます。

残念なことに、完成間近で亡くなってしまいましたが、
弟子がそれを受け継ぎ地図は完成しました。

完成した地図はあまりの精密さに、
日本は古い文化を持つ遅れた国と評価されていたのが
すごい技術を持つ国だと海外から再評価を受けたそうです。

その後地図は百年以上使われました。

ちなみに伊能忠敬の、本来の目的であった地球一周の距離ですが、
出した答えは3万9,900キロ
誤差は僅か千分の一という驚異的な結果でした。

夢を追うかどうかを決める!

地位も捨て、楽隠居できる御身分も捨て、
好奇心いっぱいにやりたい事に邁進していく姿は素晴らしいですね。

夢を追うかどうか。
今の時代、大事な言葉の一つかなと思います。

そして、夢を追うかどうかの先の言葉はきっと

夢を追うかどうかを決める!ことがくるのだと思います。
覚悟するという意味で。

夢を追う先は苦難の連続かもしれません。

素敵な人は変わっていける人。
素敵でない人はとまっている人。
と何かで聞いたことがあります。

伊能忠孝さんも、常に前進前進で成し遂げていったのでしょうね。

私も好奇心をもち、夢を追い続ける自分になりたいと思います。

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