30代で更年期を経験

更年期、めまい、
更年期

更年期障害は卵巣の働きが関係

更年期障害とは、卵巣の働きが鈍くなることで起きてくる様々な障害です。
手足の冷え、めまい、ほてり、生理不順などが主な症状としてあらわれます。
更年期障害は一般的には、閉経を迎える50代前後から始まることが多いです。

ですが最近は、20代~30代という、閉経でもないような若い女性に「若年性更年期」と言われる症状の方が増えています。
若年性更年期障害の症状も、手足の冷え、めまい、頭痛などと、更年期障害と似たような症状があらわれます。

更年期、ホルモンバランス

更年期障害の原因は?

卵巣で分泌される「エストロゲン」という女性ホルモンがあります。
50代前後になると、閉経に伴って、女性ホルモン「エストロゲン」が減少します。
これが更年期障害を起こす原因ではないかと言われています。

若年性更年期障害は、主にストレスなどによって自律神経が影響を受け発症すると言われています。
それはホルモンバランスが崩れたためと言われています。

それほどにまでホルモンは大きな影響を与えるということですよね。
ホルモンは体の健康維持のためいろいろな機能を調節しています。

個体の生命と活動性の維持、成長と成熟および生殖機能の役割など担っています。
ホルモンはかなり重要な役割をしているのですよね。

30代で更年期

私が、若年性の更年期症状ではないかと言えるものを発症したのは、37歳の時。
卵巣腫瘍の術後のことでした。

生理も止まり、卵巣の異常からだとも思うのですが、ほてり、のぼせ、激しいめまい、鬱、手足のしびれ、手がにぎれない、肩が上がらないなど、更年期症状が出て、悩まされました。

自分で服も着替えられず、見渡す世界がぐるんぐるんと大きく回っていたのは今でも忘れられません。
部屋もぐるんぐるんと、割合と速い回転でまわっているのです。
激しいめまいに、立っていることもできなかったです。

病院では、そのことに関して、ホルモンを補充したり、いろいろ治療しましたが、治らないばかりか、その薬や注射のせいなのか、ひどいむくみも出てきたり、ますます症状はひどくなるばかりでした。
また中容量ピルも、子宮内膜症の治療のため、同時に服用させれていました。

子供、元気が出る

5歳の長女がご飯を炊いてくれた

生理も全く来ないし、体はおかしいままだし、めちゃくちゃだるい日々でした。
事務の仕事だけは休むことができず、仕事をしたら寝る生活でした。
子供たちのご飯もまともに作れず、夫と双方の親に助けられて、生活していました。

そんなある日のこと、保育園に通う5歳の長女が、私を助けようと、ご飯を炊いてくれたのです。
その日も私はいつものようにだるくて布団をかぶって寝ていたのです。

が、キッチンのほうから「ママ~ご飯炊けたよ~」と長女の呼ぶ声がしました。
私はびっくりして、ガバッと布団から飛び起きました。

キッチンを見ると、そこには自分でひらひらのスカートをはいて、椅子の上に立って、炊飯器のジャーをあけている5歳の娘の姿がありました。
私は危ないと思い、駆け寄りました。
娘は嬉しそうに「ママ、ご飯炊いたよ~」とニコニコしていました。

教えたことがなかったので、見よう見まねでお米はお水で洗っていました。
でも最後にお水を入れないで、炊いたようでした。

ガチガチのご飯でしたが、にっこり笑って「ご飯たけたよ」というその言葉、その気持ちが嬉しくて、私は、熱いものがこみ上げてきました。

5歳でも、母の為に、何とかしなくちゃと、人の役に立とうとする娘の姿に打たれました。
その時私の中でもやっと、カチッとスイッチが入ったのです。

私は子供たちの為にも、自分の為にも、何とか元気にならなくてはいけない!と思いました。

そして私はあるものを試すのです。続きは次回書きます!

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